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香りと食感を楽しむ、うどで体もシャッキリ!

山田玲子

山田玲子

料理研究家

浜田山・麹町にて料理教室「Salon de R」を主宰。女性の美と健康を考えた、おしゃれなメニューを数多く提案する。

また、「食することは人の輪なり」をモットーに、国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている。

近著に全文英訳付きレシピ本『おにぎりレシピ101』(ポット出版)がある。

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自然の中で育つ野菜たちは、季節の移り変わりとともにそれぞれの「旬」を迎えます。そして、同じ野菜でも旬のものは味が濃くなり、さらに味とともに大切な栄養素も増すと言われています。

 

今日ご紹介するのは春が旬のうどを使った料理です。うどの旬は3~5月と言われるのであとわずか。ぜひこの時期にいただいておきたいですね。

うどは、数少ない日本原産の野菜で、ほろ苦い味わいと爽やかな香りが特徴。

 

うどに含まれるアスパラギン酸はうど特有の上品な味わいのもとになっている成分。アミノ酸の一種で、体内のエネルギー代謝を高め、疲労回復に役立ちます。また、カルシウムやカリウム、マグネシウムなど、体の調子を整えるのに欠かせないミネラルを体の隅々まで運ぶのをサポートしてくれるそうです。

 

また、うどには髪や肌の質を改善し、美しく保つのに重要な役割をする銅も多く含まれているとのこと。

 

今回は同じく旬のアスパラガスを合わせた一品をご紹介しましょう。

 

アスパラガスは近年、一年中目にするようになりましたが、旬はやはり春から初夏にかけて。うどと同じくアスパラギン酸を含んでいます。

 

上品な香りとシャキシャキの食感が楽しめる、この時期ならではの和え物。うどを家庭で調理して食する方は比較的少ないようですが、これなら手軽にできますのでぜひお試しください。

山田玲子 うどとアスパラの和え物

 

うどとアスパラガスの和え物

 

材料

うど……長さ12cm

アスパラ……5本

アンディーブ……3枚

梅干し(種をとって果肉を叩いておく)……15g

酢……大さじ1

しょうゆ……小さじ1

みりん  小さじ2

水……小さじ1

油……大さじ1と1/2

セルフィーユ……適量

 

作り方

①叩いた梅肉と調味料(酢、しょうゆ、みりん)、水を合わせ、最後に油を加えて混ぜ合わせておく。

②アスパラガスは縦半分に切って4等分にしてさっと湯がく。アンディーブは斜めに薄く細切りにする。うどは皮をむき、食べやすい長さの棒状に切る。

③②を混ぜ合わせて①で和える。セルフィーユを飾る。

※うどはアクがあるので切ってそのまま置いておくと黒くなります。切ったらすぐに調味料で和えましょう。

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