青魚食べていますか?
いろいろ体にいいらしいと聞いていても、家で料理をするのは億劫と言う声も聞きます。臭みが気になるとも。
そこで、今回は青魚料理のハードルが下がる料理を。イワシを梅とトマトで煮る、やってみればとても簡単な一品です。もちろん鍋1つでできます。
イワシのトマト＆梅煮
主役のイワシは、血中コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあるEPA、脳の働きを良くするDHAを含んでいます。
また、細胞の生まれ変わりを助け、健やかな髪や肌を保つのに役立つと言われるビタミンB2も豊富です。
さらにカルシウムがとれるのも魅力。カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDも含まれているので、気になる骨粗鬆症の予防にも一役買ってくれそう。
さて、お料理。頭を外してお腹の中を出すところまでは魚屋さんにやってもらうのがいいと思います。
気になる青魚の臭みは、主に血と脂にあります。血はきれいに洗い流し、脂は湯に通して、臭みを取ります。と書くと面倒に感じますが、意外に簡単です。トマトと梅が、うまみと、やわらかな酸味を加えてくれます。ごはんにもお酒にも合いますよ。
材料（２～３人分）
小イワシ（頭と内臓はとってあるものがよい。1尾30グラム）10尾 300ｇ
トマト1個（100ｇ）
梅干 ２個
酢 小さじ2
＊酒大さじ2
＊みりん大さじ1
＊しょうゆ小さじ1
＊水 大さじ1
1．頭と内臓をとったイワシは、中骨のあたりを指でなぞりながら流水でしっかり血を洗い落とす。内側の黒い部分は特にきれいに洗い流す。ペーパーで水気をふきとる。
2．鍋に１を入れ、ひたひたまで水を入れ、酢を入れ、中火にかける。
3．ふつふつと湧いてきたらその酢水はすてる。
（イワシを木べらなどでそっとおさえて酢水を切ればよい）
4．トマトは1.5センチ角ぐらいに切る。梅干しは3、4きれにちぎる。種も使う
5. 3に4を加えて、＊を加える。クッキングシートなどで落し蓋をして中火にかけ、沸いたら、火を弱めて、２，３分煮る。
鍋の中の様子を見て、８割方、煮詰まっていたらできあがり。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく！
