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直行便で行けるミャンマー 、ヤンゴンから心洗われる旅へ

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。

旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。

日本旅行作家協会会員。

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こんにちは小野アムスデン道子です。タイは数多く訪れているのですが、今回が初ミャンマー。仏教徒が大多数の国で、黄金に輝くパゴダと呼ばれる仏塔のイメージが浮かびます。2018年10月から1年間の予定でビザ免除が試行されている今(入国時にビザの残存期間6ケ月が必要)、行ってみたいという気持ちがむくむくわいていました。

 

自分の会社員時代の人が集まるアジア会が、ちょうど今回はミャンマー開催。「遠いかな」と思っていたら、成田から首都ヤンゴンにANAが直行便を毎日就航していて、所要約8時間。しかも、戻りは夜10時に出て早朝到着で、仕事を帰国日からできそうなので、参加を決意!

成田からのANA往路便、エコノミークラスの2種類の機内食は写真入りのメニューを見せてくれて、スパークリングワインもあるのがうれしいですね。映画や音楽など日本語のエンターテインメントも充実していてリラックスできます。

 

ミャンマーは人口の6割はビルマ族ですが、タイ、ラオス、中国、インド、バングラディシュと接している、多民族国家。そんなミャンマーの料理は、主食は長米で、それに野菜と肉の煮込みや唐揚げ、スープ、野菜のピクルスなどのおかずが出ます。特徴といえば、油多め、ニンニク多め、しかしスパイスは一部民族をのぞいてそんなに強くないといったところでしょうか。まずは、食レポから。

 

ふわふわのオムレツの中を割ると野菜炒めが入ったこちらのお料理は、ミャンマーの北東部で中国やタイとの国境にあるシャン州料理の店「シャン・ヨーヤー」の一品。日本人駐在員の間でも人気店とのことで、あっさりと食べやすい味。

こちらはホテルで出た、ミャンマー定番の朝食の一つ「モヒンガー」。ライスヌードルとゆで卵に、なまずでとったスープをかけて、パクチーや唐辛子、揚げたニンニク、ライムなどを好みでトッピング。ウコンが入っているので少しカレーっぽく感じるスープは味が薄いので、味をトッピングで調整するようです。

麺好きの私がおいしいと思ったのは、ドライブインで食べた朝ごはん。シンプルなビーフン炒めは、豚肉と揚げたニンニク、ネギなどが入っていて醤油味。澄んだスープはあっさり、玉ねぎは甘酢漬け。日本人は「油少なめ」のオ―ダーがよいとガイドさんのアドバイス。2,000チャット(約150円)でした。

 

 

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ミャンマーでは、男女ともロンジーという民族衣装を着ている人がほとんど。筒状の布を腰に巻きつけます。まずは専門店でロンジーを買うと、女性は膝上スカートが不可のパゴダの参拝にも重宝です。ショッピングセンターでは上下で2,000〜3,000円。

ショッピングセンターに入る「Tokyo Tomato Café」は、前職の同僚が経営するお店で、アジア会の会場。ミャンマーで懐かしの洋食を中心としたメニューを提供しています。鍋やブッフェが人気だとか。ミャンマービールはすっきりとした後味でおいしいです。

 

ロンジーを入手して、さあ市内観光へ。

ダウンタウン中心にあるマハバンドゥーラー公園は、ひろびろとした芝生の敷地に黄金のパゴダや独立記念塔が立ち、周りは英国植民地時代のコロニアルな建物が囲んでいます。

お土産屋さんにもカラフルなロンジーを置いています。麦わら帽子やサンダルなども、500円するかしないかで安くてかわいい。

 

さて、いよいよ楽しみにしていたパゴダ巡りです。ミャンマーでは世界三大仏教遺跡の一つで3,000以上の仏塔が点在して絶景というパガンが有名なのですが、日帰りではちょっと無理。

 

なので今回はヤンゴン中心部にあるシェダゴン・パゴダと近郊のモン州にあるチャイティーヨー・パゴダ(ゴールデン・ロック)などを訪れることにしました。

まずは、仏教国ミャンマー最大の聖地、シャダゴン・パゴダから。入り口を大きな2体の獅子が守り、中には48mの八角形の仏塔を中心に沢山の仏像が祀られています。

ミャンマーの寺院の敷地内は裸足がルール。靴は入り口でお金を払って預けるかビニール袋で持ち歩ききます。上半身はキャミソールなどの肩出し、下半身も膝上は不可。ロンジーは参拝にも便利です。

ミャンマーでは、八曜日信仰で1週間それぞれの曜日ごとに(水曜日はさらに午前・午後に分かれる)仏様がいて、自分の生まれた曜日の仏様にお参りします。水をかけて願掛けをしている人も。

パゴダの中は金色で本当にきらびやかです。

 

 

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翌日、チャイティーヨー・パゴダへ。まずは麓の町までヤンゴンからバスで4〜5時間。そこからトラックに積み込まれて、パゴダとゴールデン・ロックのある頂上を目指します。このトラックがジェットコースターかというぐらいのスピードで急坂を爆走。アトラクションかと思うほどの迫力です。

頂上の山門で裸足になって更に歩くこと15分ほど。落ちそうで落ちないゴールデン・ロックが見えるはずが…。残念ながら今は補修の時期で、養生に囲われてその姿が見えません。

通常の姿は、これです!

撮影/桂川融己

 

この石に金箔を貼りに行けるのは男性のみ。

女性は外から拝むのみですが、仏様に自分の声を捧げるという意味合いのベルがたくさんかけてあったり、鐘をつくのも同様の意味だとか。鐘の音も美しくとても清々しい気持ちになる場所でした。

 

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ヤンゴンへの帰途にある『ビルマの竪琴』の舞台になった古都パゴーを訪れ、シュエモードー・パゴダにお参り。ここは地震のある地域で、1917年の大地震で崩落したというパゴダの先端部分が今も飾られています。

パゴダを時計回りに回って、ここでも自分の生まれた曜日の仏様を拝みます。ミャンマーの人々も熱心に拝んでいて、自然と敬虔な気持ちなります。この清らかな雰囲気が、ミャンマーの魅力だなと思っていたら、最後にとても素敵な出会いがありました。

ロンジーでお洒落をしてパゴダに来ていた4人のかわいい小学生達と、お参りの最中になんどか行き交ったのですが、一人が近寄って来て携帯を差し出すので、「ああ4人で写真を撮ってということね」と思ったら、なんと私と写真を撮りたいということだったのです!4人それぞれに私と自撮りしてとっても嬉しそう。ガイドさんの話では、ヤンゴンからちょっと離れた田舎では、まだそんなに外国人に会わないし、写真を一緒に撮る機会なんてあまりないそうな。

 

4人とも本当にはにかんだような笑顔がかわいくて、一気にミャンマーの人が好きになってしまったのでした。清らかで人の暖かさを感じるミャンマーに心癒された旅でした。

 

 

取材協力/ ANA  https://www.ana.co.jp/

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