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ケイトウと塩漬け料理

末森陽子

末森陽子

フードコーディネーター、フードアナリスト。
雑誌「LEE」の「100人隊」初代メンバーにして、その後トップブロガーとなり、10年間、人気を集める。2008年より自宅にて食と花を愉しむ「おもてなし会」を開催(会員数約550名)。身近な食材を使い、ちょっとした工夫でおもてなし風に見せることが得意。現在、様々な企業やメーカーのアンバサダーとしての活動やセミナー、レシピ開発、コラム執筆などで活躍中。

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空が高く、吹く風に秋を感じるようになりました。

ふと立ち寄った花屋でオレンジのケイトウを見かけたのでお持ち帰り。

 

ニワトリのとさかに似ていることからこの名前がついたそうで、ひらひらとした花びらが特徴的なケイトウ(鶏頭)。

花言葉は「風変わり」「個性」。

そのものの姿を表しているようですね。

以前は赤や黄色が一般的でしたが、ここのところはオレンジや濃いピンク、薄いピンクなど様々なものを見かけるようになりました。

今回のオレンジは、温かみがあって秋にぴったりの色。

ピンクも派手ではなく落ち着いた雰囲気で、部屋にすっと溶け込んでくれました。

一緒に合わせたのは多肉植物のセダム。

こちらもシックなピンクが秋を感じさせてくれる花。

肉厚でころんとしたセダムはボリュームがあり、茎がしっかりとしているので持ちがとてもよいです。

茎を短めに切り、低めのガラスベースに生けました。

ケイトウもセダムもまるいフォルムが愛らしく、見ていて飽きない植物です。

さて、この頃日持ちのする塩漬け料理をよく作ります。

その名の通り、肉や魚を塩に漬けるだけなのですが、食材そのものの旨味がぐんと引き出され、様々なメニューに活用できるのです。

秋鮭を塩とほんの少しの砂糖に一晩漬け込み、サーモンのマリネに。

大好物のオリーブと一緒に合わせると、箸の止まらないおいしさです。

豚肩ロースを塩漬けにして一晩寝かせ、その後トマトや色々な野菜と一緒に煮込みました。

ごはんに添え、食材から出たスープも一緒にいただくと栄養もたっぷり。

 

時間のあるときにたくさん仕込んでおけば、ソテー、茹でて、煮込んで・・・と、日々の料理にアレンジできて重宝する塩漬け料理です。

 

末森陽子

ブログ 「la fleur ラ・フルール」 http://lafleury.exblog.jp/

インスタグラム yoko_suemori

 

 

 

 

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