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睡眠向上への道!⑤編集部Uの実感・実体験レポート/睡眠の質を高める「鼻呼吸」を目指す

編集部Uの実感・実体験レポート第2弾

(第1弾は、こちらから読めます)

 

ムカシのような"幸せな眠り"を取り戻すための

睡眠向上への道!

 

 

50歳くらいから増えるといわれる、女性の睡眠時無呼吸症候群。呼吸を助ける機械を装着すれば、よく眠れるようになるけれど、旅行のときまで機械を持ち歩くのは切ないし、できれば顔に何もつけず快眠をむさぼりたい!睡眠時無呼吸症候群と診断された編集部Uが挑戦した、症状を軽減するあれこれとその結果を公開します!

 

 

 

●TRY4●

鼻呼吸で、いびきと喉の乾きをなくす

 

吸った空気が鼻から入るか口から入るか。

ほんのささいな違いだけれど、睡眠の質を左右する大きな問題なのです。

鼻呼吸を目指して編集部Uが試したものは!?

 

 

舌で喉を塞いでしまうのを
防ぐためには、口呼吸ではなく
鼻呼吸できるようにすることも大事。

 

CPAP使用横向き寝で、無呼吸になったりいびきをかいたりすることも少なくなり、かなり快適に眠れるようになってきたが、時々朝起きると口の中や喉が乾いてガラガラになっていることが。まだ少し口呼吸ぎみなのかな、と感じていたので、この鼻呼吸テープを試してみることに。

 

口をテープで閉じるという行為はちょっと怖く思うが、実際に貼ってみると、貼ったままでしゃべることもできるし、風邪などで鼻が詰まっていないかぎり苦しさもなし。目覚めはすっきり、喉もイガイガしていなかった。鼻呼吸をすることで舌の落ち込みを抑えてくれるのがうれしい。

 

 

口呼吸をしていると、口内から水分が蒸発するため口と喉が乾燥しやすくなる。また舌の付け根が落ち込むことで空気の通り道が狭くなり、いびきが発生する可能性が。それらによって低下するのが睡眠の質。鼻呼吸テープは、物理的に口を閉じて、鼻呼吸に誘導することで、口腔内を潤わせてくれ、またいびき音を軽減してくれる

口呼吸をしていると、口内から水分が蒸発するため口と喉が乾燥しやすくなります。また舌の付け根が落ち込むことで空気の通り道が狭くなり、いびきが発生する可能性が。それらによって低下するのが睡眠の質。鼻呼吸テープは、物理的に口を閉じて、鼻呼吸に誘導することで、口腔内を潤わせてくれ、またいびき音を軽減してくれます。

 

 

口を閉じて鼻呼吸に誘導することで睡眠の質の低下につながる口呼吸を軽減。テープは医療用シリコンタイプの粘着剤なので、素材が柔らかく皮膚をひっぱりにくく、長時間貼っていてもはがすときに痛くありません。また波状のくびれにより伸縮性を向上させたことで、一晩中寝ていてもはがれにくい。 ナイトミン鼻呼吸テープ 15枚入り¥798(編集部調べ)/小林製薬 ※医療機器ではありません

口を閉じて鼻呼吸に誘導することで睡眠の質の低下につながる口呼吸を軽減。テープは医療用シリコンタイプの粘着剤なので、素材が柔らかく皮膚をひっぱりにくく、長時間貼っていてもはがすときに痛くありません。また波状のくびれにより伸縮性を向上させたことで、一晩中寝ていてもはがれにくい。
ナイトミン鼻呼吸テープ 15枚入り¥798(編集部調べ)/小林製薬

※医療機器ではありません

 

 

次ページに続きます。

睡眠医療認定医の中島亨先生に、鼻呼吸についてお伺いしました。

 

MyAge_012_187-鼻呼吸のメカニズムイラスト

 

 

中島 亨さん Toru Nakajima

杏林大学医学部付属病院精神神経科准教授。睡眠医療認定医。睡眠時無呼吸症候群のほか過眠症やムズムズ脚症候群といった睡眠障害の治療が専門。患者の話に穏やかに耳を傾ける。 http://www.kyorin-u.ac.jp/

杏林大学医学部付属病院精神神経科准教授。睡眠医療認定医。睡眠時無呼吸症候群のほか過眠症やムズムズ脚症候群といった睡眠障害の治療が専門。患者の話に穏やかに耳を傾ける。 http://www.kyorin-u.ac.jp/

 

 

口呼吸は安眠妨害のもと。
鼻呼吸する努力を!

 

睡眠のリズムがくずれていると、ほんのささいな違和感でも眠りを妨げかねません。

 

「口呼吸もそのひとつです。鼻から吸った空気は、鼻腔を通る間に温められ、湿度も保って気道へと入っていくので、とても馴染みがいい。ところが口呼吸だと、冷たい空気がダイレクトに気道に入り、口の中や喉は乾燥してイガイガ。この不快感が睡眠の質を悪くする原因になってしまいます」

 

朝起きて喉の乾燥や痛みがあるなら、口呼吸の可能性大。鼻呼吸テープの出番です。

「人間は睡眠中も意識を残すもの。口をテープで閉じ鼻呼吸を意識して眠ることを続ければ、いつか自発的に鼻呼吸ができるようになるかもしれません」

 

口呼吸になってしまうのは、あごの骨格も関係しますが、おもに風邪やアレルギーなどで鼻が詰まっているから。まずは耳鼻科で治療を受けることも大切です。

 

 

イラスト/sino 取材・原文/小林みどり

 

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