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「毛細血管」は増やすが勝ち!/根来教授×室井滋さん対談 2

根来秀行教授

根来秀行教授

1967年生まれ。最新刊『ハーバード&パリ大学 根来教授の特別授業「毛細血管」は増やすが勝ち!』(集英社)が好評発売中!ハーバード大学医学部内科客員教授、パリ大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、世界の最先端で臨床・研究・医学教育にあたる。

 

根来 自律神経には、体を使うための交感神経と、休息のための副交感神経がありますが、日中は交感神経を、夜は副交感神経をしっかり働かせて、1日の中でメリハリをつける。すると、毛細血管に行く血液が、流れたり流れなかったりするスイッチが入りやすくなるんです。

 

 

室井 どこにそんなスイッチがあるの?

 

 

 

根来 毛細血管に枝分かれする手前の細動脈のところに、小さな筋肉がついているんですよ。
交感神経が優位になるとその筋肉が緊張して毛細血管をぎゅーっと収縮させる。すると、血液は体の中心に集まって活動しやすくなります。
一方、副交感神経が優位になると細動脈の筋肉は弛緩し、毛細血管が広がって血液が末端にまで流れます。
すると、全身の細胞に酸素や栄養、ホルモンなどが届けられ、体が修復・再生されるのです。

 

 

室井 なるほど〜。よくできてますねぇ。

 

 

根来 ところが現代人は、ストレス過多で不規則な生活になりがち。
夜になっても交感神経が優位なままの人が多いのです。
それが習慣化すると、毛細血管は退化して減っていくんですよ。

 

 

室井 えーっ、消えちゃうんですか?

 

 

根来 管はあるのに血液が流れていないゴースト血管になり、やがて消滅します。40代過ぎると、なおさらゴースト化しやすいんですよ。

 

 

室井 怖い〜。

 

 

根来 でも大丈夫!
毛細血管は日常生活のちょっとした工夫で、加齢に伴う毛細血管の量と質の低下を最小限に食い止め、弱っている毛細血管を復活させ、さらには健康な毛細血管を増やすこともできるんです。

 

 

室井 本当? どうすればいいの!?

 

(はてさてどうすればいいんでしょう。答えは次回に続きます!)

 

 

 

 

 

 

Dr.negoro_photo

 

(おふたりの対談はまだまだ続きます。お楽しみに!)

 

 

構成・文/石丸久美子 撮影/角守裕二
ヘア&メイク/鈴木将夫(MAVEE)(室井さん)
スタイリスト/中井綾子(crêpe)(室井さん)
撮影協力/徳真会QUARTZ TOWER

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