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世界が注目!Dr.根来の腎臓研究最前線/Dr.根来の体内向上プロジェクト

根来秀行教授

根来秀行教授

1967年、東京都生まれ。『ハーバード&パリ大学 根来教授の特別授業「毛細血管」は増やすが勝ち!』(集英社)は版を重ね、台湾、韓国でも翻訳され好評発売中! ハーバード大学医学部Lecturer on Medicine、ソルボンヌ大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、杏林大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の臨床・研究・医学教育の分野で国際的に活躍中。

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いし 2016年11月には、シカゴで開催されたアメリカ腎臓病学会50周年の総会でも、ご自身の研究の発表で登壇されましたよね。

 

Dr.negoro_photo

世界各国から1万5000人もの研究者が参加。各国を代表する研究者の みなさんと最新情報やりとりなどもしたそう

 

 

根来 はい。腎臓病の発症における体内時計と毛細血管の関係についての研究成果を発表しました。

 

 

いし 簡単に説明していただけますか?

 

 

根来 遺伝子操作で作成した生体リズムを刻む時計タンパク(ビーマル1)がないマウスを使った実験を実施したんですね。

 

 

いし まず、遺伝子操作で時計遺伝子をなくしたマウスをつくるところから大変そうですねぇ。

 

 

根来 ええ、けっこうむずかしいんですよ。

 

 

Dr.negoro_Ill

 

 

根来 その実験で、時計遺伝子が働けなくなったマウスは、体内のリズムが崩れ、毛細血管がしだいに劣化。血管が詰まりやすくなり、腎機能不全などの障害が起こりやすくなりました。

 

 

いし ふむふむ。

 

 

根来 つまり、この実験によって、体内時計が腎臓に影響していることや、毛細血管の重要性がますます明らかになったわけです。
この研究が上手く応用できれば、体に負担の少ない効率的な投薬の時間帯などもわかってくると思います。

 

 

いし 医学の進歩はそういう地道な研究によって支えられているんですね。

 

 

根来 それではみなさん、今日も素敵な1日を!

Dr.negoro_photo

 

取材・文/石丸久美子 撮影/森山竜男 イラスト/浅生ハルミン

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