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耳や肩を開いて、体を緩めるコツ

森田愛子

森田愛子

治療家。鍼灸マッサージ師・ヨガインストラクターとして〝身体を育てなおす〞渋谷鍼灸理学治療室(K- Raku Style)を運営。自身が抱える多くの不調を、呼吸法で治した経験を持つ

今回は、耳や肩を開いて、体を緩めるコツをお伝えします。

 

 

体を緩めるコツ1

耳を開く

 

あごの緊張や食いしばりを解き、体を緩める

「歯を食いしばるクセがある人は、呼吸の浅い人が多いのです」と森田先生は言います。頭やあごが緊張すると、その緊張は首や肩、肩甲骨、背骨にまで影響。それにより呼吸が浅く、体全体が力みやすくなってしまうのだとか。そうすると吸うことも吐くこともうまくできません。
「そんな人は耳を開くメソッドで、あごの緊張や食いしばりを軽減。1時間に左右1回ずつでもいいので、ぜひ毎日の習慣にしてください」

 

 

1耳たぶを親指と人さし指でつかみ、ゆっくりと耳たぶを前下方向に引っ張ります(耳の穴が開いたような感覚がくるところまで)

2口をあけ、一拍置いてから閉じる、を5回繰り返します。耳たぶをつかんだまま深く息を吸い、ゆっくり息を吐きながら手を離します

 

 

 

体を緩めるコツ2

肩を開く

 

腕への刺激で呼吸を落ち着かせる

緊張で気持ちが張りつめているとき、仕事の興奮が夜になっても収まらないときなどにおすすめなのが、肩を開くメソッドです。

「このメソッドで腕に刺激を感じ続け、呼吸を自由にしておくと、どこかの段階で息が抜けると同時に、体の力をすっと抜きたくなるはず。それに素直に従うことで、自然と体が緩み、呼吸が落ち着きます」

1椅子に座り、左肩に右手を軽く置きます。押さえつけないように注意して

2肘を曲げず、肩をいからせないようにしながら、スローモーションで左手を上げていきます

3 30度ほど上げると左手にズーンとした刺激を感じるので、右手を下げて30秒キープ。これを休みながら、左右交互に2~3セット

 

 

 

 

 

次回は、正しく立つことで呼吸を整える方法をご紹介します。

 

 

撮影/城 健太 ヘア&メイク/木下庸子 構成・原文/上田恵子

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