HAPPY PLUS
https://ourage.jp/kounenki_no_chie/165953/

横森理香の更年期チャレンジ『コーネンキなんてこわくない』豪華客船クルーズ旅✨初体験②浮世を忘れてプリンセス気分♪

横森理香

横森理香

作家・エッセイスト。1963年生まれ。多摩美術大学卒。 現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、近著『40代 大人女子のためのお年頃読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちんバブル純愛物語』は文化庁の主宰する日本文学輸出プロジェクトに選出され、アメリカ、イギリス、ドイツ、アラブ諸国で翻訳出版されている。

著書に『50歳からの自分メンテナンス術』『50歳から誰より輝くアンチエイジング魂』など。新刊は「大人女子検定」。

OurAgeの更年期チャレンジ連載をまとめたエッセイ『コーネンキなんてこわくない』好評発売中!

また、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。主催するコミュニティサロン「シークレットロータス」でレッスンを行う。日本大人女子協会代表。

 

『コーネンキなんてこわくない』など、 大人女子の共感を呼ぶエッセイが人気の作家・横森理香。

今回は、豪華客船ダイヤモンド・プリンセスでのクルーズ旅をレポート!

巨大、かつゴージャス♡ ホテルのような船は、夕暮れの横浜港を出航。

はたして、どんな世界が待ち受けているのか!? 

 

まるでシンデレラ。プリンセス気分に♥

 

 

ドレスアップして、ヒールの靴でも痛くない、ふかふかの絨毯が敷いてある廊下を歩き、クラブ・クラスのレストランでディナー。

 

ここは、スイートとプレミアム・ジュニア・スイートのお客様だけが利用できる特別なレストランだ。

 

 

テーブルごとに専任お給仕がつき、テーブルサイドで盛り付けられる。

 

日本発着クルーズでは和食もあり、世界的シェフ、カーティス・ストーン氏の特別メニューもある。こじんまりしたクラシックな内装は、まさに外国の格式あるレストラン。

 

 

2月にコートも着ず、お洒落着&手ぶらでお食事に行ける。

 

これだけで、どんどん姫気分が盛り上がって来た。

 

ワンピースにポケットがあれば手ぶら、なければ小さいパーティバッグにスマホと部屋のカードキーだけ入れればいい。

 

主婦でもキャリアウーマンでも、常日頃、荷物が多いのが大人女子の辛いところ。

 

船の旅は、そんなシンデレラをプリンセスにしてくれる。

 

ベッドマットもダブルのプリンセス・ラグジュアリー♥ リネンも最高級のものが使われている。

 

 

お部屋のバスルームも、水色のグラスタイルがはめ込んである壁だったり、ロータス・スパのアメニティだったりと素敵✨

 

しかも、シンガポールでリニューアルしたばかりだから、トイレは最新式のウォシュレットだった。表示は中国語だがw

 

バスローブあり、スリッパあり、まさに航海するホテルだ。

 

パリパリに糊のきいたシーツにくるまれ、二つ積み重ねられた枕で、ふかふか~っと爆睡した。

 

 

2日目、名古屋に停泊。朝食はベランダで。

 

 

翌朝、目が覚めると、寝違えていた。枕が高すぎたようだ。

 

船は名古屋港に着いていた。カーテンを開けると工業地帯だ。プリンセス、びっくり?

 

気を取り直してワンピースに着替え、メイクをした。

 

通常、朝は猫の世話から家族の朝ごはんの支度、洗濯、掃除と忙しい主婦だが、起きてから自分の支度だけでいいなんて、プリンセス気分満喫~✨

 

朝ごはんもルームサービスにしてみた。寒いけどベランダで食べてみたいじゃ~ん、という話になり・・・。

 

 

 

だって海上だし、プリンセスだしぃ。しかも外国の船だから、運んできてくれたのはインド人だった。お部屋担当のお掃除もフィリピン人の若者だし。

 

ゴメン、ドル持ってなくて、チップあげらんなかったー!! プリンセス失格?

