いざというとき、素敵女医が使うコレ、どんなもの？「プラセンタ」

プラセンタに含まれる成長因子が、アンチエイジングと自然治癒力に大きな影響を！　今回は、素敵女医の皆さんがいざという時に頼りにするプラセンタ配合商品をご紹介します。

素敵女医の強い味方、プラセンタとは？

プラセンタとは胎盤のことで、現在日本ではヒト由来、豚由来、馬由来、羊由来のものが流通しています。プラセンタには十数種のアミノ酸をはじめ、各種ビタミン類、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているといわれ、効果は抗酸化や免疫力のアップなど多岐にわたります。

なかでもカギになるのが、細胞の分裂・増殖を促進させる成長因子（グロスファクター）。プラセンタに含まれている成長因子が神経を成長させ、肝細胞の再生を促すなど、アンチエイジングや自然治癒力に影響を与えるとされています。

注射が認められているのはヒト由来の２種類で、更年期症状の改善を効能としたメルスモンと、肝機能障害の改善のラエンネックのみ。いずれも現在までに国内外での感染症の報告はありませんが、万一を考慮し、プラセンタ注射をした人は献血ができなくなっています。

体調がよくなり、花粉症も治りました

今井愛さん

48歳・婦人科　麻布十番まなみウィメンズクリニック

「プラセンタは５年前から週に１回、注射を打っています。ここ１～２年は、時々サプリメントも服用しています。実際に体調がよくなり、花粉症も治りました。プラセンタと並行して免疫力を上げるために実践しているのは、体を温めるための入浴。夏場も必ず、朝晩20分以上湯船につかります。そのほかにジムに週１度通っての筋トレと加圧トレーニング、週１～２回のホットヨガを続けています。また週１で映画を観て、思いきり泣いたり笑ったりしてストレスを発散しています」

更年期症状がひどいときは量を増やして体調管理

住吉周子さん

51歳・美容皮膚科・漢方　ラッフルズメディカルクリニック大阪

「45歳頃から注射を週１～２回。注射を打たないときは、馬か羊由来のサプリメントを。更年期症状がひどいときは量を増やして調整しています」。

［右］ハイブリッドプラセンタ（180錠）￥12,000

［左］コチルドン・イー（60錠）￥15,000／ラッフルズメディカルクリニック大阪

毎朝起きぬけに、羊プラセンタカプセルを

鳥飼こづえさん

50歳・眼科　東京慈恵会医科大学病院

「７年ほど前から時々プラセンタの筋肉注射を受けていましたが、最近は内服にしています。より人に親和性が高い羊プラセンタカプセルを毎朝起き抜けに１粒、水素水で内服しています。ここぞというときに無理がききます」。

セルセラ（30粒）￥18,000／スカイトップトレーディング

注射と豚由来のプラセンタドリンクで美肌に

渡辺千春さん

48歳・美容皮膚科・皮膚科　千春皮フ科クリニック

「プラセンタには活性酸素除去作用、基礎代謝向上作用、自律神経調整作用、内分泌調整作用、血行促進作用、肝臓疾患、精神神経疾患などへの作用があります。具体的な症状ですと、肩コリ、冷え、更年期症状、不眠症、美肌・美白などですね。私の場合、免疫力がアップしたせいか、ほとんど風邪をひかなくなりました。注射は５年以上前から４アンプルを１週間に１回のペースで、そのほかにプラセンタエキス配合のドリンクを飲んでいます」。