Part 2/更年期との上手な付き合い方②私の不調改善法・その1

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和田 秀樹

1960年生まれ。精神科医。和田秀樹こころと体のクリニック院長。専門は老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学。

 

権威ある自己心理学の国際年鑑に、日本人として初めて論文を掲載するなど、海外での評価も高い。著書は600冊以上。公式サイト http://www.hidekiwada.com

知識を持って、ポジティブに向き合ったもの勝ち!

正しく知りたい「更年期」

 

「更年期って何?」「私って更年期なの?」「このつらさ、いつまで続くの?」etc。40代、50代といっても年齢によって、また人によって、更年期についての知識や、現れる症状にはかなり差があります。

 

ホルモンのバランスがくずれることで、実は誰にでも来る更年期は、不調の感じ方や症状の程度に差こそあれ、私たちの体に大きな影響を及ぼします。今と将来の自分の健康を考えるために、ここでしっかりと更年期のこと、学んでみませんか?

 

 

 

Part2

真っただ中の人に朗報

 

あの手この手で

更年期もHAPPYに過ごす!

 

 

今までとは違う疲労感、不眠、だるさ、のぼせ、多汗…、さまざまな症状が出ている人こそ、目をそらさずに向き合ってください。

 

約10年間の更年期をネガティブになることなく快適に過ごす方法と、元気で素敵な60代、70代にステップアップするための知恵を身につけたい!

 

ここでは、ちょっぴり辛口でちょっとエッチ、痛快なコメントを繰り出すことで有名な精神科医の和田秀樹先生にお話を伺いました。

さらに、2回に分けて12人の女性たちの不調改善法をご紹介。今回は、まず5人の女性の体験談です。

 

 

 

和田流 更年期の不調を乗りきる 3カ条

 

1. 食べ物をバカにするな

2. 思考パターンを変えよ

3. もっと恋をしよう

 

 

 

精神科医の視点で更年期の過ごし方を教えてくれる指南書

 

『思秋期ー感情的な人ほど早く老いる!?』

和田秀樹 著/ブックマン社

myage_010_050-和田先生著書「思秋期」

 

成人から老人になる間の時期(40~60歳くらい)を

「思秋期」と名づけている和田先生。

「岩崎宏美さんの歌を思い出す人もいるかもしれません」

と語るようにご自身も50代半ば、思秋期真っただ中。

精神医学やアンチエイジング医学の立場から、

ここ10年ほど勉強を続けているのがこの時期のこと。

思秋期を賢く乗りきり、ハッピーな老年期を迎えるヒントが満載!

 

 

 

 

 

『思秋期』の著者、和田秀樹先生に聞く

更年期との上手なつき合い方

 

 

頑固になる思考を自覚して
コントロールすることも大事

 

 

「何が不思議かって、ホルモンには驚くべきパワーがあること。老化防止はもちろんだけど、気分にも効く。例えば、60代くらいで急に社交的になる女性もよくいます。実はそれ、男性ホルモンが増えているからなんです。そもそも女性の体にも男性ホルモンは多くあるのですが、年をとってさらに増えてくる人もいるんですよ。反対に、意欲ががっくり衰えてきたなと思ったら、男性ホルモンが下がってきたせいかも。そういう方は、たとえ女性でも男性ホルモンを少しだけ足すという方法もあります」(和田先生)

 

そして、忘れてはならないことは更年期はホルモンの減少と、脳の老化がいっぺんに起こる時期だということ。前頭葉も萎縮してきます。

 

「それはもう新しいことをする意欲、冒険心もなくなってきます。どうも頑固になって『決めつけ思考』『かくあるべし思考』に傾いていく。すると脳の老化は進むんです。TVばかり観ている人はなりやすいですね。うつにもなりやすい。

 

それを自覚して『いろんな考え方があるんだな』と柔軟にとらえる努力をしたり、発想の転換をしないといけない。そして老化しきる前、40〜50代のうちに、苦労してでも趣味とか夢中になれるものを見つけておく。後からでは当然難しくなりますからね。更年期でつらい不調を抱えている人は、そこまで頭が回らないかもしれないけれど、急がば回れです。頭は固くなるんだと自覚を持って、思考パターンも生活パターンも変えていく必要があると思います」(和田先生)

 

 

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今、輝いている女性たちにも
実はつらい時期があった…

 

 

 

●絵に描いたような更年期症状がホルモン療法ですべて改善!●

 

岩見 薫さん(1962年生まれ・会社員)

 

48歳で閉経すると、ホットフラッシュに多汗、不眠、頭痛、うつ、不安症、過活動膀胱、イライラ…諸々の不定愁訴がみごとにやってきました。2年半ほど何もせずにいたのですが、医師に混合ホルモン療法(女性ホルモン+男性ホルモン)をすすめられ、3週間〜1カ月に1度、約1年通いました。初回でホットフラッシュと睡眠障害、イライラが解消。1カ月近くたつと効能が切れるのがわかるんです。

 

現在は半年間投与していませんが、症状はほとんどなく、毎日が快適です。多少産毛が濃くなったりしましたが、12回でここまで改善するなら、いい選択だったと思います。

 

 

 

 

●お試しのつもりで始めたHRTが、大きな力に!●

 

宇江佐りえさん

(1959年生まれ・エイジングスタイリスト/更年期ナビゲーター)

1981年、TBSテレビの朝の情報番組MCとしてデビュー。現在は、更年期の知識や情報、ポジティブなエイジングの普及を目指し、取材や執筆、講演などで幅広く活躍中。 http://uezarie.exblog.jp/

1981年、TBSテレビの朝の情報番組MCとしてデビュー。現在は、更年期の知識や情報、ポジティブなエイジングの普及を目指し、取材や執筆、講演などで幅広く活躍中。
http://uezarie.exblog.jp/

 

 

 

更年期と気がつかず、イライラやひどい脱力感を抱えたまま過ごしていた数年間。ようやくホルモン値の検査をすると更年期の不調だと診断。50歳でHRT(ホルモン補充療法)を受け、その効果に驚きました。それでも元来の薬嫌いのため、最低量しか使わなかったり薬剤を変えてみたり、途中で数カ月間休んでみたり…試行錯誤で5年間。

 

更年期症状もそろそろ落ち着いてきたので、現在は健康維持の目的でジェル状のエストロゲンと黄体ホルモンを使用中。症状の強弱はありつつも約10年間の更年期を経て、今は体も心も吹っきれたよう。本当の意味で「大人の女」になった実感を味わっています。

 

 

『更年期をハッピーに生きる 幸年期メソッド』
宇江佐りえ 著/自由国民社

自身の体験と取材から体系化した更年期の過ごし方。読後は本当にハッピーに!

自身の体験と取材から体系化した更年期の過ごし方。読後は本当にハッピーに!

 

 

 

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第23回
Part 2/更年期との上手な付き合い方②私の不調改善法・その1

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