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【読者アンケート】「閉経」のイメージと実際(後編)/経血の量や色の変化は?

閉経のしかたは各人各様。人によってさまざまな経過をたどることがわかります。閉経にも個性あり!

前回に引き続き、アンケート調査の報告です。

 

 

【出血日数の変化】

短い・長い・バラバラ…これも人それぞれ

 

閉経が近くなれば、1回の月経で出血している日数も減っていくのではないかと思いがち。確かに全体的には短くなった人が多いのですが、逆にだらだらと10日も出血が続くようになった人、長短予想がつかないほどランダムになった人…とさまざま。また、閉経まで月経日数は変わらなかったという人も相当数いました。

 

【経血の量や色の変化 】

十人十色、突然大出血なんてことも!

 

経血の量や色の変化も人によって違いました。徐々に量が少なくなって「スズメの涙」みたいになっていった人がいちばん多い一方、閉経の途中で経血量の多さに困った人も少なくありません。色に関しても、茶色っぽくなっていく人に対し、反対に鮮血に近くなっていった人、毎回いろいろだった人…とさまざまでした。

 

 

 

 

【体調の変化】

閉経前から不調を感じる人も多い!

 

体調の変化、いわゆる「更年期の不調」は閉経したあとに出てくると思っている人もいますが、それは大きな勘違い。そもそも更年期とは、閉経を挟んで前後10年間。閉経に向かいはじめた頃から体調に異変を感じることも普通です。どんな不調を感じたのかも人によって差があり、いくつもの症状を抱えてしまうことも多い様子。

閉経前後に感じた不調と症状TOP10

・のぼせ、多汗、ホットフラッシュ

・イライラ、落ち込み、抑うつなど

・だるい、疲れやすい

・肩コリ、首コリ、背中の痛み、腰痛

・頭痛、腹痛などの痛み

・手指のこわばり、痛み

・めまい、ふらつき、浮遊感

・肌の乾燥・かゆみ

・眠りが浅い、不眠

・膣乾燥、性交痛

 

 

*各データはOurAgeアンケート調査より(2020年1月/回答194名)

 

 

 

次回は、先輩たちのオドロキ閉経エピソードをご紹介します。

 

 

構成・原文/蓮見則子

 

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