民族文化を映し出す美しきリボン

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経て、集英社「エクラ」などのライターに。
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民族文化を映し出す美しきリボン

 

大人の買い物スポットとして人気の寺町二条エリア。御池通から「京都御苑」まで、北に延びる寺町通には、老舗の工芸品店や骨董店をはじめ、大人が思わず手に取りたくなるファッション雑貨を扱うお店が並んでいます。その一軒が、「装身具と布の店 ADORN(アドーン)」です。

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ここには、北インド、中国、アフガンなど、広域アジアやアフリカ諸国の伝統の手織りや手染めの布などをはじめ、さまざまな装身具がギッシリと店の棚に…。特に、目を引くのは、美しい色彩と文様が織りなすリボン。その美しさは、見ているだけで、うっとりしてきます。

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金糸、銀糸などまばゆい糸をふんだんに使い、さまざまな花のパターン、幾何学模様などを、独特の美意識と巧みに手法で表現した、まさに芸術品ともいえるリボンです。

リボンと言っても、幅の広さ、手法は、バラエティーに富み、一言でリボンと表現するよりは、細い布という表現が適切かもしれません。

 

これらのリボンは、各国の民族衣装や雑貨、楽器など、さまざまな生活シーンを飾るためのものだそう。

 

オーナーは、学生時代に油絵を専攻し、西洋美術を勉強されたそう。「ヨーロッパ美術を学んでいるうちに、昔からヨーロッパの多くのアーティストたちが、アジアやアフリカの文化に大きく影響されていることを知ったんです。そこから視点を変えて、アジアをメインにさまざまな民族の文化を調べ始めたら、その奥深さに、すっかり魅了されてしまったんです」と話されます。

 

そして、デザインのお仕事を経て、輸入家具・雑貨の会社でしばらく働かれた後、6年ほど前から、このお店をオープン。以来毎年、自ら現地に直接買い付けに行くそう。店に並ぶ品には、オーナーの素敵なセンスが感じられる品揃えです。

 

「毎年、買い付けにゆきますが、だんだん良いものを作る人が減っています」と。上質の作品を手掛ける人の高齢化や若い人たちの流出など、伝統の手仕事にも、次第にその存続を危ぶまれる時が近づいているようです。

 

私自身、何度も訪れているお店。そのたびに、そこに並ぶリボンの美しさに心奪われてしまいます。各国の独特の香りを漂わすリボンには、永遠を象徴する幾何学模様や生命を意味する植物文様などが刺繍されているものも。その一針一針に、作る人の思いが縫いこまれているように感じます。

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価格は、1メートル200円~4000円ほどまで、幅やデザインなどによって異なります。

 

リボンは、クッションなどインテリア雑貨の装飾にしたり、トートバッグなどをアクセントに使う人も多いそう。何に使うは、その人の想像力しだい…ただ見ているだけでも、心華やぐ美しいアジアのリボンです。

 

店には、他に、布やストール、アクセサリーなども豊富に揃っています。

 

 

名称未設定

装身具と布 ADORN(アドーン)

京都市中京区寺町二条西側妙満寺前町447-3

☎075-255-5118

営業時間:11:00~19:00 火曜定休

 

 

小原誉子

ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」

http://blog.goo.ne.jp/mimoron/

 

第39回
民族文化を映し出す美しきリボン

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