 

 

船長、登場!! キラキラ✨すぎる♥♥♥

 

 

朝食後、船長インタビューのため、船の操縦室へ。船の突端。ガラス張りで、広々している。

 

 

もう、これだけでワクワクなのに、船長がまた、えらいイケメンなのである。

 

「今朝、名古屋港に入港するため、船長は2時半から起きて働いていました」

 

と、ナビゲーターの美人さん(エンタメ部長)に言われ、しばし待った。

 

しばらくして、パリっとヘアスタイルも決めた、ユニフォーム姿の船長が現れた。トキメキの、プリンス登場✨である。

 

 

船長といえば、どーんとした屈強タイプかとおもいきや。爽やかな笑顔のジェナロ・アルマ船長。

 

 

 

船長さんってオッサンかと思ってたけど、こんなにカッコイイの?! しかもイタリア人だから気さくで、ジョーク連発。

 

え、ツーショットOK?! 色々下世話な質問を浴びせかけてしまったが、笑顔で答えてくれた。

 

船長さんは三カ月働き、三カ月家族のもとに帰る。

 

そして、この操縦室には常時四人の船員が4時間おきに入れ替わり、24時間体制で船の安全を監視している。船のスタッフは1000人(お客様は2700人)。4階など各デッキに住んでいるが、船長さんだけは、素敵なお部屋に住んでいるとか。

 

 

インタビューだけでなく、双眼鏡をのぞかせてくれたり、操縦席に座らせてくれたりと、サービス満点♡

 

 

船長の椅子に座らせていただいて、ツーショット♥

 

 

 

3日間の乗船中は、残念なことに船長主催のウェルカムパーティはなかったが、えーん、ロングドレス着て、船長とシャンパンタワーやりたかったよー(>_<)

 

 

船上スパでゆったりストーンセラピー

 

 

ダイヤモンド・プリンセスには「船上で最高のスパ」と評される「ロータス・スパ」がある。

 

私は昨夜の寝違えで、首肩めっちゃ痛かったが、ここのホットストーンセラピーで治ってしまった。

 

外国の船なので、スタッフはほとんど外国人。スパの入口でもつい英語で喋ってしまったら、流暢な日本語で返された。

 

「日本人です」

 

ここのセラピストは日本人が多いのだという。私の担当セラピストは、どう見てもフィリピン美人だが、横浜の人だった。

 

そして、めっちゃマッサージ上手で、ホットストーンを巧みに使い、首肩のコリをほぐしてくれた。

 

まずはゆったりした空間でカウンセリングシートを記入。

スパ内はジャパンなイメージがあちこちに。

岩盤浴スペースもオリエンタルな空間。

スパではイギリスのブランド「ELEMIS」のアロマオイルやコスメを使用。

温めたストーンでマッサージ。全身の血流がよくなり、気持ちよく夢の世界に・・・。

 

「すごいお上手ねー」

 

「ありがとうございます! 日本で5年修業してから、乗船しました」

 

日本人は器用で、テクニックや専門知識を覚えるのが得意。私も世界中でスパを体験しているが、外国でも人気なのだ。

 

ありがとうロータス・スパ♡ 姫気分を取り戻せてよ♡

 

 

めくるめく美食&エンタメの嵐

 

 

一度、お部屋に戻ってから、着替えてカジノへ。賭け事も船上ならOKだ。我々は写真撮っただけだが、実際ゆっくり乗ったらハマりそうだw 。

 

隣に座る先生は賭け事のプロだし、最初にビギナーズラックとして勝たせてくれるのもサービスのうち。

 

 

小腹が空いたところで、ビュフェ形式のレストランへ。

 

私は、昨日から気になっていたラーメンを食べてみた。味噌ラーメンだった。

 

船長がプールサイドにあるカフェのピザは最高!

 

ハンバーガーはもっと美味しいよ、って言ってたから、それらもとりあえず食べてみることに。

 

ここで、家族がイジケちゃいけないから、夫にはラーメンとピザとハンバーガーの写真を撮ってラインした。娘にはイケメン船長さんの写真♡

 

船は名古屋に停泊中で、地上の電波が飛んでいた。他のお客様は名古屋観光に出ているので、夕方まで船は空いている。

 

そして、私たちはさらに、アフタヌーンティへ。イギリスの船なので、スコーンがめちゃ美味しかった(^^♪

 

 

とまぁ、取材とはいえ、終日食べ続けて、こ、このままだと太る。

 

「夜はお寿司にしとこうか」

 

「いいけど、そのあとディスコで踊りまくるよ」

 

入れたカロリーを消化するため、夕方はズンバのレッスンへ。

 

パンフレットを見て勘違いした私は、思いっきりキラキラのドレスとシルバーのダンスシューズで行ってしまったが、ハズした?

 

 

ズンバレッスン以外にも、ヨガや社交ダンス、ゲームにスウドク、いろいろなプログラムが終日あって、自由に参加できる。

 

 

そんな恰好してるのは私だけで、みんなフィットネスの恰好だった。先生も。

 

これは、ズンバ”エクササイズ”だったのだ。これからプリンセスに乗る方は、お気をつけ遊ばせ♥ スパッツとTシャツとスニーカーでOK!

 

 

 

 

大海原を見ながら日常を忘れる

 

楽しく踊ってひと汗かいたところで、水着に着替え、甲板にあるジャグジーに浸かった。

 

 

 

甲板は寒いから、ジャグジーも貸し切りだった。あたたかいお湯に浸かりながら、船の航跡と大海原を眺めた。

 

なんて贅沢な時間なんだろう。夕方のこの時間、家にいたら家事で大忙しなのにw

 

この船にはたくさんプールがあるが、温水プールではないので誰も泳いではいなかった。

 

船にはブールが4つ。暖かい季節に行ったら、リゾートウェアで色んなプールに入って、プールサイドでうだうだしたかったなー。カクテルなんか飲みながら♥

プールサイドの「ムービーズ・アンダー・ザ・スターズ」では「ボヘミアン・ラプソディ」「オーシャンズ8」など話題の映画の上映も。

 

 

そのかわり、大浴場がいっぱいだった。

 

船なのに、温泉気分が味わえる✨

 

夕方、海を眺めながらのジャグジーや大浴場は贅沢で、浮世を忘れさせてくれた。

 

この船ならではの日本式大浴場「泉の湯」。(予約制で90分15ドル)

 

やっぱり日本人は広くて熱いお風呂が大好き♥ほっこりします。

 

 

螺旋階段でロングドレス。一生の記念に♪

 

ズンバレッスン受けたり、ジャグジーやお風呂に入ったりしているうちに、船は名古屋港を出ていた。

 

船の中から出ないまでも私たちは、あっちいったりこっちいったりしながら、すでに1万歩を越えていた。

 

豪華客船、食べ過ぎもするけど、運動にもなる。

 

ミュージカル鑑賞までにちょっと時間があったから、せっかく持って来たロングドレスで記念撮影しようということになった。あの螺旋階段でさー、一生の思い出だよとw

 

 

大人女子のチームでダイヤモンド・プリンセスに乗るなら、みんなで着れば怖くないw

 

カリブ海とかヨーロッパクルーズなら、イブニングでお出ましになるお客様もいるだろうし。

 

素敵な思い出作りに、ちょっと嵩張るけど、ロングドレスは気分アップ! 中国人のおばちゃまに、グッド!! って、W親指立てられちゃったもの♡

 

 

プリンセス・クルーズ公式サイト https://www.princesscruises.jp/

 

 

 ・・・豪華客船クルーズ、ドレスアップし、姫気分はMAX♥ 夜はこれから。次回をお楽しみに!・・・・・・・

 

★横森理香の更年期チャレンジ! 『 コーネンキなんてこわくない』は単行本、電子書籍で好評発売中!!
お近くの書店、WEB書店(amazon楽天ブックスセブンネットショッピングなど)でお求めください。
ちら読み、本の内容、詳しくはこちらをごらんください★

横森本カバーおびあり

作家・横森理香が更年期の不調解決のため、空中ヨガ、イケメン太極拳、コルギ、観光ウォーキング、グルテンフリーなどに次々チャレンジ。読むだけで気持ちが前向きになる一冊です。

(集英社 定価 本体¥1,400+税)

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

PR
<前の記事

<前の記事
第26回/横森理香の更年期チャレンジ『コーネンキなんてこわくない』豪華客船クルーズ旅✨初体…

次の記事>

次の記事>
第28回/横森理香の更年期チャレンジ『コーネンキなんてこわくない』豪華客船クルーズ旅✨初体…

この連載の最新記事

横森理香の『コーネンキなんてこわくない』「神々の地、出雲、松江へ!!③「神社と美味しいもの巡り」

第33回/横森理香の『コーネンキなんてこわくない』「神々の地、出雲、松江へ!!③「神社と美味しいもの巡り」

横森理香の『コーネンキなんてこわくない』「神々の地、出雲、松江へ!!②城下町・松江散歩」

第32回/横森理香の『コーネンキなんてこわくない』「神々の地、出雲、松江へ!!②城下町・松江散歩」

横森理香の『コーネンキなんてこわくない』「神々の地、出雲、松江へ!!①初めての出雲」

第31回/横森理香の『コーネンキなんてこわくない』「神々の地、出雲、松江へ!!①初めての出雲」

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル