ＮＹ在住のエディター、
黒部エリさんのレポート、第二弾！
ミランダもグウィネスも
キヌアを主食代わりに愛用
キヌアは水で洗い、倍量の水を沸騰させて、その中で15分ほどゆでればでき上がり。ゆで上がると、白い殻がはずれるので、それが目安。キヌア自体は味がないので、コンソメ味でも和風だしでも合います。ゆでておいたものを常備して、サラダに混ぜたり、スープに加えたりするとタンパク質やミネラルが手軽にとれておすすめ
キヌアは栄養価の高い雑穀で、インカ文明では「穀物の母」として神聖な作物とされていました。必須アミノ酸やタンパク質、ミネラル、食物繊維、葉酸やビタミンBが豊富。ミランダ・カーやグウィネス・パルトロウ、ジェニファー・ロペスらのセレブもキヌアのファンだとか。国連でも2 0 13年をキヌアの年として大きく取り上げ、推奨したほどです。さらにフィトエストロゲンという女性ホルモンと同じような働きをする成分を含んでいるので、更年期世代の女性にはうれしい味方。またグルテンフリーというのも特徴です。グルテンは麦類の胚乳から生成されるタンパク質ですが、小麦アレルギーの原因ともいわれるもの。グルテン過敏症の人のみならず、グルテンを除くことで腸をクリーンにしてダイエットを効果的にしたい人たちにも、キヌアは主食代わりに人気です。またキヌアはGI値（消化した食品による血糖値の上昇の度合い）の低い複合糖質。GI値の高い食品をとらず、血糖値を上げないという低インシュリンダイエットにもぴったりです。ゆでたものをスープやサラダに混ぜるなどの応用も可能。簡単なのは、お米に１〜２割ほど混ぜて、通常の炊飯器で炊く方法です。
撮影・取材・文／黒部エリ
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