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世界初!?街全体が美術館になる、アートパラ深川おしゃべりな芸術祭へ行ってきました

hijiri

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都内在住。家族の赴任に伴い、オランダに四年、香港に三年半住み、現地の会社で働いていたことも。”やらない後悔よりやる後悔”がモットー、興味を持ったらまずは行動! 最近のマイブームはランニングです。普段から着物を愛好し、自称普段着物研究家。そんな着物姿でぶらぶら、走りながらきょろきょろと見つけたおでかけ情報を発信していきます。

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美術館やギャラリーってどうして室内が多いのでしょうか。

 

劣化を防ぐため?
適切な照明のため?
入場料を取る必要があるから?

 

いろいろな理由はありそうですが、彫刻など外に設置されているものもあるわけだし、よく考えたら絶対そうである必要はないのかもしれません。

 

今回開催された『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭』は、なんと街全体が美術館!富岡⼋幡宮、深川不動尊を中心とした⾨前仲町、カフェとアートの街として知られる清澄⽩河、そして深川発祥の地である森下の街中にも作品を展示し、神社の参道も、商店街の外観も、川沿いの隅田川テラスの風景も全部がアートの受け皿として活用される、東京都で初めての市民芸術祭なのです。

 

そんな素敵なイベントのオープニングイベントに運よくおじゃまできたので、その様子と実際の展示がどうだったかをレポートしちゃいますね!(イベントは終了していますがオンラインで見ることができます)

 

障がいなどさまざまな理由により、まだ世の中に知られていないアーティストに光をあてることを目的に開催されたこのイベントは、地域発信型のイベントでありながら、規模感という意味においても世界で類を見ないレベルなのだそう。ボランティアだけで700名だというのですから、その規模感も想像できるのではないでしょうか。

下町らしい太鼓も

 

中心となる作品も、全国各地からなんと約800点の応募があったそうで、その中からコンペ形式で選ばれた選りすぐり150点のアートが町中を歩くだけで鑑賞できるのですから、確かにすごいです。

 

審査員にも、作家の林真理子さんや別所哲也さんなど著名な方が名を連ねており、オープニングセレモニーには芸術祭のスぺシャルアドバイザーであるコノジュンコさんも出席されるゴージャスさ。それ以外にも下町深川らしく、他にも富岡八幡の宮司によるお祓いや、このためだけに片岡愛之助さんや假屋崎省吾さん、中村獅童さんに藤田朋子さん、弘兼憲史さんなど多くの著名人から寄せられた「応援art絵馬」を飾った特別の神輿もお目見えし、まさにお祭り!たくさんの一般の方もセレモニーの時点から見守っていらして、下町ならではの温かい連帯感が心地いいひと時でした。

「応援art絵馬」

 

では、早速実際の展示を見に街歩きに出発してみましょう。

まずは門前仲町から清澄白河へ。

深川資料館通り沿いにはたくさんのアートがきれいに飾られています。売り物と並んでいても全く違和感がありません。

 

アート活動で著名なエイブル・アート・カンパニーの作品も特別に展示されています。エイブル・アート・カンパニーとは、障害のある⼈がアートを仕事にできる環境をつくることを⽬的に設⽴された会社です。ほとんどプロの作品を何度でも気軽に楽しめるのですから贅沢です。

ロータスホールの展示

 

そのまま清澄庭園へ向かいます。大河ドラマなどでおなじみの岩崎弥太郎が私的な迎賓館として整備した広大な庭園に、たくさんのカラフルなアートが点在しています。松の木などが多く思い切り和風の庭園に、思った以上にモダンなアートが映えてびっくり。遠くにはスカイツリーも見えます。

最後に向かったのは隅田川テラス。船が行きかう川沿いにアートが並んでいる様子は、とても豊かな風景です。釣り人とのコラボレーションもなんだかしっくりきていて、街中というロケーションの懐の深さに感心してしまいました。

いかがですか?

残念ながらリアルな展示は9日間で終了してしまいましたが、大丈夫。この展示の様子は、オンラインで楽しむことができます。360°Veiwでまるでそこに出かけたみたいに楽しめるので、このブログの画像だけでは伝わりきらないこの催しの素敵さをぜひチェックしてみてくださいね。

私も大好きな深川エリア、おでかけしたつもりでぜひ楽しんじゃいましょう!

 

【公式】アートパラ深川~おしゃべりな芸術祭~サイト

オンラインで楽しむにはこちら

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