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『話す犬を、放す』 に出演! つみきみほさんをクローズアップ

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close-up actress
cinema interview

 

つみきみほさん

1971年生まれ。'85年、吉川晃司主演映画のヒロイン募 集オーディションで、10万人の中からグランプリに選 ばれる。翌'86年に映画『テイク・イット・イージー』 (大森一樹監督)でデビュー。'90年には『櫻の園』で、 毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。近年は映画『ち はやふるー下の句ー』、Eテレ「おさるのジョージ(」声 の出演)などに出演している

つみきみほさ

認知症の母と、母を案じる娘。 どこかコミカルで温かい作品です

 

女優と訪問介護ヘルパーの 仕事を両立中。得るものが 多い日々を送っています

 

10代から女優として活躍し、数々の映画やドラマに出演してきた つみきみほさん。3月11日公開の映画『話す犬を、放す』では、レ ビー小体型認知症を発症した母と向き合う女優・レイコを演じてい ます。 「レイコは俳優スクールで教えながら芝居を続けている、40代の売 れない女優。この映画では、女優業と母親との生活を両立させよう とするレイコと、そんな娘を気遣う母親との関係がコミカルに描か れています。認知症がテーマではありますが、深刻になりすぎず、 頑張っている人にエールを送るような温かみのある作品です」

 

レビー小体型認知症は、記憶障害が目立たない代わりに、幻視や 誤認妄想などの症状が現れる認知症。実際に熊谷まどか監督のお母 さまが発症した病気が、ストーリーのモチーフになっています。つ みきさんご自身も1年ほど前から訪問介護ヘルパーの仕事に携わっ ているため、個人的にも思うところがあったそう。 「ヘルパーとの両立は大変ですが、同時に面白さも感じています。 皆さん長く人生を生きてこられて経験が豊富な分、お話が楽しいん ですよ。人と対峙するという意味では、お芝居と介護の仕事には通 ずる部分がありますし、得るものも多いです」

 

プライベートでは二人の女の子の母であり、四人姉妹の三女のつ みきさん。最初のお子さんを産んだのは26歳のときでした。 「当時は今ほど子育ての環境が整っておらず、女優が子どもを産む こと自体あまり歓迎されなかった時代です。仕事の面であきらめざ るをえないこともたくさんあったので、最近の女性はいいなあと羨 ましく思っています。実家の母は元気ですが、私は母と性格が似て いるせいで会えばケンカになっちゃう。少し距離を置いたほうがう まくいくので、できるだけ淡々としたつき合いを心がけています (笑)」

 

そんなつみきさんの健康維持法は、毎朝30分のウォーキング。 「もう6年以上続けています。日によっては5分しか歩けないとき もありますが、継続は力なりということで。あとは軽めの糖質制限 ですね。食べすぎるとすぐにフェイスラインに出てしまうため、で きるだけ炭水化物を控えて、チーズやお豆腐などをいただきます。 とはいえ人生には癒しも必要。自分へのご褒美として、仕事終わり に大好きなスイーツをいただくのが、今一番の楽しみです(笑)」

 

 

『話す犬を、放す』

『話す犬を、放す』

監督・脚本/熊谷まどか  出演/つみきみほ 田島令子ほか 有楽町スバル座ほかにて3月11日より全国公開

 

売れない女優レイコのもとに、昔の芝居仲間の紹介 で映画出演の話が舞い込む。大きなチャンスに喜ぶ レイコだったが、時を同じくして母・ユキエがレビ ー小体型認知症と診断され、長時間一人にしておく ことができなくなってしまう。女優のキャリアと、 母との生活を両立させようとするレイコは…

『話す犬を、放す』

 

 

撮影/小山志麻 ヘア&メイク/中西瑞美 スタイリスト/岡田紗季

取材・文/上田恵子

シャツ・パンツ/ スタイリスト私物

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