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認知症・親世代編①MCI(軽度認知障害)、認知症、うつ 3つの関係は?

朝田 隆さん

朝田 隆さん

1955年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。2001年、筑波大学臨床医学系(現・医学医療系臨床医学域)精神医学教授。’14年から東京医科歯科大学特任教授。’15年より筑波大学名誉教授、メモリークリニックお茶の水院長

本人だけでなく、介護をする家族や周囲など、かかわる人全員にとって負担の大きい認知症。どういう病気なのか、そして予防のために今からできることを紹介していきます。

親世代編
認知症にならないための生活習慣

認知症の前段階といえるMCI。認知症と間違えられやすいうつ病。違いをきちんと理解して、早めに対処しておきましょう。

 

 

認知症ではないが、健常者とも言いきれない 「MCI」

軽度認知障害(MCI)とは?

「認知症ではないけれども、健常者だとも言いきれないというグレーゾーンの段階の人がいます。この状態を『軽度認知障害(以下、MCI)といいます」と朝田先生は説明します。

「認知症は、ある日いきなりなるわけではなく、その前段階としてMCIがありま。特にアルツハイマー型認知症の場合は、必ずMCIを経て発症することがわかっています」

 

日常生活において、もの忘れ以外にもさまざまなサインがあります。それを見逃さないようにすることが大切なのだそう。

MyAge/OurAge世代の皆さんは、まだ自分が認知症かどうかの心配をする必要はないでしょう。でも、親世代はまさにドンピシャの年齢です。離れて住んでいる人は特に、実家を訪ねた際に、以前とは違う様子がないかどうか気にかけてあげてください」

 

MCIの兆候は、次の項目でも確認できます。当てはまるところにチェックを入れてみましょう。

 

□何度も同じ話をする。同じ質問を繰り返す

□「あれ」「これ」「それ」などの言葉を使って話すことが増えた

□今日の日付がすぐに言えない。または思い出せない

□同じ商品を買ってしまうことが増えた

□買い物の会計時、計算が面倒なので小銭を使わなくなった

□外出することが減った

□服装や髪型など、身のまわりに無頓着になった

□趣味が楽しめなくなった

□いつも使っている家電の操作にまごつくようになった

□うっかり水道の水を出しっぱなしにしていることがある

□最近急に怒りっぽくなった。短気になった。こらえ性がなくなった

 

「3つ以上当てはまる人は、MCIに 該当する可能性があります。ただしこれはあくまでも目安。健常者でも、疲れているときなどは複数当てはまることがあります。ここ数カ月にわたって、3つ以上当てはまる状態が続いているという人は、一度病院を受診してもいいかもしれません」

 

 

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