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スパとピエール・エルメ・パリのアフタヌーンティー 京都で過ごす贅沢な時間

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。
旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。
日本旅行作家協会会員。
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こんにちは小野アムスデン道子です。ことのほか暑かった今年の夏に京都を訪れました。市内でひと時の涼を感じさせる鴨川のほとりに立つ「ザ・リッツ・カールトン京都」。贅沢なスパとアフタヌーンティーのコラボレーションプランをご紹介します。

 

関西で大学時代を過ごした方ならデートで歩いた思い出が懐かしいような鴨川。鴨川の畔の土地は古くは平安貴族が別邸を建てた地で、「ザ・リッツ・カールトン京都」のある場所も明治時代に日本の近代化を担った藤田財閥の創業者、藤田男爵の邸宅だったところです。川のせせらぎを思わせるアプローチは、素敵な非日常への入り口。深い緑も感じさせる佇まいが素敵です。

この「ザ・リッツ・カールトン京都」のスパは、デイスパとして立ち寄りでも利用することができます。なかでも英国の高級スパブランド「ESPA」のプロダクトを使ったスパと「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツが楽しめるアフヌーンティーをコラボレーションしたプランは、とても贅沢かつお得。

 

組み合わせるスパによって3つのコースがあり、ハンド&フットトリートメント30分の「琴」は13,000円、「(すべて価格は税・サ別)、ボティトリートメント75分の「凛」は20,000円、ボディ&ファイシャルトリートメント100分の「舞」は29,000円です。

 

スパの営業時間は8:00〜22:00で、ザ・ロビーラウンジでいただくアフタヌーンティーの営業時間が、月曜〜金曜は11:00〜17:00(L.O.)、土日祝は12:00〜17:00(L.O.)。なので、朝からスパでリラックスの後にお茶をするのがおすすめです。

 

私は、「凛」のコースを選び、スパで寛いだ後でゆっくりとアフヌーンティーを楽しむことにしました。スパ受付でのコンサルテーションの後、トリートメントのお部屋へのアプローチが幽玄な感じでまた素敵です。

 

とてもゆったりした造りのトリートメント室にシャワーやトイレもあって、お着替えもここで。

ガウンを羽織って、老廃物を流し、代謝を高めるディトキシファイング・バスオイルのお湯で足を温めながら、ローズヒップシード、ジャスミン、イランイランのスクラブを使ってフットトリートメントをしてもらいます。グレープフルーツやサイプレイス、ジェニパの香りでとてもいい気持ち。

ボティトリートメントは、香りの癒しも心地よいアロマセラピーマッサージか、凝りや筋肉の疲れによいディープマッスルマッサージのどちらかを選ぶことができます。私は、寛いでESPAの香りを楽しみたかったので、前者で。

とにかくリラックスしたい、エネルギーを高めたいなど、目的や施術の時間帯なども考慮して、6種類のアロマオイルの中からセラピストがチョイスしてくれた2つの香りを試して、好きなアロマオイルを選びます。

 

ユーカリやラベンダー、ティーツリーなど爽やかな香りで体調を整え抵抗力を高めるという「レジスタンス」と、フットケアにも使った代謝を促す「ディトキシファイング」とで迷ったのですが、フットマッサージの時の香りが気に入ったので、後者で施術してもらうことにしました。

 

PCやスマホを使う時間の長い私は、肩や首を念入りにお願いしましたが、丁寧な背骨の両側や肩甲骨のマッサージが首にも効いたように思います。

「ESPAの担当者が英国から来てトレーニングも受けるという」セラピストの柴田さん。アドバイスは優しく、トリートメントは力強く、すっかり寛ぎました。

 

次ページに続きます。

スパの後は、テラス席には滝が流れ、木を使った和と現代アートの空間が素敵な「ザ・ロビーラウンジ」で、「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツも登場するアフタヌ—ンティーの時間です。2種類選べるお茶やコーヒーの選択肢が多くて迷います。フランスのブランド「マリアージュ フレール」のお茶もよいけれど、人気が高いと聞いたザ・リッツ・カールトン京都のシグニチャーのダージリンティーとグリーンティーをチョイスしました。

3段トレーの最下段にはセイボリー(甘くない間食)が5種類も。写真では、先にセイボリーを食べたので、中段・下段が2人分のスイーツになっています。

セイボリーは、夏野菜のデニッシュやフォアグラパルフェ、スモークサーモンとアボガドディップのロールサンドイッチなど、バラエティに富んでいて食べ応えあり。

そして、「ピエール・エルメ・パリ」のパティスリーから。上段にはスコーン、中段にはパッションフルーツビスキュイの酸味とチーズが抜群のコンビネーションの「エモーション サティーヌ」やカラメル風味が濃厚な「タルト マホガニ」など、「ピエール・エルメ・パリ」らしいスイーツのシンフォニーという感じ。最後にソルベやショコラも出て来ます。

 

朝からスパとアフタヌーンティーでゆっくりと3時間以上の贅沢な時間。街歩きも楽しいけれど、このまったりとラグジュアリーな寛ぎもまた京都らしい過ごし方だと思いました。

 

ザ・リッツ・カールトン京都 https://www.ritzcarlton-kyoto.jp

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