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ミルクが主役のスペシャリティカフェ「コーヒーミルク」に行ってみた

大滝美恵子

大滝美恵子

フードライター&エディター、ラジオコメンテーター。横浜生まれ。「Hanako」からスタートし、店取材を続けること20年。料理の基礎知識を身に付けたいと一念発起、27歳で渡仏。4年の滞在の間にパリ商工会議所運営のプロフェッショナル養成学校「フェランディ校」で料理を学び(…かなりの劣等生だったものの)、フランス国家調理師試験に合格。レストランはもちろん、ラーメンや丼メシ、スイーツの取材にも意欲を燃やし、身を削って(肥やして!?)食べ続ける毎日。

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人気のコーヒーチェーンに入った時、牛乳の代わりに豆乳をオーダーした経験はありますか? いまだに「グランデ」だとか「トール」だとかのサイズ指定に慣れず、オーダーするのに若干の緊張を覚える私。そんなドキドキを隠すかのように「牛乳の代わりに豆乳にしてください」と声も高らかにお願いすることがあるのですが、アレルギーもなければ、健康への配慮もおぼつかない私の目的は、ただただ「格好つけたい」と思っているだけ…(苦笑)。

 

けれども調べてみると、牛乳以外の“ミルク”を選びたい理由はいろいろあるようなのです。OurAgeの過去の記事「牛乳よりも低カロリー、低糖質。話題のアーモンドミルクって何でできているの?」を読んでみると、牛乳、豆乳に続いて“第3のミルク”として注目されているのがアーモンドミルク。日本人に不足しがちといわれる食物繊維を豊富に含んでいるのがその理由だとか。

 

今日は、そんな植物性ミルクを選ぶことのできるスペシャリティカフェを紹介します。

 

4種類の植物性ミルクをこだわりのコーヒーとペアリング

 

都心から横浜方面に向かい、多摩川を渡ったところにあるJR川崎駅。大型ショッピングモール「ラゾーナ川崎プラザ」ができて以降、老若男女問わず、ますます人の往来が活発になっています。

 

その中央改札口を出てすぐ目の前、「アトレ川崎」3Fにオープンしたのがコーヒーとミルクの専門店「コーヒーミルク」。ミルクにスポットを当て、コーヒーをより美味しく、ヘルシーに飲むという新しい楽しみ方を提案しています。一見すると、朝食を取るサラリーマンやOLがいたり、午後のおしゃべりを楽しむ主婦の姿が見られたり、ごく普通のコーヒーショップなのですが、実は手にしているカップの中身には大きなこだわりがあるのです。

 

まず、コーヒーは単品焙煎方式で味の特徴を引き出したシングルオリジンの豆を、鑑定士やアドバイザーの監修のもとでブレンド。主にコロンビア産、ブラジル産などを使用していますが、選定基準は「ミルクと合わせたときにどんな味になるのか」ということ。酸味がやや控えめの豆がブレンドされ、焙煎後、工場から直送された新鮮な豆をドリップしています。

 

そして、このコーヒーに合わせるミルクのバリエーションが5種類。神奈川県産の厳選した牛乳のほか、豆乳、アーモンドミルク、ピスタチオミルク、ウォールナッツミルクの4種類の植物性ミルクを取り揃えています。どれも添加物はもちろん、砂糖、乳成分不使用。これら「コーヒーミルクラテ」のサイズはスモールとミディアムの2種類、それぞれホットとアイスがあり、1杯¥360〜(税込み)。もちろんコーヒーだけ、ミルクだけをオーダーすることもできます。

 

「コーヒーミルクラテ」は基本的にどれも「甘い」テイストなのですが、ミルクの種類によってメープルシロップやバニラシロップなど、加える甘みも変えているとのこと。植物性ミルクの栄養や効能で選んでもよし、自分の好みのテイストで選んでもよし、なのです。

 

ミルクをキーワードに開発されたフードも人気です。230℃で一気に焼き上げ、外はサクサク、中はもっちりした食感のパンに、優しい味のミルククリームをサンド。牛乳が香るミルククリームの「リッチミルクフランス」、「コーヒーフランス」、「ピーナッツフランス」 (各¥330︎(税込み))のほか、ダントツ人気は「塩あんバターフランス」。あんこと「コーヒーミルク」の組み合わせを楽しむなんて、子供時代を思い出しませんか?

 

このスペシャリティカフェはこれから店舗が増えていく予定。植物性ミルクにますます注目が集まりそうです。

 

 

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