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宮川町の芸妓さんとの出会いで生まれたスキンケア化粧品 「京のおしろい落とし」

小原誉子

小原誉子

「京都観光おもてなし大使」&旅ライター
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを
経て、集英社「エクラ」などのライターに。
2011年より京都在住。
京都など、日本の文化・観光情報を伝える
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宮川町の芸妓さんとの出会いで生まれたスキンケア化粧品

「京のおしろい落とし」

 

 

京都烏丸通の西側を四条通から、北に進んでいた時に、ガラス越しに舞妓さんのイラストが目に留まりました。「おや、こんなところに化粧品のショールームがあるのかなぁ~」と立ち寄ったのは、「ファイテン」という会社のショップです。この会社は、京都に創業した健康機器やスポーツサポート商品のメーカーで、店内の棚には、よくプロゴルファーなどが愛用するブレスレットやネックレスが並んでいます。「これをつけると、ゴルフの飛距離が伸びる」と言って、友人の何人かも着用していたのを思い出しました。

京のおしろい落としファイテン

さて、この会社は、金属をナノレベルで水の中に分散させる独自技術により、さまざまな素材を開発。これは、アクアチタンやアクアゴールドと呼ばれ個々の金属の特性を最大限活用することで、人間が本来持っているパワーを引き出し、体を本来のリラックス状態に導く、まさに世界で初の独自技術なのです。

 

すでにそのアクアゴールドという水を使った、アンチエイジングを目指すスキンケア製品が発売されていますが、新製品の舞妓さんのイラストの「京のおしろい落とし」というラインは、京都の花街、宮川町の芸妓さんとの出会いから生まれたという、化粧落としに特化した、まさに京都ならではの製品。

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そもそも凛とした美しさを湛える京の芸妓さんや舞妓さんの化粧は、素肌に下地としてびんづけ油を塗り、その上に水で溶いたおしろいを重ね、パウダーで仕上げます。一度化粧をしたら、化粧直しもせずに、1日中崩れない、しっかりとしたメイクです。そのため、いざ、メイクを落とそうとすると、なかなか簡単に落とせないそう。強いクレンジング剤やゴシゴシ洗いでは肌を痛める原因に。肌トラブルをもつ、敏感肌の人も多く、その悩みは、美しさとは裏腹に、なかなか深刻なものだと聞きました。

 

そこで、ちょうど試作品の開発をしていた「ファイテン」が、そんな芸妓さんたちのお悩みを伺い、さらに改良を重ね、作り上げたのが、この「京のおしろい落とし」となのだそう。落ちにくいおしろいも、この製品なら、スムーズに、肌に負担をかけず落とせ、しかも肌には潤いももたらされ、芸妓さんや舞妓さんに口コミで広がっているとか。

 

この製品にも、金に由来するアクアゴールドやアクアプラチナなどが使われ、すべての製品に共通する薄い紅色が、ちょっと贅沢な感じ。

 

「あの~私、それほどしっかり化粧してないんですけど、必要でしょうか?」と、ファンデーションを薄く塗るだけの私。「もちろん、肌の汚れや、古い角質なども、やさしく落とし、肌の調子が整うので、健康的な肌になりますよ」とお店の方。化粧の濃さには関係ないそう。

 

ショップにある製品は、自由に試すことができます。そこで使ってみると、なるほど滑らかな使い心地。特にきめ細やかなクリームのような泡立ちの洗顔フォームは、とても気持ちいいもの。仕上げに少しとろみのある化粧水で整えれば、心なしか肌が白くなった感じ。余分な肌の古くなった角質がとれたようです。やはり肌の基本は、洗顔にありかも…。

 

敏感肌の芸妓さんや舞妓さんが使えるようにと開発されたことから、肌への刺激もありません。「あの~これ、若い人向けですか?」と、さらに聞くと、「いいえ、どの年齢層のお肌にもお使いいただけます。50代以上の方々もご愛用くださってますよ」とのこと。

あらゆる肌タイプにも使えるそう。

 

肌の美しさが魅力ともなる京都の芸妓さんや舞妓さんが愛用するという「京のおしろい落とし」。これを使い、その美しさにあやかりたいもの。

 

ファイテンサロン

また「ファイテンショップ 京都烏丸店」の奥には「IPサロン」という、この会社の優れた健康機器が利用できる女性専用のサロンもあります。会員制ですが、ビジターでも利用できるとのこと。そこでさっそく体験。最先端のマッサージチェアの心地よさは抜群で、絶妙な動きが体の隅々までほぐしてくれます。さらにアクアチタンのスチームを浴びながら、自分で最新のエステ機器でお肌のセルフエステもでき、疲れた肌に活力を与え、ハリが蘇えるピチピチ肌になりました。「横になるだけで、リラックスできますよ」と、サロンには有料で利用できる「アクアチタン浴カプセル」や「酸素カプセル」などがあり、それに入ると、あっという間に爆睡してしまいました。だた寝ているだけで、体が軽くなったよう。「ここのサロンは、床も壁もアクアチタンが含まれていますから、いるだけでリラックスできるんですよ」と。「え~ここから出たくない…」とつい思ってしまいます。

ファイテンカプセル

ビジターでも利用できるので、京都観光で疲れた体を癒すのにいい場所かとも思われます。

ビジター利用は、1時間¥2000。なかなか人気のサロンなので、事前の予約を忘れずに。

 

 

ファイテン IPサロン

京都市中京区烏丸通錦小路角手洗水町678 四谷学院京都ビル1F(ファイテンショップ内)

☎ 0120‐061‐510

営業時間:11:00~21:00 土日・祝日10:00~20:00

第3水曜休み

 

http://www.phiten.com/

 

 

 

小原誉子

ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」

http://blog.goo.ne.jp/mimoron/

 

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