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カラフルに祝う“死者の日” 、メキシコの“魔法の村”へ

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。

旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。

日本旅行作家協会会員。

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さて、夜はいよいよライトアップされたカテドラルが美しい広場の特設会場で「魔法の村フェスティバル」のオープニング。

ここで新しい魔法の村が9つ発表されました。メキシコの自然や文化が今も息づく美しい街としての認定は、ルールを定めてその美観や伝統を守らなければならない一方、観光地として国が援助を与え、雇用を生み出す経済効果も生み出します。

ミチョアカン州には8つの“魔法の村”がありますが、州都であるモレリアは大きな街なので、フェスティバルの開催地ですが“魔法の村”ではありません。

 

 

夕食は、地産地消の食材を使ったフレッシュな味が持ち味の、レストラン「ルー」へ。蝶をモチーフにしたテーブルコーディネートで、3種類のメスカルをティスティング。チーズをかじりながら塩とオレンジで飲みます。ミチョアカン州には、冬になるとカナダから数万から億という数の蝶がアンガンゲオという村に飛来するのだとか。

食器もミチョアカン州のものとこだわりを見せるオーナーシェフのルセーロ(愛称ルー)氏の作る料理は、メインのトラウトのソテーをはじめ、素材の生きる優しい味付けで、スパイシーなメキシコ料理という概念を変えるものでした。

レストラン・ルー Restaurant LU

https://www.hotelcasino.com.mx/restaurante-lu-morelia

 

 

 

翌日は、メキシコ全土の“魔法の村”が、ブースを出してその魅力をアピールするフェスティバルをのぞいてから、ミチョアカン州の“魔法の村”の一つ、パツクアロを訪れました。

 

「魔法の村フェスティバル」では、それぞれの村がブースでご自慢の工芸品やフードを出品。村の文化を披露する音楽や祭りのダンスなどのパフォーマンスもあって、本当に楽しい。1日中いても飽きないと思います。

メキシコ全土から集まった工芸品や雑貨などは、その場で購入もできます。

ランチのフードブースでは、メキシコの街角では普通のことながら、なんと会場に窯を設置してトルティーヤを焼き上げています。

熱々タコスが抜群においしい。左はミチョアカン州の名物の小魚チャラレス(Charales)のフライ、左はモレソース。

 

 

午後は、車で約1時間の南西部のパツクアロへ。“魔法の村”の認定を受けているこの町は、パツクアロ湖岸にあって、ミチョアカンの伝統カラーである赤と白に2色に塗られた建物が並びます。

マグラダのマリア像が美しいバシリカやカトリック教会など16、17世紀の建物が残る町は、歩いて回れます。

訪れた日は、コロンブスがアメリカに上陸しことを記念するコロンブス・デーで、町も音楽団や屋台が出て賑やか。

 

この町から見えるパツクアロ湖にある小さなハニツィオ島は、“死者の日”には島中にがい骨など伝統的な飾り付けがされ、マリーゴールドの黄色の花に彩どられる美しい島として、人気の行き先なのだそう。

 

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