HAPPY PLUS
https://ourage.jp/column/future_planning/more/299765/

「財布の○○を即答できる人は、貯金力(お金を貯める力)が強い人 ~50歳からお金が貯まる人になる8つのレッスン④~」

老後に必要な資金は夫婦合わせて2000万円……いわゆる〝2000万円問題〟が世間をにぎわし、「どうしよう、そんな大金はとても無理」と焦った方も多いはず。そんな方にぜひ読んでいただきたいのがこの連載です。焦っているだけではお金は貯まりません。日々の心がけ次第でお金が貯まる方法をご紹介します!

貯金力。

 

これは〝お金を貯める力〟という意味でこの連載の打ち合わせのときに編集部が使っていた言葉なのですが、今回はその貯金力をアップさせる具体的な方法についてご紹介します。

 

第1回でもお話ししましたが、さまざまな方のお金の相談にのってきて思うのは、貯金力のある人=収入の多い人ではないということ。

つまり収入の多寡と貯蓄ができるかどうかは関係ないのです。

 

では収入が少なくても、お金が貯められる人とはどんな人なのでしょうか。

 

ずばり、それはお金への意識が高い人です。

 

 

お金への意識の高さですが、それを見分ける簡単な方法があります。

 

 

その方法とは「今、お財布の中に現金はいくら入っていますか?」という質問に即答できるかどうかです。

 

自分のお財布の中身を即答できる人は、たいていお財布の中のクレジットカードの枚数がわかっているし、どれくらいのお金が出入りしているのか、ふだんからきちんと把握できている人が多いのです。またそういう方は、当然、家計管理もできています。

 

そして、家計管理ができている=貯金力が高い、ということにつながるのです。

 

 

けれど今はキャッシュレス決済も多いですよね。

キャッシュレス決済は本当に便利です。でも、ちょっとやっかいな面もあるんです。

 

 

こんな人ならキャッシュレス決済が向いている

 

・ふだんからお財布の中身をちゃんと把握している

・カードやキャッシュレス決済の使用手段を最低限に絞り、お金の流れが分かっている

 

こんな人であれば、キャッシュレス決済を使うのは、ポイントがつくのでお得です。

 

また〝キャッシュレス決済での支払いは、月〇万円まで〟など、上限を決めてちゃんと守れる人であれば、キャッシュレス決済を使う人の方が貯蓄額が多いというデータもあります。

 

その一方で、お金への意識が低い人が使うと際限なく使ってしまうのが、キャッシュレス決済の怖さです。

 

実際にキャッシュレス決済の方が、買い物額が1.7倍になるというデータもあるほど(※)。

 

ですからまずは自分の傾向を知って、キャッシュレス決済との付き合い方を考えましょう。

 

 

◆お金に関してずぼらな人は、とにかく年始と年末に通帳チェックを!

 

ここまで、貯金力をアップする手段として

・財布の中身を把握する

・キャッシュレス決済を利用する場合は、使用する決済手段の数を絞る。また月に○万円まで、といったようにキャッシュレス決済で払う金額の上限を決めておく

をご紹介しましたが、なかには「やってみたけど、続けられない」「やらなきゃと思っているけど、なかなかできない」という方もいらっしゃいます。

 

そんな方には「ざっくりとでもいいので、お金が貯まっているかどうかだけでもチェックしてみましょう」とお伝えしています。

 

やり方は、とても簡単です。

 

メインで使っている銀行口座の預金通帳を用意して、1月1日と12月31日の残高の差をチェックするだけです。

たとえば2022年1月1日の残高と2022年12月31日の残高を比べてみて、残高が増えていれば貯金ができているということ。

 

例えば残高が100万円増えているとします。

その調子でやっていけば、単純計算で3年で300万円増えていくということ。

 

そうすれば将来に向け、そのお金をどう活用すればいいか、資金の運用など使い道を考えられるわけです。

今例としてあげたような、1年間で残高が100万円も増えているなんてことは、通常なかなかありませんが、まずは自分が貯められているのかどうか、貯められているのなら具体的にはどれくらいなのかを知ることから始めましょう。

 

もし増えるどころか逆に減っているのであれば……!

