横森理香の更年期チャレンジ! 「コーネンキなんてこわくない」第14回「最新補正下着で、胸も気分もぐっと上向き♪」

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横森理香

作家・エッセイスト。1963年生まれ。多摩美術大学卒。 現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、近著『40代 大人女子のためのお年頃読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちんバブル純愛物語』は文化庁の主宰する日本文学輸出プロジェクトに選出され、アメリカ、イギリス、ドイツ、アラブ諸国で翻訳出版されている。

著書に『50歳からの自分メンテナンス術』『50歳から誰より輝くアンチエイジング魂』など。

最新刊は『ずーっと幸せが続く生き方』。

また、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。主催するコミュニティサロン「シークレットロータス」でレッスンを行う。

横森理香公式ホームページwww.yokomori-rika.com.

 

 

更年期のいろいろな不調から脱するため、チャレンジし続ける作家・横森理香。

空中ヨガや太極拳をイケメンに習いに行ったり、漢方やサプリを試してみたり。

さて今回は、発売中の『MyAge夏号』の取材で最新補正下着に挑戦!! の巻。

そのボディと気持ちのBefore Afterをルポします!  

 

 

 

 

 

 

最近、消失の危機を感じていたおっぱいが・・・

 

 

 

この私が、まさかのEカップ?!  最新補正下着体験!

 

過去何十年か

 

「私は鳩胸で、大きく見えるけど、おっぱい自体は小さいんだよね~」

 

と思っていたし、公言していた。外から見ても巨乳、温泉などで裸を見ても爆乳の親友を持つ身としては、ますます、自分にはブラジャーなんて必要ないのでは?  とすら思っていたのだ。

 

ま、もともと、体を締め付けるのは好きじゃないし、ブラは外出時にしても、帰宅後すぐ外していた。家では当然ノーブラだ。さらに、高年齢出産で産んだ子が赤ちゃんの頃着ていた「授乳下着」がラク過ぎて、卒乳してからも着続けボロボロ。用もないのに「赤すぐ」で「授乳下着」を買い続けていた。

 

そうこうしているうちにユニクロのブラトップが出てきて、以来、下着といえばそれ一辺倒のオンナになってしまっていた。自らが講師を勤める「ベリーダンス健康法」のときも、その上にチョリ(胸元までの衣装)とスカートで、生腹を出すのは真夏に一回ぐらい。健康のために踊るわけで、腹を冷やしてしまっては元も子もないからだ。

 

ベリーダンスは胸と腰を中心に動かすから、鳩胸筋と臀筋がつく。よって、バストアップ&ヒップアップ効果が高く、その部分のタレを感じることも五十代までなかった。しかし女性ホルモンが激減する更年期もピークを迎え、自分で入浴時、裸を見て、

 

「♪ たら~ちね~のおぉぉぉ」

 

と詠いたくなってしまうことがままある。おっぱいが、萎んで来るのだ。「女性ホルモン様のサプリ」を摂るとまたぷるんっと元気を取り戻すのだが、子宮筋腫と過多月経のため、そのサプリも諦めた。となると、新たなる策が必要ではないか?

 

 

そんな時、同じ年ながらイケイケの編集者Tが、

 

「横森さん、補正下着って興味あります?」

 

と振って来た。雑誌『MyAge』の体験取材だ。

 

「いやー、私、ふだんほとんどノーブラだし、してもユニクロのブラトップぐらい。むかし補正下着つけてみたことあるけどさ、苦しくて三十分としてられないから諦めた」

 

そう、それは、三十代になったばかりの頃、痩身エステで売りつけられたブラ&ガードル&ウェストニッパーの補正下着三点セット、計六万数千円也だった。そりゃあもうキツクて硬くて、デザインも肌色のオバーン臭いやつだった。私はそれ、購入後つけたのは一回だけ。あとはお蔵入りして、やがて捨てた。

 

こんな苦しい思いをするなら、運動でヒップアップとバストアップをしたほうがいい!!!  というのが私のその後のベリーダンス人生を作り上げたと言ってもいいぐらいだ。最期まで肌色のボディースーツとガードルでボンレスハムのようだった母親が、反面教師だった面もある。

 

母は、朝起きると顔を洗って着替える際にまず補正下着を装着。それはその上にお洋服を着る際ボディを形作る、まさに「ファンデーション」であった。七十近くになってもその日課を欠かさない母に、

 

「苦しくないの?  疲れない?」

 

と聞くと、

 

「だってこれ着けてなかったら、肉が流れっぱなしで留まるところ知らずよ」

 

