横森理香の更年期チャレンジ! 「コーネンキなんてこわくない」第17回「顔たるみ問題解決作戦、今度は骨気(コルギ)へ!」

プロフィール写真

横森理香

作家・エッセイスト。1963年生まれ。多摩美術大学卒。 現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、近著『40代 大人女子のためのお年頃読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちんバブル純愛物語』は文化庁の主宰する日本文学輸出プロジェクトに選出され、アメリカ、イギリス、ドイツ、アラブ諸国で翻訳出版されている。

著書に『50歳からの自分メンテナンス術』『50歳から誰より輝くアンチエイジング魂』など。

最新刊は『ずーっと幸せが続く生き方』。

また、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。主催するコミュニティサロン「シークレットロータス」でレッスンを行う。

横森理香公式ホームページwww.yokomori-rika.com.

53歳。更年期の不調から脱するため、さまざまなチャレンジをする作家・横森理香。

サプリや食べ物での内側からのエイジングや、カラダを鍛え直すことにも取り組み中。

前々回、更年期による”顔崩壊”の対策として「美容鍼」に挑戦した彼女が

今回は、韓国で人気の小顔セラピー「骨気(コルギ)」を恵比寿で体験!!

 


 

 

 

顔崩壊防止、話題の骨気(コルギ)へ!!

 

 

 

その日私は、恵比寿の坂上で迷っていた。コルギの体験取材に行くところなのだが、恵比寿南の交差点左折坂あがる、という説明だったので、自力で行けるとタカをくくっていた。なんせ二週間に一度はヘナ(白髪染め)で通う道だし、三十代には坂上のエステに毎週行っていたから、この辺は土地勘がある。

 

が・・・浦島太郎だった。二十年の間にこの界隈はお洒落なカフェが林立し、かつてとは違う町となっている。年下の友達に聞いていたシャレオツな「山の上カフェ」も徘徊中確認した。ランチタイムに出て来たであろう若いイケメン会社員にも道を聞いた。優しかったから気を良くしたが結局分からず、編集者Kに電話をかけた。意地を張らず、駅で待ち合わせすればよかったと思った。

 

前置きが長かったが、目的地「薬手名家」(ヤクソン)は、とっくに通りすぎたハンバーガー屋さんを左折、その隣の「マーサーカフェ」の四階にあった。最初、ハンバーガー屋のビルの四階に上がったら、そこはどちらかのオフィスだった。アポなしの珍客に社員二十名ほどが一斉に振り向き、変なオバサン感満載だった。

 

アールデコ調のエントランスからエレベーターに乗り、降りると、そこは韓国だった。エステティシャンは日本人店長以外全員韓国人だし、インテリアも韓国。施術台も金色のカバーで装飾され、フェイシャルの際ふわっと掛けられたお布団も金色だった。冷房ビンビンでお布団がしっかりかけられるところも、リッチな韓国風だった。

 

 

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やっと辿り着いた・・・「薬手名家」のエントランス受付。恵比寿から突然、ソウルの店にワープしたかのよう。

 

 

編集者Kと受けることになっていたので、施術台が二台あるカップルエステルームに通され、まずは「薬手名家」日本支社長、イ・ジェナさんの話を聞く。

 

「骨気はもともと、韓国に伝わる自然療法なんです。かつては村の人に具合の悪いところがあると、骨気が治してしまった。今では小顔エステとして有名ですが、もともとは伝承医学なんです。それがエステにも使えるということで、我が社は三十五年前に骨気セラピーを体系化し・・・」

 

ジェナさんも少し日本語喋れるが、サロンの通訳がついて、説明してくれる。

 

「健康でなければ美しくもいられないというのは美容の基本。なので、当エステではまず全身の骨格筋を整え、その上で小顔矯正を施して行きます。お顔だけの施術もあるんですが、より効果的なのはまず骨盤を整え、下半身の矯正をしてから、背中、肩、そしてお顔、と骨気して行きます」

 

薬手名家=ヤクソンは韓国内外100店舗の一大企業だ。オリジナルの韓国化粧品ラインも持っているし、その揺るぎない自信が、ジェナさんからも漂っていた。渡されたパンフレットには、

 

「誰よりも美しく魅力的に管理します」

 

