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マチュピチュ行きベルモンド ハイラム・ビンガム号とクスコで酸素補給

井原美紀

井原美紀

旅するコピーライター・エディター。

世界107ヶ国1300都市以上を旅してきた。 以前は海とヨットが大好きだったが 今は空を飛ぶことがなによりも好き。 趣味は仕事。

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今回は、MyAge秋冬号で書ききれなかったペルーの旅についてのお話です。

*発売中のMyAge 2015年秋冬号に、「ペルー&ボリビア スーパーフードの故郷へ」(P154〜P160)という記事を書きました。

 

1月の中旬からボルビアのウユニ塩湖の雨期が始まります。

塩湖の表面にうっすらと水が張り、天空を鏡のように映し出すベストシーズンの到来です!

 

井原さん ウユニ湖

 

2016年こそペルー&ボリビアの旅に行こう!と思っているみなさま、お申し込みはお済みですか?これまで103ヶ国を旅行していますが、生涯忘れられない絶景をいくつも見た素晴らしい旅でした。

みなさまも、ぜひぜひ、足腰が元気なうちに行ってくださいね。そうですね・・・あと20年くらいのうちには!

 

 

☆マチュピチュへ行くなら絶対乗りたい ベルモンド ハイラム・ビンガム!

 

ハイラム・ビンガムとは、アメリカの探検家であり、マチュピチュ遺跡の発見者の名前です。インディ・ジョーンズのモデルになった人とも言われています。

アンデス山脈の中ウルバンバの尾根に沿って14世紀頃に作られた都市は、16世紀のスペインによるインカ帝国侵攻の時代に歴史から忽然と消えてしまいます。その後、約400年の時を経た1911年7月24日にハイラム・ビンガムが再発見。長い眠りについていたマチュピチュは、再びスポットライトを浴び、世界中の人が「一度は」と憧れる「死ぬまでに見たい世界の絶景」のひとつとなっています。

もよりの都市からマチュピチュまで走っている列車は、いくつかありますが、もっとも豪華でもっとも観光の時間をゆったり取れるのが、このベルモンド ハイラム・ビンガム号。価格が安いビスタドーム号やローカル列車もありますが、OurAge世代としては、ここはやはり贅沢にベルモンド ハイラム・ビンガム号で往復といきたいものです。

 

井原さん 受付のおじさん

 

井原さん 列車

宿泊したウルバンバの最高級ホテル’ベルモンド リオ・サグラド’の敷地内に改札口があります!

 

 

乗り込んだら、すぐに荷物を置いて、まっすぐに一番後ろの展望車へ行って、バンドの近くに席を確保します!←ここコツ

展望車では、出発後、ほどなくバンドの演奏が始まり、その間フリーフロー(飲み放題)のシャンパンとペルーの国民的カクテルといわれるピスコサワーを楽しむ時間が始まります。ノリの良いバンドの演奏と各国から来た旅行者たちと盛り上がったあとは、フルコースのランチ。

 

 

井原さん 列車内

 

井原さん ミュージシャン

日本人とわかると「千の風になって」を日本語で熱唱してくれました。以前はどこへ行っても「スキヤキ(上を向いて歩こう)」でしたが、今では世界中で「千の風になって」が日本語の歌の定番になりつつあるようです。

 

 

井原さん フルコースランチ

列車の料金には、車内で振舞われる食事やワイン、着いてから遺跡までのバス代が含まれています。

 

 

あまりに楽しくて飲み過ぎ、食べ過ぎてしまいがちですが、到着後すぐにマチュピチュ遺跡の観光が待っています。

ほどほどに!

 

 

クスコのホテル選びは酸素補給を!

 

ペルーの旅の間に「大事だなあ」と実感したのは、クスコでの宿泊先です。ペルーのマチュピチュからボリビアのウユニ塩湖の旅は、いかに高地適応できるかが鍵。マチュピチュは、標高約2400mですが、クスコの標高はさらに1000m高い3400m。

マチュピチュのあと、クスコというのは一般的なルートですが、一気に1000mというのは、身体に堪えます。

クスコの空港でスーツケースを持ち上げると、すぐにわかります。息がきれるのです。

(高いところに来た!)という感じがひしひしと致します。

しっとりとした趣のある歴史的建造物や、色鮮やかな民族衣装を着た人々に目を奪われる続ける魅力的な街ですが、ゆっくりと深く呼吸し、ゆっくりと動かないと、たちまち酸素不足に襲われます。

同行した仲間が高山病で倒れたのもクスコでした。

 

MyAge では、宿泊したホテル、ベルモンド パラシオ・ナザレナスのスパについて書きましたが、私がスパよりもありがたく思ったのは、ここの酸素供給設備でした。

 

井原さん レセプション

 

井原さん 酸素ボンベ

お願いしてもってきてもらった酸素ボンベ。

 

ペルーボリビアの旅の間、軽い頭痛を感じるたびに「あ、注意しないと高山病になるな」と気を引き締めました。そのたび、ゆったりと呼吸をして、酸素を多く身体に取り込む。それでも治らないときは、酸素ボンベを使って体調を調整しました。必要だったのはクスコだけでしたが!

 

また、標高の高いところでは、「急いで動かない」ことが大事ですが、同時に眠っているときも酸素不足になりがちです。眠っているときは呼吸が浅いため、酸素不足を起こし、目が覚めてしまうこともよくあります。高山病対策のためには、ゆっくりと寝ることが大切。でも、それができづらいのが高地の悩みどころです。

そこで、寝室に酸素を送り込む設備のあるホテル選びが大切になります。

 

井原さん ホテル寝室

 

井原さん ホテルスパ

旅行の疲れが芯から癒やされる豪華なスパ。酸素対策もばっちりです。

 

 

この旅で、クスコのベルモンドバラシオ・ナザレナスに宿泊し、酸素補給で体調を調整できたことは本当に良かった、と思いました。

 

 

 

<問い合わせ先>

 

ハイラム・ビンガム号

Belmond Hiram Bingham(ベルモンド ハイラム・ビンガム)
URL http://www.belmond.com/ja/hiram-bingham-train/

 

【日本での問い合わせ先】
ベルモンド ・ジャパン(トレイン&クルーズ)
電話番号 03-3265-1200

 

 

ベルモンド パラシオ・ナザレナスホテル

所在地 Plaza Nazarenas 144, Cusco, Peru

電話番号 +51-84-58-2222

URL http://www.belmond.com/ja/palacio-nazarenas-cusco/

 

【日本での問い合わせ先】

ベルモンド・日本予約センター

フリーダイヤル 0120-229-800

 

 

井原美紀ブログ  旅の記録 Let’s GO TO SEE THE WORLD!

http://ameblo.jp/surpriseenterprise/

 

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