 

前も申し上げたとおり〝50代は最後の貯めどき〟です。何で減っているのかを考え、本腰を入れて対策をとらないと、老後に備えるのは難しいでしょう。

 

 

 

◆ノーマネーデーを取り入れて小さな成功体験を積み重ねよう

 

「本腰を入れて対策をとりましょう」といっても、貯金もダイエットと同じで、急にハードなことをやったらリバウンドしてしまいます。

 

「お金を貯めたいのに溜まったのはストレスだけで、逆に浪費してしまった」なんてことになってしまったら元も子もありません。

 

そこでおすすめなのが、「ノーマネーデー」をつくること。

 

「ノーマネーデー」とは、何も買わない、お金を全く使わない日のことです。

 

私の場合、週2回のノーマネーデーをつくるようにしていますが、最初は10日に1回くらいノーマネーデーをつくるところからスタートすると、取り入れやすいと思います。

 

 

ノーマネーデーを続けるコツは、お金が出やすい日にノーマネーデーを設定しないこと。

 

金、土、日はレジャーや交際費などなにかとお金が出やすいので、週末あたりは避けたほうが無難です。ちなみに私がノーマネーデーにしているのは、火曜日と木曜日。平日の真ん中に設定すると、案外うまくいきやすいですよ。

慣れてきたら、少しずつ増やしていってみてくださいね。

 

お金が貯まらない人は、「どうせ、やっても変わらない」と言って何も行動しないところが見受けられます。

 

でも行動してみないことには、何も始まりません。

まずは10日に1回のノーマネーデーを成功させるだけでもいいのです。

 

そんな小さな成功体験の積み重ねが、貯金力のアップにつながるのです。

 

 

本日はここまで。

次回をお楽しみに!

 

※2017年度 日本クレジットカード協会「クレジットカード決済と現金決済の単価比率」より

 

 【教えていただいた方】 

黒田尚子
黒田尚子さん
CFP®  1級ファイナンシャルプランニング技能士
公式サイトを見る

1969年生まれ。立命館大学法学部卒業後、1992年に日本総合研究所に入社。在職中にFP資格を取得、98年に独立系FPとして転身。現在は、各種セミナーや講演、執筆、個人相談など幅広く活躍。CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター、消費生活専門相談員資格取得。「がんとくらしを考える会」理事、城西国際大学経営情報学部非常勤講師なども務める。「がんとお金の真実(リアル)」「親の介護は9割逃げよ」「病気にかかるお金がわかる本」(共著)など多数。最新刊は「お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか「自然に貯まる人」がやっている50の行動」

記事一覧を見る

取材・文/倉澤真由美、写真/山田真由美

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
40代からの『筋活』
痩せる
40代・50代のメイク
閉経との上手なつき合い方

今すぐチェック!

サラッとした使い心地のUVケア3選!「うっかり日やけ」はもうしません

サラッとした使い心地のUVケア3選!「うっかり日やけ」はもうしません

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第3回/「アラフィフはパンプスよりスニーカーを履きなさい~50歳からお金が貯まる人になる8つのレッスン③~」…

次の記事>

次の記事>
第5回/「連休に張り切ってレジャーに出かける人は、退職金が消えやすい・前編 ~50歳からお金が貯まる人になる8つのレッスン⑤~」…

この連載の最新記事

「投資を始めたいなら、まず〇〇〇を ~50歳からお金が貯まる人になる8つのレッスン⑦~」

第7回/「投資を始めたいなら、まず〇〇〇を ~50歳からお金が貯まる人になる8つのレッスン⑦~」

「連休に張り切ってレジャーに出かける人は、退職金が消えやすい・後編 ~50歳からお金が貯まる人になる8つのレッスン⑥~」

第6回/「連休に張り切ってレジャーに出かける人は、退職金が消えやすい・後編 ~50歳からお金が貯まる人になる8つのレッスン⑥~」

「連休に張り切ってレジャーに出かける人は、退職金が消えやすい・前編 ~50歳からお金が貯まる人になる8つのレッスン⑤~」

第5回/「連休に張り切ってレジャーに出かける人は、退職金が消えやすい・前編 ~50歳からお金が貯まる人になる8つのレッスン⑤~」

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル