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羽田美智子さん/パワーのある野菜から今の時代を生きる術を学ぶ①

羽田美智子さん

羽田美智子さん

1968年生まれ。女優として映画、ドラマ、テレビ、CM、ラジオなどで幅広く活躍。連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK)では、農家のお母さん役を演じ話題に。この秋には、ONEOR8公演「グレーのこと」(浅草九劇にて。2017年11月29日~12月10日)に出演予定。

羽田美智子オフィシャルブログ

http://ameblo.jp/hada-michiko/

instagram : michikohada

羽田美智子

“自分磨き”のための大人の手習い Vol.6

 

 

有機農業家・弓木野 毅さんが指南

大地のパワーをもらって
強い心、元気な体を手に入れる!

 

"宇宙の営みの力"を作物の栽培に生かしていく「バイオダイナミック農法」で野菜を作り続ける、オーガニックファーム「百姓農園」を営む弓木野毅さん。
数年前に偶然、お店で手に取った弓木野さんの野菜が忘れられないという羽田さんからの熱いリクエストで、ついに今回の対談が実現。エネルギーのある野菜を通じ、今の時代を無理なく生きる術を教えていただきました。

 

 

 

パワーのある野菜には
人を元気にする力がある

 

弓木野 羽田さん、日本の有機農産物の割合がどのくらいかご存じですか?

 

羽田 10%にも満たないですよね?

 

弓木野 はい、現状0・17%です。オーストラリアやフィンランドなど世界のトップレベルの国では約1割、中国でも0.4%と聞いています。

 

羽田 ショッキングな数字ですね。

 

弓木野 日本人は形への美意識が高く、それが野菜にも求められてしまうのです。不ぞろいだったりキャベツから青虫が出てきたなんて問題外(笑)。栄養価より見た目の美しさが優先されるし、旬に関係なく簡単に手に入ることがよしとされる。まだまだオーガニックもファッションの一部としてとらえていると、僕は分析しているんです。

 

羽田 それはとても残念! 畑でいただいたルッコラの花やにんじんのあの味といったら! 野菜の旨味の濃さに感動したし、ひと口食べただけで胃にガツンときました。“これで健康になれる”と直感的に感じました(笑)。多くの人にこの味と野菜の力強さをわかっていただきたいですね。

 

弓木野 ありがとうございます。うちでは「バイオダイナミック農法」という方法で野菜を作っています。農薬や化学肥料を一切使用しないのはもちろん、地球や太陽、月といった天体の動きを含めたすべてがつながっていて、植物に影響しているというシュタイナーの考え方をもとにしています。

 

羽田 すばらしいですね。いつも畑で汗を流して野菜を作っている弓木野さんからも、いいエネルギーを感じます。

 

 

自然に合わせて物事をシンプルに考えれば、
生きやすくなります

[羽田さん]デニムパンツ¥24,000/ストックマン(シッタムール) 帽子・エプロン・シャツ・グローブ・長靴/私物

 

 

次ページに続きます。

人も生態系の一部。
逆らわなければ楽に生きられる

 

弓木野 人も含めて生態系とは、命が生まれ、幼少期、少年期、青年期、成人期を迎え、老いて死んでいくということの繰り返しです。でも都会での暮らしは、このサイクルを単純な二次元のグラフに当てはめて、ああだこうだと言っている。グラフだと上がるか下がるかしかない。でも、もっと有機的で複雑に循環しているものを、そこに合わせようとしたってうまくいくはずがない。無理があるんだと思いますよ。

 

羽田 多くの人が生きにくさや疲弊感を抱えているのは、自然の生態系に逆らっているからなんですね。素直に身を任せたら楽になれる。そのためにはどうしたらいいのでしょう?

 

弓木野 僕も20代の頃はディスコの支配人をしたりして虚飾の世界で生きていました。0に0を掛ける仕事で何も残らない。何かを見つけたくて30歳を過ぎてから世界を旅して出会ったのが農業でした。それから20年たって得た答えは、これだけの畑でこれだけの農作物しかできないのなら、それに合わせて生きていくべきだということ。社会にはシステムや法律がありますが、自分の考えの基軸を生態系に合わせれば、さまざまな判断がしやすくなる。そのことに気づいてから、これは正しい、これは間違っているということがよくわかるようになりました。

 

羽田 身の丈に合うという言葉は、そういう意味なのかもしれないですね。

 

弓木野 そう、しんどいと思うことは無理せずやめたらいいんです。そしてお金に執着しすぎないこと。そうしない限り、幸せになれない気がします。

 

羽田 同世代の友人とは、いろいろペースダウンしようという話が出るようになりました。私自身、体調の大きな変化などもあり、人生を見直す年齢にさしかかってきたと思います。もうごまかしは利かないですね。

 

 

 

弓木野 毅さん Takeshi Yumikino

1965年生まれ。大学卒業後、数々の職業を経て30歳を過ぎた頃より農的生き方を模索。現在はオーガニックファーム「百姓農園」(千葉県成田市)にて、約8haの畑を持ち毎日汗を流す。

 

■弓木野さんの野菜はHPより注文可。旬の野菜セット(旬の有機野菜10~12品目¥2,700+にわとり村の有精卵(6個)¥300(有無の希望可(税・送料込み)http://yumikino.jp/

 

 

次回は、羽田さんが体験した、春の畑での旬の野菜収穫の様子をご紹介します。

 

 

撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/yocö〈羽田さん〉 スタイリスト/梶原寛子〈羽田さん〉 構成・原文/向井真樹

 

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