だしの中で、豆腐の淡泊さが生きる。鍋＆スープ⑥豆腐の冷やし沢煮風

素材を選ばない柔軟さと和・洋・中すべての料理に変身できる多様性。コレステロール値の低下、老化防止、更年期症状の軽減、美容やダイエットにもいいなど、豆腐はまるでスーパーマンのような存在。奈良時代から長い長い間日本人に愛され続けてきた豆腐を、先人の知恵に感謝しつつ、おいしくいただきましょう！

今回は豆腐の冷やし沢煮風をご紹介します。

豆腐＋豆乳の濃厚なダブル風味を
冷たいのどごしのスープで楽しんで

豆腐の冷やし沢煮風

■材料（４人分）
豆腐（絹）……………………………… 1 丁
豆乳……………………………１½カップ
だし ………………………………１カップ
塩………………………………… 小さじ½
片栗粉……………………………大さじ１
にんじん……………………………… 30g
しょうが……………………………… 1 片
三つ葉…………………………… ４～５本
もみのり、紫芽 …………………… 各適量
しょうゆ……………………………… 少々

■作り方
1 豆腐は４等分に切ります。

2 鍋にだしを入れて火にかけ、フツフツと煮立ってきたら豆乳を加え、弱火で温めます。

3 ②が温まったら、①の豆腐を加え、再び煮立ちはじめたら、さらに火を弱めて２～３分煮ます。塩を加えて味をととのえ、倍量の水で溶いた片栗粉でとろみをつけて火を止めます。

4 ③の粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やします。

5 にんじんはせん切りにしてさっとゆでて水気をきります。

6 しょうがはせん切りにします。三つ葉は長さ２㎝のザク切りにします。

7 器に④を盛りつけ、⑤のにんじん、⑥のしょうがと三つ葉をのせ、もみのりと紫芽を添えて、しょうゆをたらしていただきます。