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健康パワー豊富なパクチーをたっぷりと

山田玲子

山田玲子

料理研究家

浜田山・麹町にて料理教室「Salon de R」を主宰。女性の美と健康を考えた、おしゃれなメニューを数多く提案する。

また、「食することは人の輪なり」をモットーに、国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている。

近著に全文英訳付きレシピ本『おにぎりレシピ101』(ポット出版)がある。

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健康パワー豊富なパクチーをたっぷりと

 

みなさん、突然ですがパクチーはお好きですか?

独特の強い香りを放つパクチーは、ここ数年、大変人気の高い野菜。好きな人は山盛りにして食べたいほど大好きですよね。でも、逆に苦手な人はほんの少し香りがしただけでもダメなよう。私のクラスも大好き派とダメ派に大きく分かれています。

 

パクチーはセリ科の一年草。果実や葉を乾燥させた香辛料は、英語でコリアンダーと呼ばれることが多いですね。生で使用する葉はパクチーと呼ばれることが多く、これはタイ語だそうです(ちなみに、中国名は「香菜/シャンツァイ」です)。

 

実はパクチーにはOurAge世代に嬉しい健康効果があります。それは、デトックスとアンチエイジングです。

デトックスとは体内の毒素を体外に排出する働きのこと。私たちの体には、普通に生活をしているだけでも身の回りのいろいろなものから、食品添加物や残留農薬などが入ってきてしまいます。これらは通常、汗や尿から排出されますが、入ってくる毒素があまりにも多くなると体内から出し切れず、不調の原因となる場合があります。

 

そこで、注目したいのがパクチーのデトックス効果。パクチーには、こうした毒素の排出を促す成分が含まれていると言われています。

また、老化の原因になると言われるのが活性酸素。パクチーに豊富に含まれるβカロテンには、この活性酸素が体内で増えるのを抑える働き、すなわち「抗酸化作用」があります。

長ねぎや玉ねぎ、ニラなどの香味野菜と一緒にとると、こうした効果がさらにアップするとか…。料理に使うときは、そんなことも意識してみるとよいですね。

 

 

さて、パクチー大好きという方。ご家庭ではどんな料理でいただいていますか? サラダに使うことが多いでしょうか? 今回は家庭でもパクチーをたくさんとれるメニューをご紹介しましょう。

鯛のカルパッチョです。パクチーをたっぷりのせるのが美味しさのポイントですよ!

 

山田玲子パクチー鯛のカルパッチョ

 

 

鯛のカルパッチョ

材料
鯛(刺身用のサク)……200g
パクチー……適量
Aしょうゆ……小さじ1と1/2
A塩……少量
Aごま油……大さじ2
Aレモン汁……大さじ1と1/2
万能ねぎ……適量
くこの実……適量

 

作り方
①鯛はそぎ切りにする。
②ボールにAを入れて混ぜ合わせ、①を加えてあえる。
③お皿に②を並べる。刻んだ万能ねぎ、くこの実をあしらい、

適当な大きさにちぎったパクチーをのせる。

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