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日本遺産の包丁と炭火焼ランチ~島根県・安来市 ~

石井宏子

石井宏子

温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリスト
温泉旅で心も体もきれいになる
“ビューティツーリズム”を提唱。
トラベルジャーナリストとして取材執筆・
温泉の講演などで、年200日全国を旅する。

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日本遺産の包丁と炭火焼ランチ~島根県・安来市 ~

安来といえば、まず思い付くのは安来節とどじょうすくい。民俗芸能として今も保存会のみなさんが正しく楽しい安来節を守っていらっしゃいます。誰しもが楽しくなるどじょうすくいは、実は土壌すくいに由来しているとも言われています。その土壌とは、つまり砂鉄。砂鉄をすくう仕草が、どじょうをすくう格好に似ているということから芸能の元になったのだとか。安来から奥出雲の地域には大変良質な砂鉄が採れて、その砂鉄から鋼(はがね)を作る技術が日本の伝統的製鉄法「たたら」です。その「たたら」を取り巻く地域の文化や伝統は今も残り「出雲國たたら風土記」として日本遺産に認定されました。

そんな「たたら」の歴史を見られる和鋼(わこう)博物館へ行ってみました。日本遺産になった「たたら」の技法で今も作られている「ヤスキハガネ(安来鋼)」は、刃物の最高峰。和鋼博物館で展示物を見ていたら、学芸員さんから「マグロでいうと“トロ”の部分だけが刀や刃物になるんです。」とお聞きして、これは、なんとしても「日本遺産のヤスキハガネの包丁」をお土産に買って帰らなくちゃ、と思ってしまいました。

ちょうどよいことに、和鋼博物館にはヤスキハガネ製の刃物のショップがありました。

家庭でも手軽に使えそうなペティナイフなども揃っています。まさに、持ち帰れる日本遺産。家でのお料理も美味しくなりそうです。

 

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