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石垣島のリゾートで期間限定のアーユルヴェーダ体験!

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。
旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。
日本旅行作家協会会員。
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 こんにちは小野アムスデン道子です。東京から飛行機で約3時間半。気軽に行ける南国、石垣島のリゾート、「フサキリゾートヴィレッジ」の中に期間限定でアーユルヴェーダのサロンがオープン(2018年4月30日まで)。スリランカに本店、東京都内にもサロンを持つ「カルナカララ」のプロデュースによるアーユルヴェーダのトリートメントとへルシーな食事で、身も心もすっきり。石垣島での2泊3日旅を2回にわたってご紹介します。

 

 

石垣島空港からリゾートまでは送迎バスで約40分。アーユルヴェーダの宿泊プランでの1日目は、夕方からのセラピストによるドーシャ(体質)診断まではフリーなので、途中でアーユルヴェーダでも数多く使われるハーブを自然の中で見て、香りをかいで、知ることのできるハーブガーデン「ガーデンパナ」に立ち寄りました。

 

ここは、果樹も含めると100近い種類の植物が生い茂り、バジルだけでも10種類もあるそう。アーユルヴェーダ体験宿泊プランのオプション散策には、ガイドさんがついて、ハーブの説明をしてくれます。たわわになる島レモンやきれいな赤い実のなっているヤモミ(シマヤマヒハツ)、スーパーフードのモリンガなど、実際に生えているのを見るのは初めてで、とても新鮮。

 

 

一巡、説明を聞いたら、好きなハーブをカゴに摘み取ります。これを調合したハーブティーと自家製スウィーツがいただけます。無農薬で育てたハーブのお茶は、感激の香り高さでした。(一人3,750円税込)

 

 

 

「フサキリゾートヴィレッジ」は、南国の花やヤシの木に彩られて、アジアのエキゾチックなリゾートを思わせます。サップ(SAP)などいろいろなマリンアクティビティもできるフサキビーチ、青い海と空が溶け合うような美しさに息を飲みます。

 

 

宿泊は、琉球赤瓦のコテージと明るくモダンなガーデンテラスの2つのバリエーションがあります。私が泊まったコテージは、ナチュラルなインテリアが心地よいコテージ。スリッパやパジャマも揃っています。

 

 

1日目の夕方に、アーユルヴェーダサロンを訪れ、ドーシャ分析のための問診票チェックを受け、人も自然も“空気・火・水・風・土”の5大要素からなるというアーユルヴェーダの考え方についてうかがいます。人の体質は、この5大要素のどれが強く出るかで、ヴァータ、カパ、ピッタの3つに分析され、3つがバランスよいのが理想。また、仕事や食事などいろんな影響を受けて、現在の体質が乱れることもありますが、3つのバランスを取ることが重要なよう。そのためにヨガや瞑想、ハーブを使った食事、マッサージなどで身体を整えます。

セラピストさんが、問診票を分析して、明日のトリートメントメニューや使用するオイル、食事を選んでくれます。

私のドーシャはピッタでした。

 

 

 

到着日の食事は、アーユルヴェーダのプランには含まれていないので、創作島料理・寿司処レストラン「ゆんたく」で、島の魚と野菜をふんだんに使った会席料理を選びました。プチプチした新鮮な海ぶどうやまったりした自家製じーまみ豆腐の揚げ出しなど、工夫された料理が並び、島の味を満喫できます。

 

 

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翌日は、朝ヨガからスタート。日が上るにつれ空の色が変わる中、ビーチで1時間みっちりとヨガに取り組みます。

朝ごはんは、消化力と代謝力を高めるという岩塩がかかったショウガにシークゥーサー(ヒラミレモン)を絞りかけて一口で。免疫力UPや抗菌力のあるクリシュナ・トゥルシー(ホーリーバジル)が入ったサラダ、黒糖パンと紅芋パン。朝から食欲十分で完食。

 

 

ランチを挟んで午前・午後にそれぞれ約60分のトリートメント。私は、午前中が額にハーブオイルを垂らすシロダーラ、午後はハーブオイルを肌内部に浸透させるマッサージのアビヤンガになりました。

 

トリートメントには、スリランカから輸入した50種類以上のハーブが入った「トリパラオイル」を用います。シロダーラの前には、まず椅子に座って、アーユルヴェーダオイルによるヘッドマッサージも。力強いマッサージで血行がとてもよくなる感じ。抜け毛やむくみ、冷えにも効くそう。

 

 

シロダーラは、あたたかなオイルが第六のチャクラと言われる額に微妙に位置を変えながら垂らし続けられて、うっとりする寛ぎが得られます。

 

 

そして、頭のオイルは最低1時間はそのまま置くため、ランチはターバンを巻いたままいただきます。3種類のカレーは、ドーシャによって内容が異なります。ピッタの私は、パンプキン、オクラ、ブロッコリー。歯触りがまだ残る程度に刻み込んだ、何種類ものハーブの味と香り、そして野菜の味がとても合っておいしく、これまた完食。

デザートには、ジューシーで甘い石垣島のフルーツパパイヤのシナモンがけ。そして、きれいな青い色をしたバタフライピーのお茶は、レモンを入れると美しい紫に色を変え、驚かされます。

 

 

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午後は、オイルをじっくりと塗布するかのような優しいアビヤンガのマッサージに、いつのまにか記憶がなくなっていました。

 

 

昼間とは異なる美しさを見せるフサキビーチのサンセットを眺めた後は、アーユルヴェーダを取り入れた石垣の郷土料理の夕食です。

 

冬瓜の煮物にはツボクサ、白身魚のマース煮(塩煮)にはクリシュナ・トゥルシー(ホーリーバジル)、ご飯にはランペ(パンダンリーフ/ニオイタコノキ)とハーブがうまく使われています。優しい味つけのおいしさに、全部平らげてしまいました。

 

 

早起きの朝からゆったりと時間が過ぎた1日。アーユルヴェーダのお陰で心から解放されて、身も心もヘルシーな気分になれました。

 

アーユルヴェーダ体験(3食、朝ヨガ、トリートメント2回)と翌朝食付き2泊プログラムで、約4万6000円〜。石垣島で気軽に試せるアーユルヴェーダ体験です。

 

 

フサキリゾートヴィレッジ http://www.fusaki.com

 

 

後編では、系列の石垣市内「アートホテル石垣島」での、オトナの時間と大興奮のドルフィンスイムとアクティブな石垣島での過ごし方をレポートします。

 

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