”食べるヨガ”ってご存じですか?

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野菜料理家
100%植物性のみのレシピを紹介するブログ

『izumimirunの「vege dining 野菜のごはん」』で人気をあつめ、ブログを本にした初のレシピ本は7万部をこえるヒットに。

その後、『デトックス・ベジ』シリーズ(主婦の友社)が累計21万部を突破。

主宰する東京・代々木上原の「庄司いずみ ベジタブル・クッキング・スタジオ」では野菜料理やベジタリアン料理のクラスを開催。

『野菜食べ順ダイエット』、『料理がとびきりの味に プレミアム豆乳マジック!』(共に集英社)、好評発売中!

”食べるヨガ”ってご存じですか?

 

こんにちは! 野菜料理家の庄司いずみです。
昨年オープンした私のスタジオでは私自身の野菜料理やベジタリアン料理のクラスや、野菜でのダイエットのクラスのほか、さまざまな講師の方をお招きしてのクラスを企画しています。
精進料理の先生や、海外のベジタリアン料理を伝える方、ベジタリアンカフェや野菜がおいしいレストランのシェフの方など。すばらしい講師陣にめぐまれ、私自身もサポートしつつ、とても勉強になっています。

 

 

そんな中の1人が村田由恵さんです。
村田さんとの出会いは、12、3年以上前のこと。それ以前からベジタリアンライフを楽しんでいた私。今でこそベジタリアンはヘルシーでおしゃれなライフスタイルととらえられ、野菜中心のカフェやレストランも増えましたが、10数年前にはそんなお店は数少なく、「野菜だけのおいしいお店がある」と聞けば小躍りしてイソイソ出かけたものでした。
村田さんがやっておられた中野のゴーヴィンダズは、その頃出会ったお店です。

 

 

訪れてすぐに一目惚れ。
カウンターの中で料理する村田さんが素敵だったのです。注文をうけると「それっ」と作り始めるのですが、その様子が忙しげではありながら、ニコニコ朗らかでなんとも楽しそう! 作っているのを待つ間、こちらもワクワクしてくるのです。
そして料理が本当においしい。
いえ、おいしいとか、おいしくないとか、正直言うとそんなレベルを超えていました。村田さんの料理を食べるとなぜか元気になるのです。

 

庄司いずみ食べるヨガ

その村田さんのご本がこちら、『食べるヨガ』。
中身はふつうの料理本、ベジタリアンのおいしい料理を紹介する内容なのですが、”食べるヨガ”というフレーズが気になるではないですか!
村田さんが、”バクティヨガ”なるものをやってらっしゃると噂に聞いていたので、ご本を出版されたときは、”食べるヨガ”はてっきり村田さんの造語かと思ったのですが……。
そうではなかったのです。

 

庄司いずみ食べるヨガ

中野のお店を閉店したあと、村田さんは鎌倉に移り住み、現在はゆったりしたペースで料理家としての活動を続けていらっしゃいますが、実はこの夏2度も! 村田さんのおたくにお邪魔しました。写真はそのときの様子です。
レッスンのときもそうなのですが……。ご自宅のキッチンでも、村田さんは作ることに集中し、楽しんでいらっしゃる様子。
そして、何より特徴的なのは、味見をしないのです。それも一度も!

 

理由をたずねたところ、「神様に捧げるまでは食べない」とのこと。「日本でもごはんを神棚に供える習慣がありますが、それと同じ」。神様(クリシュナ)に捧げる前に私たちが食べてしまうと、神様におさがりをあげることになるからだとか。

庄司いずみ食べるヨガ

だから、スタジオでのレッスンもなかなかにサバイバル!
こうしてみんなで祈りを捧げるまでの実習の間、時々、いつものくせで「味見しちゃった!」と叫びがあがります。そんな時村田さんはこう言います。
「いいんですよ。味見しちゃっても。そのとき、味見したことを意識するでしょう。その瞬間、私たちは神様のことを思い出して、意識を向けているわけだから、それでいいんです。人間関係も同じ。いつも意識を向けてあげると誰だって嬉しいものです」。

 

庄司いずみ食べるヨガ

こちらが味見をせずに作ったお料理。
たとえばこれは魚ではないフィッシュフライ風。
ここでは詳しく作り方は書きませんが、味見せずに作ったとは思えないパーフェクトな味。そして村田さんの料理は彩りもとても美しい。それは「神様は目でも召し上がる」からだとか。

庄司いずみ食べるヨガ

こちらは“まさかのムサカ”。なにが“まさか”かというと……。
チーズのように見えますが、ベジタリアン料理なのでチーズではありません。クリームソースも牛乳じゃない。
なのに驚くほどクリーミーですてきなおいしさなのです。
しつこいですが……。“味見をせずに”この味が出せるなんてと驚きますが、バクティヨガは生活のすべてがヨガ。体を動かすことや踊ること、しゃべること、歌うこと……。
「それから料理を作ること、食べること。何をしているときもその瞬間、その瞬間に集中しようとするの。だからおいしくできるのかな? それから私が料理をするとき、私が自分の意思で料理を作っているように見えるけど、実は役目を与えられてやらせてもらっているだけ。だから、たくさんの料理をつくらなくてはいけないときも、気持ちはラクなんです」と村田さん。

 

庄司いずみ食べるヨガ

こちらがその村田さん。
楽しげなこの笑顔! 「神様に捧げて」と文章で書くと、宗教じみた面だけを強く感じますが、そんなことはないのです。
味見をせずに神経を研ぎ澄ませて作る”食べるヨガ”、本当に楽しくておいしく、村田さんのミラクル料理にハマる人が、うちのスタジオで増殖中。
今は鎌倉で隠れ家レストランをひっそりと営んでいらっしゃるので、気になるかたはこちらhttp://govindasmurata.wixsite.com/taberuyoga をご覧くださいね。

 

 

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第49回
”食べるヨガ”ってご存じですか?
第9回

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