素敵女医的ホルモンの上手な活用法/水野寿子さん

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水野 寿子

53歳 形成外科・皮膚科

旭川皮フ形成外科クリニック

「抗加齢にHRTは欠かせません。ただしバイオアイデンティカルホルモンを使用する際も、きちんと代謝できる体づくりが基本になります」

徹底リポート!

素敵女医的 ホルモンの上手な活用法

 

ひと口にホルモンと言っても、その構造は複雑。正しく機能させるには、それなりの条件が必要になるのです。
栄養素からデトックスに関する仕組みまで、詳しくご紹介。

 

 

 

エネルギーのもととなる
ビタミンBコンプレックス

 

私たちの健康維持に不可欠なホルモン。正常に機能させるには、どのような対策を取ればいいのでしょうか。ホルモン治療に詳しい、水野寿子先生に聞きました。

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水野寿子先生

 

「ホルモンは栄養素から作られ、ホルモン同士は腸内細菌が作る神経伝達物質で会話をします。そして、ホルモンが命令を下す相手は、栄養素で構成された体です。つまり、ホルモンを正常に機能させるためには、①栄養素、②腸内細菌のエサ、③ホルモン剤の3つがバランスよく存在していることが大切になります」

 

①で特に重要なのは、エネルギーのもととなるビタミンBコンプレックス。ビタミンB群は互いに協力体制のもとに働くため、単体ではなく複合体の“コンプレックス”の形で摂取しなくてはならないそう。②は乳酸菌。自前の腸内細菌が増えれば、それがビタミンB群を作ってくれるため、サプリメントで補う必要もなくなると水野先生は言います。

 

「そして③のホルモン剤ですが、ホルモン補充療法で一般に使われている合成のホルモン剤は、本来の私たちのホルモンとは似て非なる構造式を有しています。合成のホルモン剤が、しばしばがん化問題とセットにして語られるのは、それをデトックス(解毒)するための酵素を有していないからなのです。本来のホルモンでさえ、代謝のための栄養素が欠けていると、乳がんや子宮体がんを発症しやすくなります。

 

そんな中、人間と同じ構造式を持ったナチュラルホルモン(正確にはバイオアイデンティカルホルモン)を用いる方法が出てきました。ただ、バイオアイデンティカルホルモンでの治療は保険適用外になるため、続ける際の金銭的負担を考えると、エストロゲンを合成ホルモンに、プロゲステロン(黄体ホルモン)をバイオアイデンティカルホルモンにするのもひとつの選択。エストロゲンは、血栓ができやすくなるなどの副作用を注意すれば、合成でもがん化の不安はないとされているからです(注)」

 

※注 「NATURAL HORMONE REPLACEMENT」Jonathan V. Wright, M.D. & John Morgenthalerより

 

次ページに続きます。


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