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イージー酵素生活でヘルシー&肌の調子も◎!

イージー酵素生活でヘルシー&肌の調子も◎!

 

こんにちは、北村美香です。

 

そろそろ梅雨入りですね。40代のころは、季節の変わり目に体調を崩すことが多かったのですが、ここ3年ほど、花粉症が軽減し、一度も風邪をひいていません。しかも、肌の調子もいい! その理由として、「体を冷やさない」「もち麦を食べる(連載第2回をご覧くださいね!)」と並んで、「自家製酵素シロップを飲む」を続けているからかも、とひそかに思っています。

 

酵素シロップは数年前から流行っていて、いろいろな作り方があります。酵素シロップのワークショップで習ったのですが、たくさんの食材を集めたり、特別な砂糖を使ったりするのは、忙しい私には無理。いまは自分流にアレンジし、とても簡単な方法で作っています。

今回は、出回り始めた梅で作る方法をご紹介しましょう。梅は発酵しやすくて、初心者でもすぐに作れますよ。

梅

青梅でいいのですが、部屋でざるに入れて何日かおいておくと、甘やかな香りになって、これはこれでおいしい梅酵素シロップになります

 

材料 青梅:上白糖=1 : 1.1

準備 保存瓶を熱湯でゆすぎ、乾かしておく。

作り方

浄水器のお水で梅を洗います。

青梅の重さを量ります。その重さの1.1倍の砂糖を用意します。

保存瓶に、砂糖→青梅→砂糖→青梅→砂糖の順に入れて、リビングやキッチンの風通しのよいところに、蓋を密封せずに置きます。

水分が出て、手で混ぜられそうになったら(半日もすれば、こうなります)きれいに洗った手で上下をひっくり返すように混ぜます。

朝晩、きれいに洗った手で、50回ずつほどぐるぐる混ぜます。ぶくぶく泡がたってきたら(1~2週間後)、ざるで濾して、清潔な瓶でシロップを保存します。冷蔵庫で1年ほどはもつそうです。

梅と砂糖の瓶詰め

仕込みには、広口保存瓶を使用。密閉してしまうと、発酵が進めば破裂する恐れがあるので、軽く蓋をするだけ。置く場所は、冷暗所ではなくリビングなど、家族がいつも生活するし、通気のよい場所がいいですね

 

梅酵素シロップ

気温も高くなってくるこの頃は、1週間ほどで泡がでてくることも

 

簡単でしょう? 梅以外に、いちご、りんご、かんきつ類、キウイ、パイナップルなどが酵素シロップ向き。いちごはへたを取り、りんごの皮はそのまま、種だけ取ります。ほかのフルーツは皮をむいて適当に切ります。そうそう、かんきつ類はワタも苦いので皮とともにむいてしまいましょう。柚子だけは、そのままざく切りにして発酵させてもOKでした。冷蔵庫に生姜があれば1かけ、瓶へ一緒に入れても。お庭にタイムやローズマリーがあれば、1~2本加えてもいいでしょう。

瓶の中を混ぜるときに手につく液体は、顔や手に塗って簡単パックに。濾したあとに残ったフルーツは、飲むときに浮かべたり、ネットに入れてお風呂に入れたりして、あまらせず使い切ります。

フルーツ

皮ごと使うものは、有機栽培のものが手に入ったときに使います。写真のフルーツは有機です。姿は悪いですが、やっぱり安心して使えますね

 

いままでの経験では、ブルーベリー、ぶどう、柿は発酵しにくく、梅、りんご、キウイ、かんきつ類は簡単に発酵してくれました。冬は発酵しにくいので、春から秋にかけて作り、冬は作り置きのものを飲んでいます。

 

作ったものは必ず瓶に入れて冷蔵庫で保存。毎朝、起きぬけに水を1杯飲むのですが、その後、水で割った酵素水をいただいています。酵素が体によさそうといっても、糖分が気になるので、やたらとは飲まず、毎日この1杯だけと決めています。

炭酸で割ったり、紅茶やコーヒー、豆乳、お酒に加えたりしてもいいですね。

梅の酵素シロップ完成図

でき上がったら瓶に入れて保存。蓋がぎゅっと締まるものより、アンティークの薬瓶くらいが安心。冷蔵庫では、酵素がぶくぶくして爆発、なんてことは起こらないのですが……

 

このテのものは、日頃の不摂生を埋め合わせようと、飲み過ぎがちです。「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」という言葉どおり、ほどほどがよいようです。気軽でイージーな酵素生活。フルーツが漬かっていく様子を見ているのも楽しくて、続けています。これから、発酵しやすい時期になります。梅でまず、試されてはいかがでしょう。

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