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鍋ひとつでOK! コレステロールを減らして腸活! 里芋と鶏のカレー

山脇りこ

山脇りこ

料理家。週に6日は家で晩ごはんを食べる夫とふたり暮らし。50歳を過ぎてからは日々のごはんの7割が野菜に。旬の食材や、だし、調味料にこだわりつつ、忙しい人にも作りやすい家庭料理を伝えている。「3分クッキング」や「あさイチ」などのテレビや、雑誌でも活躍中。『明日から、料理上手』『野菜のたのしみ』『いとしの自家製』など、著書多数。台湾好きで台湾のガイド本『食べて、笑って、歩いて好きになる大人のごほうび台湾』も。最新刊は、『疲れていてもこれならできそう、毎日食べたいかんたん3×3レシピ』
代官山で料理教室「リコズキッチン」を主宰。教室情報はインスタグラムやFBで。instagram : yamawakiriko ブログ:rikoskitchen.com   FB:山脇りこ

 

ほっくり、ねっとり、晩秋に向けてますますおいしい里芋。蒸してお塩で、出汁で煮て、マッシュしてサラダで、といろいろな食べ方がありますが、今回はカレーです。

 

 

里芋と鶏のカレー

 

え?と思われるかもしれませんが、里芋のむっちり&粘りで小麦粉なしでもとろりとしたカレーになります。そこに鶏のうまみ、玉ねぎの甘味、お味噌のコクを加えてつくります。

里芋のあの粘り、ぬめりは、ガラクタンと言われる炭水化物とタンパク質の複合体。血圧を下げ血中のコレステロールを抑える効果があり、免疫力も強化すると言われています。食物繊維も豊富ですから、お通じにも。粘り、ぬめりを活かして作るので、米のとぎ汁でゆでたりしなくてもOKですよー。

 

材料 (2人分)

里芋 4個(300g)

塩 ふたつまみ(茹でる時)

鶏もも肉(唐揚げ用)8切、300g

玉ねぎ 半個

カレー粉 大さじ1

クミン(あれば)小さじ1/2

味噌 大さじ1

*塩 小さじ1

*豆乳 200ml

*水 100ml

 

 

作り方

 

1. 里芋は皮をむいて、ひと口大に切る。鍋に入れてかぶるほど水を入れて、塩一つまみを加えて水から、完全に柔らかくなるまでゆでる。湯を切る。

 

 

2.玉ねぎはくし形に4等分し、長さを半分に切る。鶏肉も大きいものはひと口大に切る(写真)。

 

 

3.1に、2を入れ、*を加えて、中火にかけふつふつと沸いたら火を弱めて蓋をして鶏に火が入るまで煮る。

 

 

4.味噌を溶き、カレー粉、クミンを加えて、全体をやさしく混ぜる。

(だまにはならないので安心してください)

 

 

 

簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!

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