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潮風を浴びて深呼吸と島ごはん~沖縄県・竹富島~

石井宏子

石井宏子

温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリスト
温泉旅で心も体もきれいになる
“ビューティツーリズム”を提唱。
トラベルジャーナリストとして取材執筆・
温泉の講演などで、年200日全国を旅する。

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※取材は、新型コロナウイルスによる外出自粛要請前に行いました。

潮風を浴びて深呼吸と島ごはん

~沖縄県・竹富島~

 

あーーー。思いっきり深呼吸がしたい。そんな思いに駆られて、やってきたのは、竹富島。カイジ浜の木陰のベンチに腰かけて、ただ、ただ、ぼーっと海を眺めます。ほほを撫でる潮風が心地よくて、気が付けば、あっという間に30分もたっていました。鮮やかな海の色はまもなくやってくる夏の気配。ビーチが賑わう前の季節は、静かな大人の島時間が過ごせます。

 

 

朝の静かな時間に水牛車に乗りました。毎日家の前を掃除して整える風習の島の道は、とてもきれい。のんびり、のんびり、歩く水牛の姿に癒されます。

ガイドのおとうさん、三線(さんしん)を奏でて名調子。サーユイユイ。

 

 

「『かにふ』のソーキそばが美味しいよ」と、友人からメッセージをもらって、さっそく調べて、お昼は「かにふ」へ向かったのでした。島で大人気の食事処です。

目的の軟骨ソーキそば800円。ソーキとは、軟骨を含む豚のあばら肉を柔らかくなるまで長時間煮込んだもの。コラーゲンたっぷり。ほんのり甘い味付けが、ゆるっとした島の風土にぴったりです。竹富島の「ぴーやし」という胡椒のような独特な香辛料をかけると、ぴりりとしまって、パンチが出ます。

竹富島産車海老のエビフライという張り紙を見つけてしまい、迷わず注文。竹富島には車海老の養殖センターがあり、極上の美味しい車海老だと評判なのです。頭からがぶり。甘くて濃厚な海老みその味わいが広がります。ふんわりと揚がったフライの中の身はぷりぷり。車海老の味が濃厚で、タルタルソースも何もいらない感じ。うわー。美味しい。

 

 

もう少し島散歩を楽しんだら、「ぱーらー願寿屋」でひと休み。赤瓦屋根の一軒家のカフェで、パフェやフレッシュジュースがお目当てです。わたしは、パッションミルキィーミックスジュース。牛乳・ヨーグルト・パッションフルーツのミックスで、ジュースというよりスムージーのような濃厚さ。酸っぱさと甘さのバランスが絶妙です。友達は、ゴーヤミックスジュースに挑戦。ゴーヤをリンゴとシークワサーで仕上げているのですが、「にがーい」でも、クセになる爽やかさ。

 

 

滞在は、星のや竹富島。2泊以上25%オフのプランを活用してのんびりステイ。そういえば、先日、星のや竹富島で1か月278,460円~(税・サ別)の「南風(ぱいかじ)ワーケーション滞在」というのを発表したのを見つけて驚きました。いいなあ。1か月の竹富島暮らし。なんて、妄想が広がってしまいました。

一軒家スタイルの部屋には、深くてたっぷりのバスタブ。夜は、島の音楽をかけて、お風呂でリラックスします。

 

 

夕食後は、ラウンジで、泡盛カクテルがサービスされます。石垣島の泡盛蔵元「請福酒造」の泡盛と、日替わりのシロップを選んで、ソーダで割って、泡盛カクテルを自由に作って楽しめます。静かな夜のひと時、おしゃべりしたり、ごろごろしたり、仕事してる人もいたり、ゲストはここに集って思い思いに楽しんでいます。なぜか、ここでパソコン開くと仕事がサクサクはかどってすっきり。友達から教えてもらった「かにふ」の場所を調べたのもここで。

 

 

日の出の時間のプール。早起きをして、散歩するのも気持ちいい。思いきり深呼吸してリフレッシュできた島旅でした。

 

 

星のや竹富島

https://hoshinoya.com/taketomijima/

 

 

石井宏子

公式Website  http://www.onsenbeauty.com

ブログ「日本と世界の温泉を旅する旅行作家・石井宏子」 http://ameblo.jp/onsenbeauty/

facebook・石井宏子  http://www.facebook.com/onsenbeauty

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