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軽井沢ツウの観光名所、34番目のカーブにある“めがね橋”とは?

Midicour(OG)

Midicour(OG)

〈ミディクール〉軽井沢の奥深い魅力にひかれ、横浜の自宅と軽井沢を行き来するようになって7年。軽井沢の自然やおいしいもの情報など、フォトスタイリストの視点から魅力を伝えます。家族は夫と15歳になるチワワ。

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写真1

東京から車で軽井沢に向かう場合、高速道路やバイパスが開通されるようになってから
国道18号碓氷峠を抜けるルートを利用される方は少なくなってきました。
群馬県横川から長野県軽井沢へはなんと184ものカーブが続く難所。
舗装はもちろんされていますが、街灯もない山道は運転に慣れている方でも、夜など通行するにはちょっとスリリングな道です。
最近では渋滞を抜けるための裏道として利用されることが多いようですが、この碓氷峠には素晴らしい観光名所があるのです。

写真2
横川方面から数えて34番目のカーブにある“めがね橋”。所在地は群馬県安中市松井田町となります。
めがね橋というと長崎の橋が有名ですが、長崎のように川にかかり人や車が通るための橋ではありません。かつての旧国鉄信越本線横川駅と軽井沢間の橋梁のひとつで碓氷川に架かる煉瓦造りのアーチ橋です。

写真3

軽井沢が夏休み中で大混雑だったので、愛犬とこのめがね橋へドライブにいくことにしました。
橋をバックにお写真を撮ってくださいとお願いしたら、私は小さくなってしまいましたが、橋の大きさがわかっていただけるでしょうか。
橋の上には遊歩道があるため、愛犬を歩かせるつもりで行きましたが、山ヒル注意という張り紙をみて断念・・・かなり蒸し暑い時だったのでかわいそうでしたが、結局最後までバックの中にいてもらいました。

写真4

道路から遊歩道まで橋の下にある階段を上がっていくことになります。運動不足ぎみの私は息を切らしてしまいまったので、お子様やお年寄りには少し厳しい階段だと思われます。
鉄道最大の難所と言われた碓氷峠に残る旧信越本線の廃線敷を利用した遊歩道は、横川駅から熊ノ平駅の間6キロにわたって「アプトの道」として整備され、めがね橋をはじめとする橋脚やトンネルなどの鉄道遺産を見ることができます。かつて鉄道が走っていた場所を、自分の足で歩いてみることができるのも、遊歩道の魅力ですね。

写真5

煉瓦アーチ橋は明治25年完成。高さ31m、長さ91mと我が国最大のものです。
使用された煉瓦は約200万個! 日本の技術と芸術性の合わせた素晴らしいものです。
平成5年に国の重要文化財に指定されています。
完成よりかなりの年月がたっているのにも関わらず、煉瓦の状態もよく、周りの木々の緑とのコントラストも美しいです。
めがね橋の雄大さを感じるのには、やはり橋の下から見上げるのが一番でしょうか。
美しいものは、その場所の中にいるよりも、少し離れた場所から全体をみることで、その魅力を満喫することができるものですね。
秋の紅葉の時期もみごとな景観を楽しめるので、秋の旅行のプランにいれられてはいかがでしょうか。

写真6
安中市観光協会
http://www.annaka-city.com/

 


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