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加齢とともに肺胞がしなびて肺のキャパが減る!?/Dr.根来の体内向上プロジェクト

根来秀行教授

根来秀行教授

1967年、東京都生まれ。『ハーバード&パリ大学 根来教授の特別授業「毛細血管」は増やすが勝ち!』(集英社)は版を重ね、台湾、韓国でも翻訳され好評発売中! ハーバード大学医学部Lecturer on Medicine、ソルボンヌ大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、杏林大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の臨床・研究・医学教育の分野で国際的に活躍中。

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いし こんにちは。ぐうたらライターのいしまるこです。

ハーバード大学医学部根来秀行教授のweb講座「肺年齢を若返らせる!」です。前回は、肺の中にある3億個の袋〝肺胞〟について伺いましたよ。

 

 

根来 こんにちは。根来秀行です。今回は、その肺胞の老化についてお話していきましょう。肺胞では、生命活動の要〝ガス交換〟が行われていますが、そのやりとりの現場となるのはどこでしたか?

 

 

いし 肺胞に巻き付いている毛細血管です!

 

 

根来 その通り! ところが加齢とともに、肺胞を取り巻く毛細血管も徐々に減っていくんですよ。

 

 

いし それは肺胞にも影響があるんでしょうねぇ。

 

 

根来 はい。肺胞の壁の弾力が失われていきます。

 

 

いし ぶよぶよしてくるんですか?

 

 

根来 そうですね。肺に病変や炎症が起きると、毛細血管の劣化がさらに進みます。すると、肺胞の袋同士がくっついて表面積が少なくなっていきます。

 

 

いし 肺胞がぶどうの房のようではなくなっていくんですね。

 

 

根来 ブロッコリーとかカリフラワーのような感じに変形していきます。

 

 

肺がダメージを受けると……

Dr.negoro_Ill

左が健康な肺、右が病気の肺です。有害物質にさらされ続けた肺は、気管支に炎症が起きて内腔が狭くなり空気が出にくくなったり(慢性気管支炎)、肺胞の壁が破れて肺胞同士がくっついてふくらんだり(肺気腫)。結果、毛細血管が壊れてガス交換が困難になります

 

 

いし ブロッコリーやカリフラワーじゃ、呼吸の効率が悪そうです。

 

 

根来 はい。呼吸の効率が落ちて息切れや呼吸困難が現われます。

 

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