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50代、菅田将暉君にトキメキ中

すぎ

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趣味は好きなバンドのライブ追っかけをしながら、全国のおいしいものを食べること。
摂生のストレスよりも心の健康を一番に、楽しい! 幸せ! と思える毎日を送りたいと思っています。(ただ自分に甘いだけ……かも?)

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こんにちは。ドラマ『俺の家の話』、面白いですね。やっぱクドカン、サイコ~!と思っている、ライブ大好き編集者のすぎです。

 

さて、もうずいぶん前から活躍している菅田将暉君ですが、私が気になり始めたのは音楽からでした。

ある日、ラジオから聞こえてきたギターロックバンドっぽい曲とその歌声に「あ、好きかも」と思ったら菅田君で、「え?」と驚いたのがきっかけです。

たぶんその曲は2017年の彼のデビューシングル『見たこともない景色』で、その後発表された米津玄師さんの『灰色と青(+菅田将暉)』や、ドラマ主題歌の『さよならエレジー』も好きだったので、これらの入った2018年のファーストアルバム『PLAY』を買いました。

菅田将暉 CD 『PLAY』

いまだに好きな音楽はアルバムで聴きたいし、ついCDを買ってしまう昭和な私です。

 

もちろん俳優としての菅田君も知ってはいましたが、2016年の『セトウツミ』や『何者』は、まだ菅田君が見たいというよりは作品そのものに興味があって、結果、とても良い映画でしたという感じ。

 

2017年GW公開の主演映画『帝一の國』は集英社の漫画原作で、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大、永野芽郁と、これからきそうな(実際、現在活躍している)若手俳優だらけの面白い作品でした。

続いて7月公開の、やはり集英社の漫画原作で小栗旬主演の『銀魂』(ぎんたま)では、主要キャストなのにエンドロールまで菅田君だと気づいていなかった自分に驚きました。

 

どちらもとても良くできたコメディで、漫画のキャラクターになりきれるカメレオンぶりがめちゃくちゃ気になりだして、11月公開の『火花』以降、菅田君の映画作品は、意識して全部見るようになりました。

 

実は同じ年の10月に公開され、翌年、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した『あゝ、荒野』は、前編157分、後編147分という長さと、そのハードな内容に尻込みしていたんですね。

でも仲のいいライターさんに「絶対、見るべき!」と推され、後日、意を決して観たところ、いや本当に素晴らしかったです。これを見ずして、菅田君の演技力を語るな!って感じでした。すみません。

 

・・と、前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、今回、書きたかったのはこちら。

『花束みたいな恋をした』ポスター

現在公開中の映画『花束みたいな恋をした』です。

 

このタイトルとポスタービジュアルに、「どう見ても10代、20代向きのデートムービーでしょ?」と思われた方もいるかもしれません。

 

それがね、違うんですよ。50代でも、めっちゃキュンとくる。むしろ「いろんな恋をしてきたなぁ」と、遠い目になれる大人のほうが楽しめるのでは?と思うほど。(同世代だと、「私たちもいつか別れてしまうのかな」なんて気持ちになりやしないかと、余計なお世話)

『花束みたいな恋をした』 菅田将暉 有村架純

2015年に偶然出会った21歳・大学生の麦(菅田将暉)と絹(有村架純)が恋をして同棲し、別れるまでの5年間を描いた物語は、そんな2人の結末を知っていたところで何の問題もありません。

 

好きな本や音楽が驚くほど似ていて、恋に落ちた頃のドキドキを経て、一緒に暮らし始め、就活や就職で少しずつ心がすれ違うようになり・・。

ストーリーをかいつまんでしまえば、恋愛あるあるのオンパレードなのですが、その気持ちの揺れや本音の描き方がウィットに富んでいて、それぞれのモノローグを主体としたセリフがとても面白いのです。

『花束みたいな恋をした』 菅田将暉 有村架純

脚本は、『東京ラブストーリー』や『Mother』『カルテット』など数々の名作ドラマを生み出してきた坂元裕二さん。

実在する作家やミュージシャン、ゲームや漫画や小説のタイトルが次々に繰り出されて、知っていればよりイメージが湧いて面白いのですが、情報処理が追い付かずスルーしたものも多々。セリフとともにもっとちゃんと味わいたいな・・と思っていたら、ありました! シナリオ本。

『花束みたいな恋をした』 シナリオ本

同時にノベライズ本も出ていたのですが、坂元さんのオリジナルが読みたかった私はこちらを選択。2人の声を脳内再生し、映像を思い出しながら、再度じっくり堪能しました。

 

せっかくスチール写真をたくさん貸してもらえたので、もう少し説明すると。

『花束みたいな恋をした』 菅田将暉

2人が暮らす多摩川沿いのマンションは、駅から歩いて30分。手作り感があって「今どきオシャレ」な感じです。

イラストレーターを目指していた麦は、やがて生活のために就職することに。

『花束みたいな恋をした』 菅田将暉

「だって仕事なんだから」と頑張る麦と、「私の好きな麦君はどこへ?」と思ってしまう絹。

ほぼシナリオの順番通りに撮影されたそうなので、喧嘩する2人の会話も、男女のズレも、より自然でリアルに見えるのかもしれません。

この2人を主人公にしながら、「どこにでもいそうなカップル」に見えるのがすごいです。

 

最近、この映画のプロモーションでメディアに登場している菅田君は、かなりボリュームのあるアフロ風のヘアなので、今はまたクセの強い役を演じているのかな?などと想像しながら、これからも目が離せないぞと思っているのでした。

 

『花束みたいな恋をした』

『花束みたいな恋をした』 菅田将暉 有村架純

TOHOシネマズ日比谷ほか、全国公開中

配給:東京テアトル、リトルモア

監督:土井裕泰 脚本:坂元裕二

出演:菅田将暉、有村架純

©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会

公式サイト:https://hana-koi.jp/

 

 

 

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