と言っていた。そんなことは想像もできない三十代の私は、ふっ、運動しないから・・・と、心の中で冷笑していた。

 

しかし、自分が五十代になって分かる。運動していても、この年代になると筋力は衰え、骨格から緩んで外へ外へと広がり、肉も重力に従って外へ下へとたるんでいくのだ。

 

これは、老化によって中心に寄せておく力が少なくなるためだと、エステティシャンから聞いた。私のコミュニティサロンでやってもらっている先生だが、その骨格矯正&経絡エステを、主催者自ら受けて実験しているのだ。定期的に寄せて上げて流してを繰り返していると、まず骨格筋が正しい位置に戻り、下垂した内臓も正しい位置に戻り、アンチエイジング効果が出て来るという施術。

 

やってもらったあとは体調も気分も本当に良くなり、顔も体も若返る。五十代の場合、個人差もあるけど効果が出るまでに三回ぐらいかかると言われていたが、実際、三回目からぐっと効果が出始めた。

 

美容のためなら、二カ月は毎週通って、三カ月目からは一カ月に一度メンテナンスで済むという。なるほど~、と思って自分のサロンで毎週、シコシコ施術を受けていた頃、編集者Tと水天宮にある「bloom」さんのフィッティングルームにお邪魔した。

 

この件を、私のサロンのエステティシャンに告げると、

 

「最近の補正下着がどこまで効果があるか、興味あります」

 

と淡々と言われた。かなり自信のある自分の施術 V.S 最新の補正下着。なんか、人工知能と対する囲碁将棋の勝負みたいだ。

 

ダイエットは基本しないが、なんとなく甘いものはセーブして、私はその日を迎えた。なんせ下着の撮影があるのだ。作家という職業柄、あまりモロ肌は脱げないが(迷惑でもある)、あまりにも太っていてはフィッターの方にも申し訳ない。ま、職業柄、中高年のタワワナ肉体は慣れているではあろうが、それでもねぇ・・・。『MyAge』の誌面を汚すわけにも行かないし。

 

編集者Tも、ヘアメイクやランジェリー・スタイリストさんまで用意して、万全を期していた。あんまり肉々しく見えても誌面的にマズイので、麻のシャツをさらっと着せて、ブラをちょい見せする演出だ。

 

事前に「bloom」さんのホームページで、人気ナンバーワンの3/4ブラ、ワインレッドを選んで希望を出しておいた。画面で見ても、補正下着とは思えないようなデザインとカラー展開。これなら、普通に着けててオシャレに見えるだろう。問題は、着心地だ。なんせ、キツイのは苦手・・・。

 

フィッターさんは、細長い手足を持つ美しい女性だった。のちにこの細長い手足が、補正下着のフィッティングには必要不可欠だと言うことを知る(汗)。

 

「このおサイズでよろしいかと思いますが、とりあえず御自分でつけてみていただけますか?」

 

と、ワインレッドの3/4ブラのサイズタグを見せられた。

 

 

横森MyAge_009_157-05_Web用

補正ブラの試着のためブルームリュクス 東京フィッティングサロンへ。サロンマネージャーの奥山真理さんはフィッターとしても活躍。それぞれのバストの悩みに親身に対応してくれます。下着のプロを前にして、面接のようなキンチョー感も次第にほぐれ・・・

 

 

「75のE?! うっそ~」

 

私はかつて、ブラを買っていた頃、80のBだった。75だとアンダーが苦しくてつけてられないからだった。ましてや、C以上のカップなど、一生縁のないものと思っていたのに。

 

 

「アンダーがゆるいと補正できませんので、75でよろしいかと」

 

「うーん、最近の補正ブラは苦しくないって噂には聞きますが・・・一番ゆるいホックでいいですか?」

 

「いえ、真ん中か、一番きついところにしてください」

 

「・・・よいしょっと」

 

装着してみると、Eカップは案外かぽかぽでもない。そして、アンダーもそんなに苦しくない。幅広の乳バンドだから、背肉の段々もできてなーい。

 

試着室のカーテンを開け、みんなに見せると、フィッターさんが満足げな顔で微笑む。のみならず、

 

「ほらね、やっぱりEだ。私と同じサイズ」

 

と編集者Tが誇らしげに言う。ええっ、あんたもEかい?!  どんだけ、寄せて上げてるんじゃい。

 

「やはりプロですねぇ。目で見てサイズが分かるんですね」

 

私は感心した。若かりし頃、私の体を目で見るだけでぴったりに採寸した呉服屋のお婆ちゃんを思い出した。プロってすごい。

第14回
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