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スイーツの魔法/おおたわ先生の ハッピーホルモン スイッチオン!

おおたわ史絵

おおたわ史絵

1964年生まれ。内科医・作家
東京下町出身。東京女子医科大学卒業後、大学病院、総合病院を経て下町の医師の道を選ぶ。
1996年、週刊朝日「デキゴトロジー」にて執筆活動を開始。
2005年には、医学生時代からの半生を綴った自叙伝的エッセイ『女医の花道!』を出版してベストセラーになる。
通常の診療のほか、北アルプス夏山診療ボランティア、愛犬とのCAPP活動(アニマルセラピー)ボランティアに携わる。最新刊は「ヒトは医学で恋してる!」(文芸社) MyAge(集英社)の「S-Joy ~ 素敵女医」のひとり。

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幸せになりたい~!
でも、幸せってなに?

そんな永遠のテーマを医学から考えていこうと思います。

 
実は私たちの脳には、たくさんの幸せのホルモンがあって、
それを発揮させるスイッチもあるのです。
それらを上手に生み出せれば、誰でも幸せになれるもの。
そう、幸せは他人が運んでくるものではないのです。
そのスイッチの在りかさえ知れば、ほら、幸せはすぐそばに…。
自分なりのスイッチを探して今日から幸せになりましょう!

 

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南仏プロヴァンスの伝統的なお菓子、カリソン。葉っぱみたいな形がキュート。

 

 

街を歩いている時、目に留まるものといえば……スイーツ!
色とりどりのかわいらしいお菓子が並ぶウインドウは、文字どおり甘い誘惑でいっぱいです。昔からクリスマス、バレンタイン、バースデーなど、イベントには甘いものが欠かせません。
もちろんイベントでなくても気になるし、食べたくなっちゃうのがスイーツなのですけどね。特に、寒いなと感じる時期には、ケーキやチョコレートなどの王道スイーツの人気が高まります。

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こちらも南仏のお菓子。プチシューのように見えますが、生地がブリオッシュでできているトロぺジェンヌと呼ばれるもの。

 

 

でも、これにはれっきとした科学的理由があるって、ご存じかしら?
実は、砂糖には「幸せホルモン」のセロトニンを増やす魔法の力があるのです。

 

 

セロトニンはヒトの脳内物質に数ある幸せホルモンの中でも、心を落ち着かせてくれるステキなホルモン。セロトニンがみなぎっていると、私たちは「あぁ、明日もまたがんばろう」という気持ちになります。
ところが、反対にセロトニンが不足すると「うつ」になってしまいます。

 

 

前回「光セラピー」のテーマでもご紹介したように、セロトニンの分泌には日光が不可欠。
たとえば北半球にある日本では、夏が終わると日照時間が短くなり、それに比例してセロトニンの分泌量も少なくなってしまいます。
だから秋になると物悲しく、アンニュイな気分になるのですね。かの有名な唱歌『小さい秋みつけた』のメロデイが寂しい感じなのも、なるほどと頷けます。

 

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東京広尾にあるフランス菓子ジュヴオーのレモンとオレンジのショコラ。

 

 

そんな脳内事情を知ってか知らずか、秋以降、私たちの体は自らセロトニンを増やす方法を探し始めます。
そのひとつがスイーツ。
なんたって砂糖は、セロトニンを分泌させる秘密のスイッチなのですから!
寒い季節にスイーツが恋しくなるのは、気持ちの落ち込みを防ぐための本能的な行動だったというわけです。

 

 

そもそも私たち女性は、男性に比べ基本のセロトニンレベルが低く設定されています。
だから悲観的になりやすいし、傷つきやすい。
おまけに性周期による変動もあったりして、とにかく心が揺れる生き物なのです。

 

 

世の男性たちから「女は気分屋で扱いづらい」と陰口を叩かれることもありますが、仕方がないんです。脳内が男と違うんだから!
この際、そう開き直ってしまいましょう。

 

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恵比寿ロブションの食事の最後に出てくるスイーツのワゴンはまるで夢のよう。

 

 

さて、幸せになるためのスイーツだったらいくら食べてもいいですよ、と言いたいところですが、残念ながらそうはいかないのが現実。
カロリーオーバーで太り始めると、むしろメンタルはダウンしてしまうのですから。

 

 

あなたは体重が増えた途端、おしゃれをする気がなくなったり、出かけるのがおっくうになったりしたことないですか?
実は、脂肪細胞はメンタルと深い関わりがあると言われています。

 

 

脂肪細胞から出てくるサイトカインという物質が、体内でのセロトニン合成の邪魔をするという研究があるのです!
どうですか?ただのアブラだとたかをくくっていたら大間違い。こんな意外なネガティヴパワーを持っているのですよ。
メンタルを良好な状態に保つためにも、やっぱりスイーツはたしなむ程度にしておくのが賢い女子、と言えるのかもしれません。

 

 

写真/おおたわ史絵

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