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素敵女医にアンケート!免疫力を上げるためにしていることは?

感染症の予防や細胞の修復など、健康維持に不可欠な免疫力。高めるために女医の皆さんが実践していることとは? 今回は素敵女医の方々に「免疫力」を確実に上げる方法を伺いました。

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45歳以上の女性医師の方々にアンケート!

 

免疫力を上げるためにしていることはありますか?

 

YES…100%

 

 

 

1位 良質な睡眠

素敵女医 免疫力 睡眠

寝る1時間前までにお風呂に入る、寝る30分前にメラトニンを内服する、セロトニンを分泌させるため昼間太陽光を10分浴びる、就寝前はスマホなどのブルーライトを避けるなど、睡眠の質をよくする手段はさまざま。

 

 

2位 体を温める

素敵女医 免疫力 紅茶

手首や足首を冷やさない、生野菜を避け温野菜を食べる、シャワーではなくゆっくりお風呂につかるなどの回答多数。ほかに、冷え症なので体を温める作用のある漢方薬を服用、夏でも水を飲む際は常温のみ、なども。

 

 

3位 乳酸菌をとる

素敵女医 免疫力 乳酸菌

全身の免疫細胞や抗体のうち60~70%が存在している腸管。腸内環境を整えて免疫力を上げるため、発酵食品やサプリメントで乳酸菌を摂取しつつ、積極的に善玉菌のエサになる食物繊維をとっている人が目立ちました。

 

 

 4位 ポジティブシンキング

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自律神経のバランスがくずれても免疫力は低下します。皆さんストレスは早めに解消し、ポジティブ思考を心がけているようでした。「落ち込んだときはカラオケで歌う!」という人が複数名いました。

 

 

5位 ストレッチ

素敵女医 免疫力 ストレッチ

体をほぐして血行・血流をよくする→体温が上がり免疫力がアップ、という効果から、お風呂上がりや寝る前に5~15分ほどの軽いストレッチを実践。ストレッチポールやロープを使ったり、DVDを見ながらという人も。

 

 

6位 入浴

素敵女医 免疫力 入浴

お湯の中でリラックスすることで毛細血管が広がり、体の隅々まで血液が循環。その結果、新陳代謝が活発になり、体が芯まで温まります。体調や気分に合わせ、お気に入りの入浴剤やアロマオイルを入れる人も。

 

 

7位 プラセンタ

素敵女医 免疫力 プラセンタ

注射、点滴、カプセル、錠剤、口腔用ジェル、ドリンク剤、コスメ、顔へのイオン導入など、皆さんさまざまな方法で摂取していました。中には10年以上愛用し続けている人もいるなど、根強い人気を誇っています。

 

 

8位 筋トレ

スクワット、ピラティス、加圧トレーニング、階段上り下りなどの筋トレで体温を上げ、代謝と免疫力をアップ。

 

 

9位 呼吸法

ゆったりした深い呼吸を繰り返して行うと、副交感神経が優位になり自律神経のバランスが回復。血液が全身に巡ることで、手足などの末端まで温かくなります。

 

 

10位 笑う

笑うと自律神経のバランスが整い、心身がリラックスモードに。白血球の数も増えて免疫力もアップします。お腹の底から笑えば、腸も刺激できてさらに効果的。

良質な睡眠と体温アップが免疫力の向上には不可欠!

 

今回伺ったのは、免疫力の上げ方。回答してくださった方全員が何かしら実践していて、ほとんどの人が心がけていたのが良質な睡眠をとること、次に多かったのが体を温めることでした。

 

「睡眠が不足すると、寝ている間に行われる免疫細胞の生成が滞ります。免疫力を上げるためには、自分に合った睡眠時間で、質のよい睡眠をとることが大切です。睡眠の質を高めることで、交感神経と副交感神経のバランスがとれて免疫をつかさどる白血球の割合が整い、結果的に免疫力アップにつながります。また、成長ホルモンやDHEA(副腎から分泌される男性ホルモンの一種)など、免疫力を高めるホルモンの分泌が増えると言われています」(美容皮膚科・内科・飛田砂織先生)

 

また、自身の平熱から1℃下がると免疫力は3割低下し、1℃上がると5~6倍アップすると言われるように、体が冷えると免疫力も下がります。女医の皆さんは、冷たいものを口にしない、腹巻きやカイロでお腹を温める、白湯を飲む、忙しくても必ず湯船につかる、しょうがを料理に使うなど、体を温める工夫をしていました。

 

さらに、免疫細胞の7割は腸で作られることから、乳酸菌サプリメントの摂取を習慣にしている人も多数。ほかにも運動や精神面、プラセンタや呼吸法など、さまざまな方法で免疫力を高めていました。

 

 

 

What’s S-Joy?

 

S-Joyとは、素敵女医(SUTEKI JOI)からのネーミング。Over-45のMyAge/Our Age世代で、若々しくイキイキと輝いている女性医師たちに、ずっと美しく健康で過ごす秘訣を伝授してもらうシリーズです。美容皮膚科、婦人科、歯科、形成外科など、幅広い科の先生方の専門知識を生かしたアドバイスや、ご本人が実践していることをお伝えします。

 

素敵女医 免疫力 女医データ

 

 

New S-Joy

 

素敵女医 免疫力 松村圭子先生

松村圭子さん Keiko Matsumura

46歳・婦人科
成城松村クリニック

 

「自律神経を整えることが重要で、ストレスはその日のうちにすっきりさせ、リラックスします。お風呂は必ず。入れるオイルは気分で替えて。朝何か食べて体のスイッチを入れることも大切です」

 

 

 

素敵女医 免疫力 大木美佳先生

大木美佳さん Mika Oki

50歳・形成外科
東銀座ウェルズクリニック

 

「免疫を高めるには、まずビタミンC。毎日2,000 mg 以上とり、月2回は高濃度ビタミン点滴を。ビタミンDも1日5,000IU以上摂取。粘膜の免疫を高め、アレルギーは緩和され、風邪にも無縁です」

 

 

 

素敵女医 免疫力 関口由紀先生

関口由紀さん Yuki Sekiguchi

52歳・泌尿器科
女性医療クリニックLUNA

 

「シナモンを毎日小さじ1杯とっています。また、沖縄からミネラル豊富な"ぬちまーす"という塩をお取り寄せ。運動では、骨盤底筋を含めインナーマッスルを鍛えるピラティスを週2回しています」

 

 

 

 

 

次回は素敵女医2名の免疫力UPメソッドをご紹介します。お楽しみに!

 

 

 

 

 

撮影/ケビン・チャン

スタイリスト/森ゆう子

取材・文/上田恵子

 

 

 

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