40、50代が知っておくべき「目の病気」④【加齢黄斑変性】

MyAge_012_072-加齢黄斑変性

(右)

加齢黄斑変性の早期発見に有効なのが、この「アムスラーチャート」。片方の目ずつ、約30㎝離れた場所から中心点を見つめてください

 

(左)

チャートの線が歪んだり、中心部が暗く見えたりしたら加齢黄斑変性の疑いがあります。ただちに眼科で検査を受けましょう

 

 

 

■こんなふうに見える

黄斑部の障害が進むと、左の絵のように視野の中心が見づらくなっていきます。さらに症状が進行すると、今度は視野の中心部分が欠ける症状が現れ、見えない部分が広がって視力が低下していきます

黄斑部の障害が進むと、左の絵のように視野の中心が見づらくなっていきます。さらに症状が進行すると、今度は視野の中心部分が欠ける症状が現れ、見えない部分が広がって視力が低下していきます

 

 

 

■治療法→おもな3つの治療法

 

[抗VEGF療法]

●眼球の中に、注射で薬剤を投与します。
●入院は不要。外来で受けられます。
●薬の値段が高く、自己負担額が大きい。
⇒VEGF(血管内皮増殖因子)とは、血液中に含まれる糖タンパクの一種。この働きを防ぐことで新生血管の増殖を抑えます。

 

[レーザー治療]

●強いレーザーを病変部に照射します。
●入院は不要。外来で受けられます。
●中心窩に病変がある場合は行えません。
⇒新生血管を確実に焼きつぶす方法。周囲の組織もダメージを受けるため、実施できる例が限られます。

 

[PDT(光線力学的療法)]

●光に反応する薬と弱いレーザーを用いた治療法。入院治療が原則。
●治療後、まれに視力低下が起こることも。
●抗VEGF療法と組み合わせることもある。
⇒新生血管に集まりやすい性質の薬を点滴し、弱いレーザーを当てて新生血管を塞ぎます。

 

 

▶▶▶OurAgeの過去記事も参照

連載:加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)を知ろう

 

▶▶▶MyAge2016春号・P162〜も参照

書店でご注文いただくか、ネット書店や「OurAgeストア」でも購入できます

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http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-102211-3&mode=1

 

 

次回は、[飛蚊症(ひぶんしょう)]について詳しくご紹介します。

 

 

イラスト/内藤しなこ 取材・文/上田恵子

取材協力・資料提供&監修/大鹿哲郎

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