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エイジングも体調不良も、 「ケイ素」が不足しているからだった!?

青山秀和さん

青山秀和さん

赤坂ビューティークリニック院長。埼玉医科大学卒業。ケイ素にいち早く着目し、インターネットを中心にその効果・効能を啓蒙。クリニックの施術では、イオン導入でケイ素を活用

最近、にわかに脚光を浴びはじめた「ケイ素」。美容、健康通の女性はケイ素の積極的摂取を心がけているとか。あなたもケイ素の役割を知れば、無関心ではいられなくなるはず。

ケイ素 ケイ素の写真

ケイ素とは?

 

体内にごく微量しか存在しないが、
キレイと健康には不可欠なミネラル

別名はシリカ。太古から地球に存在し、土、砂、岩、植物、水に含まれます。水晶もケイ素。体内には微量しか存在しないため、以前はその働きが明らかにされていませんでしたが、昨今、皮膚、骨、髪、爪、血管、腸などの全身の組織を支える要として注目を集めるように。不足すると見た目の老化や、不調を引き起こします。

 

 

 

組織の「接着剤」として働き、
高い抗酸化力を発揮

 

「ケイ素はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、カルシウム、コンドロイチンなどの『接着剤』的役割を果たしています。不足すると結合状態が弱くなり、肌がハリを失ったり、爪や骨がもろくなったり、髪が抜けやすくなったりします」と青山秀和先生。このように美しさと健康に欠かせないケイ素ですが、残念なことに年齢を重ねるとともに減少していくそう。

 

「ケイ素は体内で生成できないため、外から摂取しなければなりません。一日に必要なケイ素は10~20㎎。ケイ素を含む食材は、現代のお手軽な食生活では案外省かれてしまいがち。毎日の料理や、外食をする際、ケイ素を含有する食材を積極的に選ぶようにしましょう」。それでも不足しがちなので、ケイ素サプリを利用するのも手。熱に強く、摂取後3~6時間で排泄されるので、とりすぎる心配がないのもこのサプリのメリットです。

 

 

 

ケイ素の具体的な働きについては次のページで!

ケイ素は何をしてくれる?

 

1.細胞のサビを取る

 

体内に発生する老化の火種、
活性酸素を除去

精神的なストレスや紫外線、PM2.5などの大気汚染、食品添加物などの影響で、私たちの肌や体内でつねに発生している活性酸素。この活性酸素を、ケイ素は高い抗酸化力で還元。肌や体内を浄化してくれます。

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活性酸素による細胞のサビが取れることで、肌あれが収まり、ダウンしていた免疫細胞が元気になって免疫力がアップ

 

 

2.コラーゲンを強くする

 

皮膚内で、ハリのもとを
しっかりとつなぎとめる

コラーゲン同士を束にして強くしたり、エラスチンやヒアルロン酸と結びつけたりして丈夫にするのがケイ素。どんなにコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を補っても、「接着剤」であるケイ素がなければハリは保たれません。

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皮膚内ではコラーゲンなどをつなぎとめ、シワやたるみのない肌の要となるケイ素。皮膚だけでなく、髪や爪の丈夫さもケイ素があってこそ

 

 

 

3.骨粗しょう症の予防

 

骨を構成するカルシウムと
コラーゲンを接着

カルシウムだけではいい骨にはならず、ケイ素がコラーゲンと結びつけることで骨密度の高い骨に。また、関節のコンドロイチンもケイ素と結びつきが強く、ケイ素が減るとコンドロイチンも減少して関節痛の原因に。

 

 

4.動脈硬化の予防

 

血管壁を丈夫にし
弾力性の高い血管を維持

血管の内皮細胞を丈夫にし、血液がスムーズに運ばれる弾力性の高い血管壁をサポート。細くて長い血管が切れないのは、ケイ素が弾力を与えているから。また、高い抗酸化作用で血管内に血栓が形成されないように働きます。

 

 

 

撮影/久々江 満

取材・原文/小田ユイコ

 

 

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