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体と肌の駆け込みレスキュー①/ポイントは”免疫力”と”プラセンタ”

今回、64名の素敵女医(※)に伺ったのは、

体に不調を感じたときや、緊急に美容の悩みを解決したいときの対処法。

医師ならではの「自分で治す」テクと「その道のプロの手にゆだねる」部分を、皆さん上手に使い分けていました。

 

 

 

アンケートで判明! ポイントは"免疫力"と"プラセンタ"

 

 

1位

免疫力アップのために実践していることがある 

98%

 

「1日で卵を1個、R-1ヨーグルト、300gの野菜と果物を食べる、空気清浄機と加湿器を一年中つけておく、太陽に1日20分当たる。これらは欠かさず続けています」(杉本由佳先生・57歳・中目黒眼科)

「プラセンタ注射のほか、腸内環境を整えるため発酵食品や食物繊維をとり、酵素をとるため新鮮な果物と野菜を食べます。特に疲れたときは、補中益気湯を」(土屋眞弓先生・53歳・土屋産婦人科)

 

2位
肌あれ改善のテクがある
95%

 

「肌トラブルはめったにないですが、ごくまれに使用した化粧品が肌に合わず、かゆみが現れることがあります。そんなときは炎症を抑えるためにステロイド外用剤を1~2日つけ、そのあと保湿剤をたっぷりつけると2~3日後には完治します。吹き出物がたくさん出た場合は、抗生物質を2~3日内服。少ない場合は液体窒素で軽く圧排すると、翌日には一皮むけて平らになっています」(赤須玲子先生・56歳・赤須医院)

 

 

3位

疲労やコリ、痛みの駆け込みプレイスを持っている 

79%

 

「当院のメディカルエステ『プリムローズ』で、顔とデコルテに週1回、高周波温熱機器のインディバと、美容成分のエレクトロポーション導入を受けています。インディバは、肩コリや冷え、筋肉痛、体の疲れなどにも有効。血行がよくなり代謝も上がるので、すぐに楽になります。胃腸の調子が悪いときも、インディバで腹部をマッサージしながら温めます」(岩城佳津美先生・47歳・いわきクリニック形成外科・皮フ科)

 

 

4位

顔や体の引き締めテクがある 

77%

 

「私の場合、気になるのは脚。パーティなどの予定がある場合、前日からメディキュットを着用してふくらはぎを引き締めるようにしています。太ももに関しては、1週間くらい前からジムで自転車こぎ+内転筋を鍛えるトレーニングを。顔は皮膚科でボトックス注射を年に2回。施術の前後では別人になっています」(船曳美也子先生・55歳・オーク梅田レディースクリニック、オーク住吉産婦人科)

 

 

5位

体調のメンテナンスに通っている 

72%

 

「2週間ごとにストレッチやリンパドレナージュなど、パーソナルコンディショニングのトレーナーからレッスンを受けています。自分で行っている運動としては、水泳2500~3000mを週4日、ランニング5~10㎞を週3回など競技志向で練習。そのため意識的に、エステサロンでのリフレクソロジーやアロママッサージなど、癒しの時間もつくるようにしています」(稲葉貴子先生・53歳・林医院)

 

 

駆け込みテク 総合1位

プラセンタ

素敵女医 駆け込みテク プラセンタ

免疫力、肌、疲れの対策にも上がったプラセンタ。注射は、ラエンネックとメルスモンの2種類があります。

基本的に前者は肝機能障害に、後者は更年期障害と乳分泌不全に適用するとされていますが、実際、美肌や免疫力アップなどの効果があるといわれています。

 

 

 

生活の一部になっているプラセンタ、大注目の水素

 

「免疫力アップのために実践していることがある」はなんと98%! なかでも、健康維持といざというときの定番として、最も多くの素敵女医が挙げたのはプラセンタ。定期的に注射を打つほか、サプリメントやドリンクとして飲んだり、プラセンタ入りコスメを愛用するなど、浸透度は秀でていました。緊急の肌トラブルに対しては、皮膚科でマシンを使ったスキンケアを行うという人が目立ちました。「ケミカルピーリング、レーザーフェイシャル、リフトアップレーザー、VCイオン導入などの施術を。ルーティンで、月1〜2回これらのケアをしています」(土屋眞弓先生・53歳・土屋産婦人科)

 

体調管理については、皆さん独自の習慣や対応策を持っていますが、なかでも注目すべきキーワードは水素。水素水を筆頭に、カプセル状のサプリメント、入浴剤、軟膏、コスメなど、体の内側と外側から積極的に水素をとっているようでした。効果に関しては、おもに「疲れにくくなった」「朝すっきり起きられる」という意見がある半面、「最初から元気なせいか特に変化を感じない」という人もいました。

酵素も引き続き支持されています。「酵素ドリンクと顆粒酵素を毎日。ドリンクは栄養バランスを整えるため朝食代わりに。顆粒はカロリーカット目的で食前に飲みます」(田中亜希子先生・46歳・あきこクリニック)

 

疲れやコリ、体の痛みなどへの対策では、スパでのマッサージのほか、鍼灸、整体、指圧など、行きつけのプレイスを持っている人が多く、メンテナンスには不可欠な存在のようです。

 

次回は、素敵女医たちが健康、美容に関しての「注目ワード」について聞きます。

 

 

64人の素敵女医データ
(45~62歳)

美容皮膚科 14人
産婦人科・婦人科 9人
歯科 8人
眼科 6人
内科 6人
皮膚科 5人
形成外科 4人
精神科 3人
整形外科 2人
美容外科 2人
麻酔科 2人
乳腺科 1人
耳鼻咽喉科 1人
泌尿器科 1人
※What’s S-Joy?

S-Joyとは、素敵女医(SUTEKI JOI)からのネーミング。

Over-45のOurAge世代で、若々しくイキイキと輝いている女性医師たちに、ずっと美しく健康で過ごす秘訣を伝授してもらうシリーズです。美容皮膚科、婦人科、歯科、形成外科など、幅広い科の先生方の専門知識を生かしたアドバイスや、ご本人が実践していることをお伝えします。

 

 

撮影/ケビン・チャン 取材・文/上田恵子

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