と書かれている。既にお揃いのTシャツ+短パン(ヤクソンのエンブレム付き)の施術着に着替えている私と編集者Kは、

 

「はい、管理されます!」

 

と、声を揃えて心の中で言った。

 

「骨を刺激するとなぜいいかと言うと、骨の中で骨髄液が作られるからです。特に大腿骨などの大きい骨は、刺激してあげると全身の活性が良くなるんです。カルシウムの生成も活性化されるし、血液も沢山作られ、全身に栄養が回るようになるんです」

 

貧血改善とか、代謝を良くするため、さらに骨粗鬆症予防に骨を刺激するという発想は我々日本人にはなかったが、言われてみると理に適っている。

 

「お顔のたるみは実は、滞りと歪みから来ているんです。コルギをして痛いところは、滞っている証拠。そこをほぐしてあげると、流れが良くなってたるみが取れます。お顔の歪みはその土台、骨盤の歪みから来ています。骨盤の歪みは、内臓の癒着が原因のこともありますから、骨盤内もほぐします」

 

骨にくっついている筋肉、筋膜と骨との癒着を剥がして動きやすくしてあげると、歪みが取れ、骨や内臓が正しい位置に戻るのだと言う。

 

「お顔だけでなく全身、滞りを取り、流します。骨は痛みを感じないので、痛いところは骨のまわりの筋肉が凝ってる証拠なんです。特に股関節、脇の下は大きなリンパがあるところなので、ここを重点的にほぐすとリンパ液の流れが良くなります。かなり深いところの骨気を施しますが、当エステのセラピストは本国のアカデミーで三年間、技術だけでなく身体についてしっかり学んでいますから、間違いがないんです。何か質問は?」

 

「えっと、お話を聞いていると筋肉のコンディショニングにとてもいいようですが、韓国ではスポーツ選手とかも骨気をされてるんですか?」

 

「はい。現代のコルギは高級なので一般的ではないですが、プロのスポーツ選手などは、試合の前や後、骨気を呼んだりします。特に試合前だと、体が正しい位置で動かしやすくなるので、直接結果に繋がります」

 

「するってぇと、韓流スターや韓国の女優さんたちも常連さんですか?」

 

「はい、よくいらして下さっています」

 

ジェナさんが微笑んだ。あとでパンフレットをよく見ると、日本ではIKKOさんも常連のよう。さすがだわ、オネエさま。

 

「韓国ではアンチエイジングというと美容整形が主流ですが、骨気をやると整形はあまり必要ないです。骨気で足りない部分だけすればいい」

 

うーん、説得力のある言葉だ。パンフレットをよく読むと、美容整形後のケアもある。

 

「それでは実際の施術に入りましょう。ボディとフェイスをちゃんとやると、三、四時間かかってしまうので、今日は簡略化して行いますね」

 

「はいっ」

 

なぜかやたらと気合いが入る私と編集者K。ボディ担当の骨気が二人入って来て、施術が始まった。施術自体を骨気というし、施術者のことも骨気というらしい。日本でも逆さの「気骨」という言葉があるが、この施術は、骨に気合いを入れる術のような気もする。

 

「おおーっ」

 

まずは土台の骨盤矯正から始まった。骨盤の歪みを正すと顔の歪みが治る。これは理に適っているが、リンパの集まっているコマネチラインも、腕の骨を当てぐいぐい揉み解す。骨盤の内側の際も手を入れて癒着を剥がすようにぐい~っと。これは、ピラティスの先生に卵巣嚢腫の手術後何回かやられたが、かなり体のことを勉強している人でないとできない技だ。

 

 

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骨盤調整から。コマネチラインを剥がすように腕の骨で揉みほぐす。格闘技的なスタイルに見える。

 

 

「あたたたたたっ」

 

張り付いているところは結構痛い。手術後も奥の傷と内臓、周辺の組織に癒着が起こりやすいが、パソコン生活などで座り時間が長いと、お尻や腰回りは誰しも固まる。それをほぐしてもらえ、骨盤だけでなく、足のディープストレッチもしてもらえるのだから、これはエステというより整体だ。

 

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骨盤の内側の際も剥がすようにほぐされる。

 

第17回
横森理香の更年期チャレンジ! 「コーネンキなんてこわくない」第17回「顔たるみ問題解決作戦、今度は骨気(コルギ)へ!」

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