認知症・OurAge 世代編①認知症発症予防、食べ方チェックリスト

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今野裕之さん

順天堂大学大学院卒業。2016年、ブレインケアクリニック開院。リコード法(アルツハイマー病の治療プログラム)認定医。精神科専門医。日本抗加齢学会専門医

本人だけでなく、介護をする家族や周囲など、かかわる人全員にとって負担の大きい認知症。今回は、私たち自身が、予防のために今からできることを紹介します。

 

MyAge 世代編 認知症を防ぐ食べ方4つのルール

将来、認知症にならない体をつくるためには、私たちは今どんなことをしておけばいいのでしょうか? 栄養医学から生まれた「食べ方のルール」を聞きました。

 

 

認知症と老化 (糖化・酸化・炎症)との関係

「現在、認知症に特効薬はありません。けれど、MyAge/OurAge世代の皆さんが食生活を見直すことで、認知症の発症リスクを下げることは十分に可能です」と解説するのは、「ブレインケアクリニック」の今野裕之先生です。

 

「多くの病気には食生活が影響しています。健康診断では問題がなくても、栄養不足の問題が隠れていることも。それは認知症についても同じです。私はうつ病の治療に、不足している栄養素をサプリメントなどで補う栄養療法を取り入れていますが、この治療法は認知症予防にも役立ちます。まずは次のチェックリストで、普段の食生活の傾向を確認してください」

 

1

□食事は主食のみで、おかずはほとんど食べない

□葉物野菜、柑橘類をあまり食べない

□お酒を飲む機会が多い

□薬を服用中。人工透析を受けている

 

2

□甘いお菓子や飲み物をよくとる

□白米、パン、麺類を毎食食べている

□野菜、海藻、きのこ類をあまり食べない

□甘い果物をよく食べる(特に夜)

 

3

□発酵食品をあまり食べない

□揚げ物、炒め物をよく食べる

□ストレスを感じることが多い □タバコを吸っている

 

4

□魚をあまり食べない

□肉、卵、豆類、乳製品をあまり食べ ない

□加工食品をよく食べる □低カロリー食である。食が細い

 

1 が多かった人はビタミンB群不足タイプ。代謝がうまくいっていない傾向が。アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症にかかわりのある体内物質ホモシステインの増加を招きます。

 

2 が多かった人は糖質の摂取が多すぎるタイプ。甘いお菓子はもちろん、白米やパン、麺類などに偏った食事により、体内の糖化=コゲが進みます。

 

3 が多かった人は酸化・炎症タイプ。活性酸素の発生によって体内が酸化し、体を老化させる“サビ”や、病気の元となる炎症が生じます。

 

4 が多かった人は栄養不足タイプ。脳の神経細胞や神経伝達物質の原料が足りず、脳がエネルギー不足の状態に。認知症のリスクも上がります。

 

「それぞれの対策については下にまとめています。今日から食べ方や睡眠などの生活習慣を見直して、将来、認知症にならないための体づくりを始めましょう」

 

 

構成・原文/上田恵子

 

 

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