姿勢を直す!/②正しい姿勢を覚える


 

お話をうかがったのは、

岡田隆

岡田 隆さん

Takashi Okada

日本体育大学体育学部准教授(運動器外傷学研究室所属)。理学療法士。日本体育協会公認アスレティックトレーナーであり、自身もボディビルダーとして活躍。近著に『骨格バランス改善メソッド』(ナツメ社)など

 

 

立つ・座る・歩く。日頃の動作で体は戻せる!

 

骨盤を立てて、肩甲骨を閉じる。まずは正しい姿勢を体で覚えて、日常の動作に取り入れるだけで、美しい姿勢は取り戻せます。

 

 

日々の悪い姿勢が
骨格のくずれに発展する!

 

「骨格バランスがくずれる大きな原因は生活習慣です。立つ、座る、歩いているときの姿勢の癖。それが小さな癖であっても、長時間続けていれば、大きな負担になります。この積み重ねにより、筋肉が硬直して血流が悪くなり、手足の動きが鈍くなったり、痛みが生じることも。それをカバーするために、他の部位に不自然な負荷がかかり、やがて骨格が変形していきます。 正しい姿勢維持のために注目すべきは、体を支える『背骨』、脚の動きに関係する『骨盤』、腕の動きに関係する『肩甲骨』の3カ所。つねに骨盤を立て、肩甲骨の寄せを意識することが最も重要です」(岡田先生)

 

姿勢体型戻す

骨盤を立て、肩甲骨を閉じる

横から見たとき、後頭部、肩甲骨、ヒップ、ふくらはぎ、かかとの5カ所が縦一直線上にあるのが理想。しかし、年齢を重ねると多くは骨盤が後傾ぎみになり、腰椎の前弯カーブが喪失し、背中のラインがくずれる、猫背でお腹が出る姿勢に。まずは骨盤を正しい角度に立て、左右の肩甲骨を寄せ、頭が頸椎の真上にのるように。頸椎の前弯、胸椎の後弯、腰椎の前弯のカーブがある立ち姿を目指します。

 

 これが大事!

骨盤の正しい角度をマスターする

骨盤だけ前傾、後傾と動かし、その中間の角度が正しい位置。お尻の穴と膣を締める感じ。MyAge世代に多く見られる後傾ぎみの人は、"骨盤を立てる"ことを意識!

姿勢体型戻す

[右]両手で骨盤の側面をつかみ、お腹を凹ますような要領で、骨盤を後ろに傾けます=後傾。[左]お尻を引きながら骨盤を前に倒します=前傾。この動きを感じることが大事

 

 

 

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骨盤を立てて坐骨で座る

現代の生活では、座っている時間が長いため、座り姿勢の癖により、骨格がくずれていくケースが多発中。ここでも重要なのは、骨盤と肩甲骨の位置。多くの人は骨盤が後傾ぎみなので、"骨盤を立てる"ように意識して。重心を尾骨ではなく、坐骨に置き、背骨を座面に対して直角に立てます。左右の肩甲骨を寄せ、お腹を凹ませて、上半身を上方向に伸ばし、座高を高くするのがポイント。

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[上]背中を丸めて背もたれに寄りかかると骨盤は後傾、重心は尾骨に。[下]背筋を伸ばし重心を坐骨に移動=骨盤を立てた状態。この〝骨盤を立てる〞感覚をつかみます

 

 

これが大事!

腸腰筋を意識!

坐骨で座り、腸腰筋(足の付け根、指がぐっと入る部分)を使い骨盤を立てて。

姿勢体型戻す

 

 

つづいて、「歩く」姿勢をチェック!

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第2回
姿勢を直す!/②正しい姿勢を覚える


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