OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

MyAge次号 発売日変更のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため取材撮影を一時中断しました影響で、MyAge次号は以下の通り変更いたします。ご理解のほどお願い申し上げます。

MyAge 夏号(7月2日発売)→【変更後】MyAge 秋号(9月2日発売)

OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

MyAge次号 発売日変更のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため取材撮影を一時中断しました影響で、MyAge次号は以下の通り変更いたします。ご理解のほどお願い申し上げます。

MyAge 夏号(7月2日発売)→【変更後】MyAge 秋号(9月2日発売)

https://ourage.jp/column/karada_genki/105296/

草間彌生も憧れたアーティスト、 ジョージア・オキーフの生き様にサンタフェで触れる

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。

旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。

日本旅行作家協会会員。

OurAgeインタビュー/人生がちょっと変わるような「気づきの旅」を届けたいはこちら

記事一覧を見る

こんにちは小野アムスデン道子です。

サンタフェはニューメキシコ州の州都。
アドビ建築と言われる日干しレンガの赤茶色をした家が並び、1607年に創設されたアメリカで最も古い州都。スペイン、メキシコそしてネイティブアメリカの混ざった雰囲気がなんとも素敵な街です。

小野 オキーフDSCN1159
こちらは、カカオ100%のチョコレートドリンクも出すチョコレートの人気店「カカワチョコレートハウス」の外観。砂岩のような建物にカラフルなドアや窓枠の独特な色遣いにひかれます。チョコレートは店内ですべて手作りしていて、トウガラシ入りなどサンタフェらしい一品も。チョコレートドリンクは、カカオの割合やラムなど加えるお酒などで、メキシコ風、ヨーロッパ風と驚くほど種類が揃っています。

小野 オキーフDSCN1166

カカワチョコレートハウス  Kakawa Chocolate House

https://www.kakawachocolates.com

 

 

このサンタフェのダウンタウンに、あの草間彌生も憧れたアメリカの現代画家ジョージア・オキーフのミュージアムがあります。オキーフといえば、牛骨や花が大きく描かれた作品が有名ですが、ここは981点に及ぶオキーフの作品を収蔵していて、その中から絵画や写真などをピックアップして年代を追って展示されています。その時々のオキーフの生き様で作風が変わっていくのが分かります。

小野 オキーフDSCN1130

小野 オキーフDSCN1137

オキーフは、1887年にウィスコンシン州で生まれ、ニューヨークでアートを学んでいるときに、当時有名な写真家であったアルフレッド・スティーグリッツと出会ってその才能を見いだされます。スティーグリッツにニューヨークに招かれたオキーフですが、旅で訪れたニューメキシコに心ひかれ、2人は結婚したにも拘らず離れて暮らしました。その後、彼はすぐ不倫に走ってほとんど結婚生活はなく、ニューメキシコでアートに没頭していたオキーフ。大地や枯れたように立つ木、牛骨などをモチーフに作品をここで描いていたのでした。

小野 オキーフDSCN1127

ジョージア・オキーフ・ミュージアム

https://www.okeeffemuseum.org

 

 

次ページに続きます。ジョージア・オキーフが、ニューメキシコで最初に居を構えたのがゴーストランチ、その後に緑に囲まれた町アビキューにも家を持ちます。ゴーストランチは、赤茶けた大地の乾燥地帯の中にあって、その独特な風景はオキーフの作品そのままと言っていいほどの姿です。

小野 オキーフDSCN1038

 

一般向けにジョージア・オキーフの足跡をたどるツアーがあり、オキーフの作品と見比べながら見学して回れるので、ミュージアムと一緒に(出来れば行く前に)訪れるのがおすすめ(大人37ドル)。ゴーストランチは、オキーフが絵を描いていたという他に、古生物学、考古学、歴史、地理的にも興味深い場所であり、現在は教育センター的な意味合いもあって様々なワークショップが開催されロッジに宿泊することもできます。

小野 オキーフDSCN1042

ゴーストランチ Ghost Ranch

https://www.ghostranch.org

 

 

色彩感覚を重視して、作品の制作に影響が及ばないないように黒か白の服しか着なかったというストイックな性格だったオキーフ。作品に描かれたゴーストランチの風景は、現実ととても似通っているのに、さらに力強いメッセージのようなものを感じます。自分一人で自然と向き合い、その内面を見つめていたオキーフの作品に心打たれます。

小野 オキーフDSCN1141

小野 オキーフDSCN1135

 

次ページに続きます。

歴史的なアドビ建築の建物がきちんと保存されて並ぶサンタフェの街はとても魅力的。プエブロ族を中心としてネイティブアメリカンのクラフトやジュエリーを売るお店がたくさんあります。中でもプラザ(広場)に面した「総督府Palace of the Governors」に出る露天のお店は、政府の承認を受けているネイティブアメリカンの方たちで安心して買い物ができます。その日の売り上げが上がったらさっさと店じまいしてしまうので、いいと思ったらその場でちょっと交渉もして購入するのがコツ。

小野 オキーフDSCN1154

小野 オキーフDSCN1254

 

 

そのほかにギャラリーが軒を並べるキャニオンロードも散策しているだけで楽しい通り。漆喰壁の洒落た店内の「ティーハウス」は、世界中の180種類ものお茶を扱うカフェ。どれもおいしそうで、お茶をメニューから選ぶのに迷います。ブリトーなどのメキシカンやサンドイッチ、サラダなど食事のメニューもどれもおいしく、グルテンフリーやビーガン(絶対菜食主義)のメニューも。

小野 オキーフDSCN1225

ティーハウス The Teahouse

http://teahousesantafe.com

 

 

ジョージア・オキーフ・ミュージアムやアメリカ最古の教会であるサンミゲル教会、プエブロ・リバイバル様式のどっしりした州立美術館。そしてプラザ周りのお店など、歩いて回るのが本当に楽しいサンタフェの街。私は地元アーティストの絵が数多く飾られた「ドゥルリー・プラザ・ホテル」に泊まりましたが、歴史的な建物のホテルなど様々に宿泊のオプションがあります。

小野 オキーフDSCN1113

ドゥルリー・プラザ・ホテル Drury Plaza Hotel

https://druryhotels.com/locations/santa-fe-nm/drury-plaza-hotel-in-santa-fe

<前の記事

<前の記事
第50回/バンコクで優雅なマダムに変身する とっておきの方法…

次の記事>

次の記事>
第52回/スパ充実のホテルや故ダイアナ妃のファッション展! 美を磨くロンドンへの旅…

この連載の最新記事

世界一幸福な国からも学ぶ、STAY HOME 自粛生活の楽しみ方

第118回/世界一幸福な国からも学ぶ、STAY HOME 自粛生活の楽しみ方

STAY HOME のセルフケアのヒント :メディカルリゾート「ザ・ファーム」からの便り

第117回/STAY HOME のセルフケアのヒント :メディカルリゾート「ザ・ファーム」からの便り

STAY HOME な今、思いをはせたいホテルの香りストーリー

第116回/STAY HOME な今、思いをはせたいホテルの香りストーリー

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

OurAgeスペシャル