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プルプル食感の生きくらげで美人サラダ

山田玲子

山田玲子

料理研究家

浜田山・麹町にて料理教室「Salon de R」を主宰。女性の美と健康を考えた、おしゃれなメニューを数多く提案する。

また、「食することは人の輪なり」をモットーに、国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている。

近著に全文英訳付きレシピ本『おにぎりレシピ101』(ポット出版)がある。

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少し前まできくらげと言えば、一般に出回っているのは乾燥ものがほとんどでしたが、最近は東京のスーパーでも生のきくらげをチラホラと見かけるようになりました。生きくらげは、乾燥きくらげを戻したものよりも、強い弾力があるのが魅力です。生の状態でも冷蔵で2週間くらい日持ちします。

 

今日は生きくらげに鶏のささみを合わせた、栄養たっぷりのサラダをご紹介しましょう。わさびの辛味とレモンの酸味が、夏にぴったりの爽やかな味わいです。

 

生きくらげと鶏のささみのサラダ

材料

生きくらげ……5枚

鶏のささみ……1本

カイワレ大根……1/2束

マヨネーズ……大さじ3

練りわさび……小さじ2

レモン汁……大さじ1

 

作り方

①生きくらげは熱湯を回しかけ、7mm幅に切る。

②鶏のささみは酒蒸しにし、手で裂いておく。

③カイワレ大根は長さ2cmくらいに切る。

④マヨネーズ、わさび、レモン汁を混ぜ合わせてソースを作る。

⑤①~③を合わせ、④のソースで和える

 

きくらげは低カロリーなうえ、薬膳にもよく用いられる栄養豊富な健康食材。特にアンチエイジング効果で注目を集めています。

 

たとえば、他の食材に比べて含有量が高いと言われるのがビタミンD。100g中のビタミンD含有量は全食品の中でもトップクラスです。

 

ビタミンDには、健康な骨を作るのに欠かせないカルシウムの吸収を促す働きがあります。カルシウムは比較的吸収されにくい栄養素ですが、ビタミンDはそれをサポートしてくれるのです。ですから、ビタミンDが不足すると、骨が弱くなる原因に。骨粗しょう症が気になるOurAge世代が意識してとりたい栄養素のひとつですね。

 

また、きくらげには、腸内環境の整備に欠かせない食物繊維も豊富。便秘解消に役立つほか、老廃物の排出を促して肥満防止や美肌の効果も期待できます。

 

そして、きくらげ独特の食感を生み出している、あのぷるぷるとしたぬめりに含まれるゼラチン質(膠質)には、肌の水分を保って乾燥を防ぐ、肌にハリを与える、などの効果が期待できます。豊富な鉄分は、貧血予防や肌のくすみ解消、元気な体づくりに役立ちます。

 

きれいと元気のもとがたっぷりつまったきくらげ。脂質が少ない良質なタンパク質源、鶏のささみと合わせれば美人効果がさらにアップ! プリプリ食感が楽しめる生きくらげが手に入ったら、ぜひ作ってみてくださいね!

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