HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/173300/

全米一のかわいさにときめく!イリノイの小さな町ガリーナは魅力がいっぱい

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。
旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。
日本旅行作家協会会員。
OurAgeインタビュー/人生がちょっと変わるような「気づきの旅」を届けたいはこちら

記事一覧を見る

こんにちは小野アムスデン道子です。“全米一美しい小さな町”にも選ばれたガリーナという町をご存知でしょうか?ダウンタウンに19世紀のレンガ造りの建物が並ぶイリノイ州のガリーナとイリノイ最大の町シカゴで、フォトジェニックにときめいた旅をご紹介します。

 

レトロな雰囲気の看板が飾るダウンタウンのショップ街、そこから階段で上ると小高い丘までの間には一度は住んでみたいと思うようなかわいい家が並んでいる町がガリーナ。日本から直行便で約11時間50分のシカゴから車で約3時間、列車(アムトラック)で4時間40分のところにある田舎町です。

“全米で最も美しい小さな町”の一つに選ばれたことのあるガリーナには、まるで映画のセットみたいな建物が並びます。でもここは、アメリカ第18代大統領で南北戦争の北軍将軍として有名なグラントが住んだ家が今も残る、本物の歴史的な町です。

そんなガリーナの町をこれまたかわいい赤いトロリーバスで回る「トリ・ステート トロリーツアー」。

「あれが有名なアメリカの第16代大統領リンカーンが1856年に演説した『デソトハウス』のバルコニーだよ」と地元愛たっぷりにあれこれ解説してくれます。

 

トリ・ステート トロリーツアー Tri State Trolley Tours

http://tristatetravel.com/galena-trolley-tours

 

この演説の前年、1855年にオープンした「デソトハウス」では、ビクトリア調のインテリアのホテルやレストランが今も営業しています。1階に入るルートビア(ノンアルコール炭酸飲料)専門店はいろんなラベルのルートビアを取り揃えていて、ちょうど母の日に訪れたのでこんなかわいいルートビアも。

 

デソトハウス DeSoto House

https://desotohouse.com/

 

 

デソトハウスのあるダウンタウンのメインストリートからは坂道、階段で住宅街へ。階段の途中には、目の前でマジックショーを見せるわずか24席の小さな劇場「PT マーフィー・マジックシアター」や5代続くイタリアンレスストラン「ビニー・バヌッチ」など味のあるお店が見つかります。

町にマジシャンが住んでいるなんて!レトロなガリーナならでは。

 

PT マーフィー・マジックシアター  PT Murphy Magic Theater

http://www.ptmurphy.com

 

ビニー・バヌッチ Vinny Vanucchi’s

http://www.vinnysgalena.com

 

ガリーナには、ミシシッピ川の支流であるガリーナ川が流れていますが、アイオワ州が対岸に見えるミシシッピ川もすぐ近く。雄大な川を目の前にした眺望が開けます。

ガリーナ湖を望む「イーグルリッジ・リゾート&スパ」には4つもゴルフコースがあって、レストランやスパの入ったホテルはとてもきれいなところです。

中にある「ストーンドリフト・スパ」は、約560㎡もある施設でトリートメント室10室を備えています。ハンガリーのオーガニックスキンケア「エミネンス」のアプリッコットボディオイルを使ったボディマッサージにホットストーンを使ったケアが心地よく、旅の疲れを癒してくれます(50分$135)。

 

イーグルリッジ・リゾート&スパ Eagle Ridge Resort & Spa

https://www.eagleridge.com

 

 

イリノイ州と言えば、空の玄関口でもあるシカゴが有名ですが、ちょっと郊外に出れば、こんな歴史と自然に囲まれた町があるのです。「イーグルリッジ・リゾート&スパ」では5月〜10月には、空からそんな美しい風景を眺められる気球ツアーも開催されるそうです。

 

さて、日本からガリーナに向うのには、シカゴを経由していくと思いますが、摩天楼の大都市シカゴにも絵になる風景がいっぱい。

都会的なセンスにあふれたシカゴのフォトジェニックなグルメをピックアップします。

 

まずは、高感度なシカゴのビジネスマンや女性達にも大人気のレストラン「バートン G.ザ・レストラン」。黄金のゴリラや猿のモチーフなどを使ったエキゾチックでハイスペックなインテリアがお洒落だと思っていたら、それだけではありません。料理やカクテルも驚くほど個性的。この大きなドル札と共にゴールドに包まれて出て来るチョコレートガナッシュとアイスクリームは、味も見た目もリッチでした。

バートン G.ザ・レストラン Barton G. The Restaurant

https://www.bartong.com/

 

シカゴに来たら朝食代わりに立ち寄りたい、とびきりおいしいドーナツショップが「ドゥー・ライトドーナツ&コーヒー」。メープルベーコンドーナツは絶対のおすすめ。カリカリのベーコンを甘いドーナツと一緒にほおばると、塩甘加減がたまりません。ここには珍しいグルテンフリードーナツなどもあります。

ドゥー・ライトドーナツ&コーヒー  Do-Rite Donuts & Coffee

https://www.doritedonuts.com

 

 

ミシガン湖遊覧船の発着ターミナルで、お土産探しにぴったりのショップやレストランが揃うネイビーピアにある「リバ・クラブハウス」というレストランは、店名になっている蟹や海老をはじめシーフードがご自慢。入り口のオブジェがまたかわいい。

リバ・クラブハウス Riva Crab House

https://www.rivanavypier.com

 

そして、最後に地元の人が「今、いちばんのトレンディエリアだから」というので、車で20分ほどかかるローガンスクエアへ。まず、ごく普通のビルのような入り口を開けるといきなりトロピカルなティキ風のカクテルバー「ロスト・レイク」。これでもかというぐらい盛り盛りデコレーションのカクテルですが、バーテンダーの腕は確かで、どれもおいしいです。

ロスト・レイク Lost Lake

http://www.lostlaketiki.com/

 

その後に食事に行ったレストラン「ロングマン&イーグル」は、地元素材を使った創作料理が人気。キャベツのサラダの上にこの豚の骨付き肉が突っ立ったお料理は見た目もボリュームもすごく、アメリカらしい一品でした。

ロングマン&イーグル Longman & Eagle

http://www.longmanandeagle.com/

 

 

 

ガリーナとシカゴ、それぞれに趣きは違いますが、アメリカらしさを満喫できる旅でした。

 

 

取材協力/

イリノイ州観光局 https://www.enjoyillinois.com/jp/

シカゴ観光局 https://www.choosechicago.com/jp/

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

PR
<前の記事

<前の記事
第99回/都心から1時間、温泉にバーデ そしてスパ!この充実ぶりは超穴場とは?

次の記事>

次の記事>
第101回/ずらりとベジタブル料理の並ぶ朝食で元気に! 東京駅至近の伝統のホテルがすごい

この連載の最新記事

2024年「ザギンでインド風アフタヌーンティー」がエモい!

第161回/2024年「ザギンでインド風アフタヌーンティー」がエモい!

「ザギンでシースー」ならぬザギンで天然温泉!豪華な朝ごはんで旅気分♪

第160回/「ザギンでシースー」ならぬザギンで天然温泉!豪華な朝ごはんで旅気分♪

寒さから逃れ、レッツゴー南の島!離島リゾートで遊びつくそう♪

第159回/寒さから逃れ、レッツゴー南の島!離島リゾートで遊びつくそう♪

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル