羅臼の昆布は食べておいしい(旨味は美肌に通ず) !後編

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フードエディター&ライター

世界のレストランのトレンド取材から、毎日のごはんレシピの単行本編集まで、幅広く食を取材し続けて25年。

食べ歩く日々が続くので、家での食事はきわめてナチュラルでヘルシー。健康食への関心も深い。
朝日新聞のコラム「ジョシ目線」をはじめ、集英社「エクラ」などの女性誌や男性誌をメインに執筆。
手がけた単行本は「やさい歳時記」長尾智子著(集英社)、「芸術家の食卓」林綾野著(講談社)、

「出張料理人が教える本当に使えるおもてなし本」マカロン由香著(講談社)など

 

旨味は美肌に通ず!

羅臼昆布の簡単レシピ

 

 

こんにちは。北村美香です。

先日、北海道・羅臼産昆布のおいしさの秘密をお話しました。そんなに素晴らしい昆布ですから、料理をして、さらにおいしくいただきたい! とっておきのレシピをご紹介しましょう。

 

手間ひまかけて作られた羅臼昆布。その旨味があるからこその料理を、料理研究家の松田美智子さんに教えていただきました。松田さんは、羅臼昆布の大ファンです。

「旨味が強いので、家庭料理の強い味方になります。だしをとった後も美味しいので、食べる昆布として料理に活用したいですね。すぐに戻るので、時短料理の食材としても優秀ですよ」。

羅臼の切り昆布は戻し時間がたった1分ほど。松田さんは、豚肉、長ねぎと炒めたり、ツナやセロリ、玉ねぎとサラダにしたり。煮たり、炒めたりするときは、戻さず使ってもOKとのこと。

 

 

「湯煮」という郷土料理にヒントを得た料理を教えていただきました。

 

 

きんきの湯煮風

材料(4人分)

きんき(脂分の多い魚:たら、金目鯛など) 4切れ

羅臼昆布 約5㎝角8枚

酒 適量    生姜 適量

 

 

作り方

1きんきを羅臼昆布にはさみ、厚手の鍋に入れ、生姜のせん切りをたっぷりのせる。

2酒と水(材料外)適量を加え、蓋をして蒸し煮にする。

出来上がりに好みで、ほんの少し、お醤油を。あっという間にできて、昆布の風味が魚の味をぐんとアップしてくれます。切り身のお魚がこんなに簡単においしい料理になるのは、昆布の力です。

らうす昆布湯煮

松田美智子さんのレシピで「きんきの湯煮風」を作ってみました。羅臼昆布にはさんで、厚手の鍋で蒸し煮するだけ。生姜をたっぷりのせましょう。
いつものお魚が、羅臼昆布の旨味で格段においしくなります! 昆布もやわらかく煮上がっているので、一緒にいただきます。

 

 

ほかに、「豚肉のかたまり肉と昆布、干し椎茸の煮込み」「牛ひき肉と昆布、ごぼうの炒め煮」は、我が家の定番ですが、羅臼昆布を使うと、昆布の旨味がじんわりしみこみ、料理の味が格段に違います。

我が家の味をご紹介しましょう。

 

 

豚肉と羅臼昆布、干し椎茸の煮込み

材料(4人分)

豚ばら肉(塊) 400g  羅臼昆布 15㎝角1枚

干し椎茸(どんこ)8個  酒 100ml  生姜(薄切り)2片

みりん 大さじ2  醤油 大さじ2~4

 

作り方

1干し椎茸は水で一晩戻す。

2豚肉は4等分に切り、鍋に入れる。酒、生姜、水(材料外)をひたひたに注ぎ、強火にかける。

3沸いたら、やや強めの弱火にして、ことことと煮る。途中、あくを丁寧に取り、40分ほど経ったところで、1の干し椎茸と、5㎝角に切った昆布を入れる。みりんと醤油大さじ2を加え、さらに1時間ほど煮る。味を見て、好みで醤油を足す。

 

 

 

牛挽肉と羅臼昆布、ごぼうの炒め煮

材料(4人分)

牛ひき肉 250g  羅臼昆布 10㎝角1枚

ごぼう(太め)2本  赤唐辛子 1本 にんにく(みじん切り)1/2片

A カレー粉 小さじ1 醤油 大さじ2〜3 砂糖 小さじ2

赤ワイン 大さじ3〜4 塩、胡椒 各少量 太白ごま油 大さじ1

 

作り方

1羅臼昆布はひと口大になるよう適当に切り、水11/2カップに30分ほど浸ける。ごぼうはたわしで洗い、乱切りにして水に浸ける。かために塩ゆでしておく。

2深めのフライパンに、太白ごま油、種をとった赤唐辛子、にんにくを入れ、中火にかける。

3香りが出たら、牛ひき肉を加える。塩、胡椒して、色が変わるまで炒める。

41のごぼうを加えて混ぜ、1の昆布と昆布だしの半量、Aを加えて、ときどき混ぜながら煮詰めていく。途中で残りの昆布だしも加え、水が少なくなるまで炒め煮する。

 

 

切り昆布のサラダ

らうす昆布切り

「切り昆布のサラダ」は簡単で、お酒のアテにぴったり。玉ねぎは薄切りにして、塩をもみこみ、しばらくおいておき、水気を絞ります。切り昆布は1分ほど水で戻し、ざるにあげておきます。ピーマンは細切りに。フライパンに太白ごま油を熱し、ピーマンを炒め、切り昆布を加えてさっと炒め、玉ねぎを合わせます。味が足りなければ、醤油を少しまわしかけても。小口切りの鷹の爪を加えても。

 

 

 

どの料理も、だしをとった後の昆布で充分です。だしをとったら、密閉ビニール袋に入れて冷凍庫へ。ある程度たまったら煮物や、魚や豚薄切り肉をのせて蒸しものにも。これには、梅干しを叩いたものと白髪ねぎをのせたり、おいしいオリーブ油もしくはごま油をたらり、塩をふり、柑橘を絞ったり。簡単ですが、羅臼昆布のおかげで、深みのある味になります。

簡単、おいしい、ヘルシー。旨味たっぷりの羅臼昆布、この冬の食卓に欠かせない食材になりそうです。

 

 

昆布は「羅臼漁業協同組合」直営店『海鮮工房』のオンラインショップで入手できます。

http://www.jf-rausu.jp

らうす昆布商品

「羅臼天然昆布3等級」家庭では3等級でも充分においしくいただけます。「きざみ昆布」は、サラダに、炒め物に、スープに。「あらびき羅臼昆布」は、炊き込みご飯、チャーハン、パスタ、おにぎりに。この3種類を揃えておけば万全。

第13回
羅臼の昆布は食べておいしい(旨味は美肌に通ず) !後編

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