素材を選ばない柔軟さと和・洋・中すべての料理に変身できる多様性。コレステロール値の低下、老化防止、更年期症状の軽減、美容やダイエットにもいいなど、豆腐はまるでスーパーマンのような存在。奈良時代から長い長い間日本人に愛され続けてきた豆腐を、先人の知恵に感謝しつつ、おいしくいただきましょう！
今回はカニ入り、いり豆腐をご紹介します。
卵白のふんわり感が豆腐にぴったり。
やさしい彩りと味わいの和み系
カニ入り、いり豆腐
■材料（４人分）
豆腐（もめん）…………………………１丁
カニの缶詰……………………………１缶
グリーンピース（冷凍）…………⅓カップ
a
卵白……………………………２個分
生クリーム…………………大さじ２
カニの缶汁…………………大さじ１
塩…………………………………少々
サラダ油…………………………大さじ３
b
鶏ガラスープの素………小さじ１½
酒……………………………大さじ１
塩……………………………小さじ½
ごま油……………………………大さじ１
■作り方
1 豆腐はペーパータオルに包んで重しをのせ、30分ほどおいてしっかりと水きりをし、大きめに切ります。
2 カニは缶汁をきり（缶汁大さじ１はa で使用）、軟骨を取りながら粗くほぐし、グリーンピースは解凍しておきます。
3 ボウルにａを入れて泡立て器でよく混ぜ合わせます。
4 中華鍋を熱してサラダ油大さじ２をなじませ、③を流し入れてスクランブルエッグを作る要領で手早く混ぜながら半熟状にし、取り出します。
5 ④の中華鍋にサラダ油大さじ１を足して①の豆腐を入れ、全体に大きくくずしながら豆腐の水分をとばすように炒めます。
6 豆腐がポロッとしてきたら②のカニとグリーンピースを加えてひと炒めします。
7 ⑥にｂを加えて全体に炒め合わせ、④を戻し入れて手早くひと混ぜします。ごま油をたらして火を止め、器にふんわり盛りつけます。
次回は豆腐と牛肉、トマトの煮物のレシピをご紹介します。
料理／村岡奈弥 カメラ／白根正治
